シソ科、Lamiaceae、イヌゴマ(スタキス)属、西アジア~ヨーロッパ~北アフリカ、地中海沿岸地域原産、宿根多年草、薬用、
学名:Stachys recta、
英名:Perennial Yellow Woundwort、Stiff Hedgenettle、
仏名:Epiaire droite、 独名:Aufrechter Ziest、
2009年6月13日、2010年4月29日、2013年4月29日、2015年4月29日、5月5日、2016年6月9日、2018年5月23日、28日、2020年5月28日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、
スタキス・レクタ Stachys recta の花。日当たりの良い草地や岩場の海抜0mから2,100mの広範囲で確認されている。
花の長さは2cm程で草丈は20~50cm程になるハーブの仲間。種小名の Recta=Rectita は跳ね返る。後ろに曲がるの意。
ヨーロッパからコーカサスと小アジアまで広範囲に生息。乾いた草原や、岩が多い山腹を好む。(wikipedia)
牧場の脇、赤土の崖に咲く。大西洋を望む台地で撮影。スタキス・レクタ Stachys recta でした。
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(GKZ植物事典より) 和名は学名の音読みから。属名は、ギリシャ語の stachius(=耳or穂状花)に由来している。種小名は「直立した」の意。
スタキス・レクタは、シソ科の多年草である。地下の根は木質化し、茎は直立する。茎は方形で、上部で分枝する場合もあれば単独の場合もある。茎の稜上には白色の長細毛が見られる。草丈は20~40㎝程度となる。葉は長さ3~5㎝、幅0.5~2㎝程度の卵形~楕円状卵形で、縁部には鋸歯があり、先端部は円頭で、基部は心形となり、茎に対生する。葉の縁部には、白色の長細毛が多く見られる。4~8月頃、茎頂ならびに枝先に長い総状花序を出し、シソ科特有の唇形花を多数つける。花は長さ2㎝程度の白花で、下唇弁は大きく前方に突き出るか下垂する。花の喉部には紫褐色の模様が入る。本種は虫媒花であり昆虫たちの媒介によって受粉する。花後の果実は長さ2㎜程度で、丸くて褐色、表面は平滑である。 (GKZ植物事典より)
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