ケンのブログ

日々の雑感や日記

一月二十八日

2018年01月28日 | 日記
曇りでかなり寒い。
ときおり雪も舞っていた。
隣町の青少年センターは上着を着込んだ子が多かった。
ここは階段が吹き抜けになっていて暖房効率が悪いから
自衛しなければならない。
女の子がどんな防寒対策をとっているのかというのを見ると
とても参考になる。
膝の上にユニクロのヒートテックマフラーを広げてかけると
かなり暖かかった。
ところで村木厚子さんという方がいらっしゃる。
厚生労働省で四人目の女性局長になられた方だ。
東大卒が多い中央省庁で高知大卒の村木さんは
そんなにある例ではないのだという。
それはそうだろうなと思う。
東大とかそれに準ずる入試レベルの大学卒の方と
いっしょにやっていって局長を勤められるというのは
きっとすごいことなのだろうなと想像する。
この方過去に、虚偽公文書作成の疑いで
あらぬ罪を着せられそうになったことがある。
僕が読んでいる全国紙に今この方の談話が
コラムとして連載されている。
昨日のものを読んでいたらこんなことが書いてあった。
まず検察の取り調べは起訴するという結論ありきの
取り調べたったという。
服を全部脱いで身体検査までされたという。
ここからが引用になるのだけれどこのように書いてあった。

取り調べの最中怒りの沸点の高い私が心底怒って
抗議したことがあります。
「執行猶予がつけば大した罪ではない」そう言われたときのことです。
えーっ。それって有罪と認めると言うことですよね。
今まで公務員として30年間築きあげてきた信頼はどうなるのか。
こんな罪を認めるくらいなら、恋に狂って男を刺した方がまだましです。

恋に狂って男を刺した方がまだまし。
というくだりを読んだときは驚いてしまった。
すごいかただなと。
文脈がちょっとコミカルに踊り出すような感じの場面なので
明るくはあるのだけれど、やっぱりなんとも言えない迫力がある。
最初はすごいなと思っていたのだけれど
このくだりを何度も反芻して読んでいるうちに
目にうっすらと涙がにじんできた。
本当に一途な方なんだろうなと思って。
深刻な場面をコミカルに語る能力にもまた驚いてしまう。
本当に女の人の思いには勝てないなと思うことが最近時々ある。
相撲の方は栃の心、優勝してよかったなと改めて思う。
うれしいです。調子はよかったけれど優勝すると思ってなかった。
10日目過ぎた頃からドキドキしました。
親方のいうこと聞いて頑張ります。
そんな栃の心の優勝インタビューの言葉を聞いていると
簡単で飾らない言葉で思いを伝える。
そんな言葉の原点に立ち返ったような気持ちになる。

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