ケンのブログ

日々の雑感や日記

一月二十七日

2018年01月27日 | 日記
雪が少しふっていたけれどしばらくしてやんだ。
昼間の寒さは昨日よりましなような気がする。
でも寒いかなと思う。
隣町の駅前の喫茶店に入る。
暖房がよく効いていて帽子とマフラーとブルゾンとベスト二枚を
脱いでTシャツとカッターシャツだけになってもまだ暑い。
この季節まさかTシャツ一枚はちょっと変にみえるかなと思って我慢した。
暖房が効きすぎかもしれない。
隣の席の男の人が携帯でハンズフリーで通話をしながら
ノートパソコンを打っている。
「あそこの店舗はあいつに兼任させたらどうや」
「もっと稼働率をあけなあかんやん」
「時間のシフトをうまいこと組まな」
「売り上げに対するリスクも考えんとな」
「新規の開拓もせなあかんやん」
という言葉が聞こえてくるのでいろんなお店、あるいは教室を
出している会社の経営者ないしは偉い人かもしれないと思う。
会話の全体が聞きとれるわけではないのだけれど
決め台詞のところでは声がでかくなるので
だいたいどんな話かわかってしまう。
キーワードをつなげればだいたいこんなことだろうなと。
見た感じ僕より10才くらい年下に見えるのに
すごいやり手の人だなと思う。
僕は自分の人生でこういう役回りをやったことがない。
むしろこういう人のついてまわりだけをやって来たような気がする。
まあ、人生いろいろだなと思う。
しかし会社の偉い人は会議にでてばかりいたり
電話をしてばかりいたりしがちなならいでずっと
絶え間なく電話で話をしながらパソコンを打っておられる。
二つのことがうまく同時並行でできる方だなと思う。
僕はそれが苦手なのでいろいろ苦労してきた。
しかし、この方にとっては喫茶店が会社のオフィスと化している。
これもこれからの仕事のありかたのひとつなのだろうかと思う。
もっともその方は午後一時になると喫茶店を出ていかれたので
昼休みの間も仕事をしておられたのかもしれない。
しかし、人が稼働するという言葉を聞くと経営という
文脈の中では人はほとんど物扱いだなと思う。
そういう状況をあるいはマルクスが疎外と言ったのかもしれない。
栃の心の優勝見事だなと思う。
本当に素晴らしい。見事な力相撲だなと思う。
NHKのインタビュールームで話をする栃の心をみて
少しうるうるきてしまった。
膝の怪我で幕下まで落ちたのにやはりすごいなと思う。
豪栄道に続き鶴竜まで立ち会いまわし狙いで行って
胸ががらあきになったところを高安につけこまれて負けた感じだ。
本当に最近は離れて取る相撲が多くなっているけれど
へたににまわし狙いでいくと相手につけこまれてしまう時代なのかな
と思ってしまう。
ここからは白鵬ファンの僕の愚痴のようなものだけれど
白鵬もかちあげ、張り手は品格がない、横綱は受けて立つべき
というようなことを言われて、きっと気にしていたのだと思う。
張り手、かちあげを封印すれば白鵬の基本も
まわし狙いだと思う。
それでつけこまれるとすれば、今の時代に
かちあげ、張り手は品格がない、受けて立つべきと言うのは
4番バッターはピッチャーの球を2ストライクまで
受けてから打って出るべき、それが4番の品格。
といっているのと同じようなことに思えてくる。
それは、白鵬が張り手、かちあげを封印した立ち会いを
完成させてそれで優勝してくれれば僕としてはそれが理想なのだけれど、、、。

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