小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 ~世間に転がる意味不明 スーパークールビズは革命なんだな (日経ビジネスオンライン) - goo ニュース
全くスーパークールビズとは関係のない話なのであるが、記事の中の「でなきゃ、じきに
やめるつもりでいる半端者。窓際のトッド・ラングレン」という言葉が気になった。これは
正確に言うならば小田嶋隆の言葉ではなくて、小田嶋が話している相手の言葉であるが、
“窓際のトッド・ラングレン”が、私の知るロックミュージシャンのトッド・ラングレン(Todd
Rundgren)であるならば、トッド・ラングレンが今や“半端者”として認識されていると
いうことに驚かされた。決してメジャーなミュージシャンではないが、1985年にリリース
された、彼の声を多重録音で制作した『ア・カペラ(A Cappella)』は誰にも真似ができない
傑作であるし、彼が結成したユートピア(Utopia)が1985年にリリースした『POV』も
間違いなく傑作であるはずで、プロデューサーの仕事も勘案するならば切りが無くなる。
そんなトッド・ラングレンが今や“半端者”だなんて、とても私は認めることはできない。