死にゆく妻との旅路
2010年/日本
何も起こらない旅路
総合 80点
ストーリー 0点
キャスト 0点
演出 0点
ビジュアル 0点
音楽 0点
事実上、主人公の清水久典を演じる三浦友和とその妻ひとみを演じる石田ゆり子による2人芝居である。
冒頭のシーンは意外とインパクトがある。石川県七尾市で小さな縫製工場を営む清水久典が、バブル崩壊の煽りで経営が傾き、4千万円の借金を抱え込んでしまうのであるが、何と清水は三ヶ月間、行方をくらませている間に、フィリピンの女性を愛人にして彼女がAVに出演するギャラで借金を返済するという話し合いをつけていたのであるが、結局、清水は良心に負けて家に戻ってくるのである。
その後、清水は妻を連れて青いワゴン車で旅に出る。妻の体は確実にガンに蝕まれていくのであるが、まるで何事も起こっていないかのように姫路城、鳥取砂丘、明石海峡大橋、三保の松原、富士山などの観光地を巡ることで清水は気を紛らわせながら平時を装う。この‘何も起こさない’演出が冴えている。
間もなく妻は亡くなり、清水は保護責任者遺棄致死で警察に逮捕され、数日後に娘の沙織が迎えに来て釈放される。この後のラストシーンもインパクトがあるのだが、警察署内に置かれていた自身の青いワゴン車を見つけた清水は、車内を見回して妻がいない現実を目の当たりにして、車内に閉じこもって慟哭するのであるが、沙織がワゴン車の窓ガラスを石で割って、清水をワゴン車から引きずり出すのである。つまり男というものはなかなか現実を正視できず、いつも遅れて現実を認識する哀しい生き物なのである。
しかし結局、ほとんど何も起こらないこの作品で印象に残るものは石田ゆりこの美しさだけである。もちろん悪いことではない。
AKB総選挙、総投票数は116万6千票(読売新聞) - goo ニュース
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13日付のオリコンの週間ランキングによると、投票券が封入されたAKBの最新シングル
「Everyday、カチューシャ」の売り上げは、145万3123枚であるのに対して、9日に
行われた「AKB48 22ndシングル 選抜総選挙」の総投票数が116万6145票だった
ということは、約30万票も“棄権”されたということになる。1位になった前田敦子でさえ
獲得票数は13万9892票であることを思うと、この投票されなかった30万票の意味は
投票したいと思う人がいないという意味になりはしないのだろうか 不思議なことは
他にもある。株式会社セレスが運営するモッピーラボで5月27日~30日に行なった
アンケートによるとメンバー別の人気では、板野友美が16.9パーセントで1位になった
のであるが、実際の選抜総選挙の結果は前回の4位から今回の8位と大きくランクを
下げてしまっているのである。いかなる選挙においてもなかなか票は読めないのである。