The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

ジャシオネ・モンタナ Jasione montana

2022-04-19 10:03:56 | ポルトガルの野の花

キキョウ科、Campanulaceae、ジャシオネ属、小アジア~ヨーロッパ原産、多年草、

学名:Jasione montana、異名:Jasione jancae、

和名:シープスビット、ヤシオーネ・ラエウィス、

英名:Sheep’s-bit 、Sheep’s bit Scabious、葡名:Baton-azul 、Botão-azul、

2009年6月、2016年6月16日、7月17日、2017年5月23日、7月12日、2018年6月20日、ポルトガル、ベイラ地方で、2014年6月10日、10月23日、2015年5月7日、23日、アレンテージョ地方で撮影、

 

ジャシオネ・モンタナ Jasione montana の花。草丈は30~50cmほど。

 

未だ咲き始めの若い花。濃色の花。白から紫まで色の濃淡がある。

 

全体に毛が多く、葉は長楕円形~披針形。種小名のモンタナは山岳地の意。標高1900mの高山から低地にも自生。

 

花は茎頂に密集した頭状につき、径5~30mmで薄青色。

 

草原や牧場の道路脇などに群生。ジャシオネ・モンタナ Jasione montana でした。  

©2022  MUZVIT

 

(GKZ植物事典より) 和名は、学名の音読みから。属名は、本種のギリシャ名から。種小名は「平滑な」の意。

ヤシオーネ・ラエウィスはキキョウ科の多年草である。本種は、原産地の項に記した地で、概して丘陵地の岩が露出しているような場所に自生する野草である。草丈は、20~30㎝程度、或いはそれ以上となる。葉は、幅3~4㎜程度の狭楕円状で、縁部は緩やかに波を打ち、先端部は尖り、茎に互生する。5~8月頃、茎上部に円錐花序を出し、長い花柄の先に径2,5~4㎝程度で淡青色の花をつける。花は、花冠の径15~25㎜程度の筒状花の集まりで、その数100個以上が傘状となっている。(GKZ植物事典より)

 

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