なんと9刷り

　共著で講談社ブルーバックスより発売中の『新しい高校生物の教科書』がついに９刷り達成です。
　これは今までに作った本の中でも、かなり苦労したものなので、こうして息の長い売れ行きになってくれるととてもうれしいです。

　私も、名城大学や名古屋保育・福祉専門学校でも教科書に採用しております。理系ではない人や生物学にまったくはじめて触れる人にはちょっと難しいという意見もあるようですが、ともかく大雑把に生命とはなんぞやということを考えてもらいたいという意思と、きちんと読めば分かる記述という方針は貫いているつもりです。
　大学入試を目指す受験生にも、細かい受験勉強をするまえに、本書をざっと一読して生物学の考え方のエッセンスをつかむと、そのあと細かい知識が有機的につながっていくと思います。

まあ、宣伝をしているわけですが（笑）、次は記念すべき10刷りを目指したいです。