MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

橋下徹市長vs.桜井誠会長の意義

2014-10-26 00:39:13 | Weblog

橋下市長VS在特会 「市長の態度悪い」「頑張れ」市役所に電話等が殺到(産経新聞) - goo ニュース
橋下大阪市長と在特会会長が「罵り合い」10分間の不毛なバトル(全文書き起こし)(弁護士ドットコム) - goo ニュース

 ヘイトスピーチ(憎悪表現)問題をめぐる、大阪市の橋下徹市長と「在日特権を許さない

市民の会」(在特会)の桜井誠会長の「話し合い」は罵り合いになってしまったが、

個人的には今回の罵り合いは橋下市長の作戦勝ちだったと思う。橋下市長の態度の

悪さに対して桜井会長が批判するのであるが、橋下市長は反発するだけで、態度を

改めることはない。これは桜井会長が朝鮮人を批判したからといって、反発こそすれ

制度が変更されることはないことのアナロジーであり、要するにヘイトスピーチなど

実質は無意味で、自分たちの品格の無さを露呈するだけなのである。だから橋下市長が

「今度の統一地方選挙でおまえ訴えたらいいじゃないか」と言う通り、地方議会議員に

なって制度を変えればいいのであるが、桜井会長は「わたし、政治に興味ないので」と

逃げている。政治に興味がないというよりも立候補しても当選する自信がないのであろう。

同時に自分の意見は日本では「マイノリティー」であることを証明してしまう。

今回、2006年8月7日のテレビ朝日の『スーパーモーニング』で亀田史郎に仕掛けた

やくみつるを思い出させた。品の悪さを敢えて披瀝できる政治家など橋下市長くらいだから

今回の「対談」は成果があったと思うのであるが、残念なことに橋下市長本人も含めて

誰もこれが在特会に対する皮肉であることに気がついていない。

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