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映画と本の『たんぽぽ館』

映画と本を味わう『たんぽぽ館』。新旧ジャンルを問わず。さて、今日は何をいただきましょうか? 

トランスフォーマー

2007年08月06日 | 映画(た行)

マイケル・ベイ×スティーブン・スピルバーグということで超注目作でしたが。
見ましたねえ。
はあ、見ました・・・。
なんか、テンション低いようですが。
う~ん、映像は確かにすごかったですよ。車がロボットに変わるところ、CDプレイヤーがロボットに変わるところなどなど、面白いと思った。
でもねえ、あのロボットのそろい踏みは、どうもねえ・・・。
まあね。ロボットアニメ好きの人ならはまるかもしれないけれど・・・。
車もロボットも・・・つまりメカというのですかね、そういうのにさほど興味なしという、オバサン(つまり自分たちだっ!)は、感動すべきところがなしということか。
最期の戦闘シーンも長すぎでいやになっちゃった。
すごーくCGも撮影も大変だったろうし、気の遠くなるようなお金もかかっているのはよ~くわかるけどね。
ストーリー的にはどうですか?
ストーリーなんか、あったっけ?、といったら言い過ぎかな。
高校生の少年、サムの成長を軸にしている、ということなんですね。
まあ、そこはいいかもしれないけど、よけいロボットアニメっぽくなっちゃったなあ。
ただ、あの子は、サエない高校生ということになってるけど、レポートでお金儲けをしようとしているところとか、先生を言いくるめてBマイナスの評価をAマイナスに変えさせてしまうところとか、割と両親に対しても素直だし、そのままでもなかなか、見所あるヤツじゃん、と思ったけどね。
その、彼女ミカエラも、なかなか勇ましくて、私は好きだよ。
最近の映画のヒロインはほんとにたくましいからねえ。
映画のあちこちにユーモアが振りまかれていたのも面白かったね。
サムの両親に見つからないように大きな体を必死で隠そうとしているオートボッドたちとか。
派手な下着のセクター7捜査官とか・・・。
いっそ、ドタバタコメディを前面に出すべきだったんじゃ??
はい、質問!
な、なんなんですか?
あの、オートボッドたちは、車かロボット、どっちかにしかなれないんですか?
そんなこと、私に聞かないでよ!。それしか変身してなかったから、そうなんじゃないの?
彼らの母星でも、車に変身して移動するんですかねえ。
それにしても、あの車に対して、ロボットのほうがやたら、質量が大きいように思うのですが。
そういえばそう・・・。って、つまんないことにこだわってもしかたないよ。
「ハリーポッター」、「レミーのおいしいレストラン」に引き続き、想定外にお子様路線になってしまったですねー。

2007年/アメリカ/144分
監督:マイケル・ベイ
出演:シャイア・ラブーク、ミーガン・フォックス、レイチェル・テイラー、ジョシュ・デュアメル

「トランスフォーマー」公式サイト