アヤメ科、Iridaceae、アイリス属、サウジアラビア~イエメン原産の多年草、
学名:Iris albicans、
和名:イリス・アルビカンス、
英名:Cemetery Iris、White Cemetery Iris、 White Flag Iris、
葡名:Lirio-branco、Lirio-de-Florença、Lirio-florentinoLirio-silvestre、
2011年2月、ポルトガル、アルガルベ地方で、2014年3月24日、コスタ・アズール地方で撮影、
イリス・アルビカンス Iris albicans の花。花の大きさは7センチほど。草丈は30センチほど。ポルトガルでは12月下旬から咲き始める。
種小名の albicans は白いの意。英名の Cemetery Iris は墓地に植えられたことから。
iris とは,ギリシア神話の虹の女神。虹彩の色は人種によって様々であることに由来。(解剖学的には,虹彩 iris のエッジに囲まれた部分を指す。)瞳孔の色は,どの人種でも黒(色素上皮の色)(山口大学医学部サイトより)
イリス・アルビカンス Iris albicans でした。
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(GKZ植物事典より) 和名は学名の音読みから。属名はギリシア語の iris(=虹)の意から。種小名は「白っぽい」の意。
イリス・アルビカンスはアヤメ科の多年草である。草丈は30~60㎝程度となる。葉は、幅の広い剣形で、葉色は灰緑色となる。2~3月頃、茎上部に総状花序を出し、径7㎝程度で白色の花を1~3個程度つける。本種は、結実をせず、地下の鱗茎により繁殖をする。本種は、最も古くから栽培されたアヤメ属の植物であると言われている。本種の原産地は、イエーメンやサウジアラビアであるが、イスラム圏では、墓地に植えられてきた。そのために、イスラム教徒の移動や移住により、欧米各国に持ち込まれている。現在は、欧米では帰化状態にある。(GKZ植物事典より)
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