The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

エロディウム・キクタリウム Erodium cicutarium

2022-11-17 10:52:52 | ポルトガルの野の花

フウロソウ科、Geraniaceae、オランダフウロ属、ヨーロッパ~西アジア原産の一年草、

学名:Erodium cicutarium、

和名:オランダフウロ(和蘭風露)

英名:Stork's-bill、Oval Heron’s Bill、Alfilaria、Red-stemmed Filaree、Pin Clover、Pin Grass、Wild Musk、Common Storksbill、

葡名:Bico-de-cegonha; Repimpim 、

2014年7月31日、10月11日、23日、12月15日、2015年1月13日、27日、2018年5月1日、9日、2020年6月9日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、

 

エロディウム・キクタリウム Erodium cicutarium の花。

 

海岸の砂丘や草原、道ばたなどに生え、高さは15~45センチになる。葉は2~3回羽状複葉で、小葉は細かく分裂。

 

2月から5月ごろ、小さな藤色の5弁花を咲かせる。花後、花柱は5センチほどに伸びる。

 

英名、葡名の由来は種子が尖っていてコウノトリのくちばしの形を連想させるからだという。ヨーロッパやアフリカ、西アジアに分布。

 

エロディウム・キクタリウム Erodium cicutarium でした。

©2022  MUZVIT

 

(GKZ植物事典より)和名は学名の音読みから。属名は、ギリシャ語の erodios(=アオサギ)を語源とし、種子の形状がアオサギの嘴に似ていることから。種小名は、「ドクゼリ属(Cicuta)に似た葉の」の意。

エロディム・キクタリウムはフウロソウ科の多年草である。本種は、原産地の項に記したかなり広い地位に分布し、概して比較的乾燥した牧草地や砂地に自生する野草である。草丈は10~15㎝程度で、茎は地を横走しやがて斜上し、上部で良く分枝をする。茎の周囲に葉白色の細毛が覆い、先端部は概して赤味を帯びている。葉は長さ5~18㎝程度の楕円状であるが、5~12個に深裂し、茎に互生する。7~10月頃、長い花茎の先に桃紫色で5弁の花をつける。花径は1~1,5㎝程度で、花弁の基部では濃色となることが多い。本種の種子の先端部には特殊な螺旋構造の付着物があり、地面が湿り気を帯びると地中に突き刺さるようになっている。(GKZ植物事典より)

 

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