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座間味ホエールウォッチング 1回目

2009年02月11日 18時59分27秒 | 日記
 2日目の午前中はホエールウォッチング第一回目でした。
 なかなかあたりのときに行ったみたいで、クジラさんたちいろいろなアクションを見せてくれました。

 ケラマで見られるクジラは、ナガスクジラの仲間でザトウクジラです。
 ザトウクジラは世界で7番目に大きいクジラだそうですが、とても活発でさまざまな水面でのアクションを見せてくれます。



 まずはブロウ。
 クジラは哺乳類で肺呼吸ですので、ときどき水面で息をしないといけません。
 その息が、5mくらい吹き上がるんですね。



 続きまして、ペックスラップ。
 5mくらいある長いひれを水面に打ち付けます。
 このときは、オス同士の闘争状態で、おそらく他のオスに打ち付けているんじゃないかと思われます。



 つぎは、ムナビレや尾びれが見えていますね。
 3頭が競り合いながら泳いでいます。
 水中ではどうなってるんでしょう?



 顔を見せてくれました。
 案外、小さな目がかわいかったり。



 尾びれに体当たりしてますね。
 交尾集団らしく、オス同士で戦っているようです。
 勝者がメスを獲得できるのです。
 厳しい、自然の掟です。





 ちなみにザトウクジラは腹側の色が白黒入り乱れていますがさまざまになってます。
 そこで、尾びれの模様で個体識別をしています。
 冬の間の慶良間、小笠原、ハワイと夏の間のアラスカで個体識別をしていて、どの個体がどういう行動をとっているのかを調べています。

 ザトウクジラって、夏の間にアラスカの餌がいっぱいいる豊かな海でたっぷりご飯を食べて、冬の間は南の海にやってきて出産、子育てや交尾をします。往復5,000kmを毎年泳ぐなんてすごいですね。


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