マメ科、Fabaceae、シャジクソウ属、ヨーロッパ原産、一年草、
学名:Trifolium campestre、
和名:クスダマツメクサ(くす玉詰草)、ホップツメクサ、
英名:Large hop clover、Hop trefoil、Field clover、Low hop clover、
葡名:Trevão、Trevo-amarelo、
2010年4月15日、ポルトガル、エストレマドゥーラ地方で、2014年4月27日、2015年5月5日、2016年2月16日、6月9日、2018年5月1日、3日、5日、7日、10日、12日、23日、25日、28日、コスタ・アズール地方で、2018年5月15日、アレンテージョ地方で、2018年6月20日、ベイラ地方で撮影、
トリフォリウム・カンペストレ Trifolium campestre の花。
和名は花序が薬玉のように見えることから。また、受粉後に花弁が大きくなり、ホップの雌花に似ていることからホップツメクサともいう。
赤土の山道にも咲いている。
花と果実。
トリフォリウム・カンペストレ Trifoliumc ampestre でした。
©2020 MUZVIT
(GKZ植物事典より)和名は、花姿から。別名に見られる hop とはアサ科のセイヨウカラハナソウのことで、花姿がその雌花に似ていることから。属名は、「三葉の」の意。種小名は「原野生の」の意。
クスダマツメクサはマメ科の1年草である。か細い茎を持ちジザグザグ状に立ち上がり、草丈は50㎝程度となる。茎は途中で良く分枝をする。葉は3出複葉で茎に互生する。小葉は長さ5~15㎜程度、幅5~8㎜程度の卵形~楕円形で上半部の縁部には鋸歯を持ち、基部に近い縁部は全縁となる。6~8月頃、茎頂に穂状花序を出し、黄色い小花を多数(20~40個程度)つける。花は径5㎜前後程度の蝶形花であるが、やがて褐色へと変化する。花後には長さ3㎜程度の莢果をつけ1個の種子を内包する。 本種は、現在、世界各地で帰化状態にあり、我が国も例外では無く、昭和18年(1943)に横浜市で発見され、現在では国内各地で野生化していることが報告されている。(GKZ植物事典より)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます