マメ科、Fabaceae、イガマメ(オノブリキス)属、中央アジア~ヨーロッパ原産、ユーラシア大陸に分布、多年草、
学名:Onobrychis viciifolia、
和名:イガマメ、セインフォイン、
英名:Sativa、Common Sainfoin、葡名:Senfeno、Esparzeta、
2011年3月、2020年3月5日、ポルトガル、アルガルベ地方で撮影、
オノブリキス・ヴィキイフォリア Onobrychis viciifolia の花。花房の直径は3cmほど。草丈は20~70cmほどだが茎は地を這って時として地面から直接生えている様に見える。
乾燥した牧草地や草地、沿道などに自生。この花から採れる蜂蜜は上質とされている。
葉は互生、7-14枚の奇数羽状複葉で、狭い長楕円形の小葉がつく。小葉は卵形で茎は枝分かれする。茎頂に総状花序をだし、小さな赤紫色で濃い筋の入った蝶形花を咲かせ、花は円錐形になる。
牧草になり、飼料作物やミツバチの蜜源として栽培されている。種は6-8mmの卵形で、豆の莢には独特の鋸歯がある。
オノブリキス・ヴィキイフォリア Onobrychis viciifolia でした。
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(GKZ植物事典より) 和名は、豆果の毬状突起があることから。属名は、ギリシャ語の ass(=お尻)と brycho(=貪欲に食べる)の合成語から。飼料用植物として最適であることを示している。種小名は「ソラマメ属のような葉の」の意。
イガマメはマメ科の多年草である。本種は、原産地の項に記した地の日当たりが良く比較的乾燥した草原に自生の見られる野草である。草丈は30~70㎝程度 となる。茎は斜上~直立する。葉は奇数羽状複葉で茎に互生する。小葉は11~21個の狭楕円状となる。6~8月頃、茎頂に総状花序を出し、青紫色で、濃色 の条紋の入った蝶形花を多数(20~50個)つける。花後の果実は円盤形の莢果で周囲に刺状突起があり、1個の種子を内包する。(GKZ植物事典より)
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