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山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

斑入りのスミレ

2010-04-20 19:00:06 | 植物
 龍山の森林散策会でいくつかのスミレに会いました。
 そのうちの一つに葉に白い斑入りのスミレがちらほら咲いていました。
 「フイリフモトスミレ」と思われます。
 白を基調とした花に、葉の裏が紫色であるのが特徴です。

 スミレの同定はなかなか難しいのですが、山野草に詳しいみっちゃんが「フモトスミレですね」と言ってくれたので、きっとまちがいないでしょう。
 なかなかすぐに会えないスミレですよ。
 散策の醍醐味は、こうした思わぬ出会いに遭遇することですね。
 人間の出会いと似ていますね。
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天ぷらづくし

2010-04-19 22:19:57 | 食彩・山菜・きのこ
きょうもわが畑で採れた山菜・野草の天ぷらで昼食です。
 セリ・ヨモギ・タラノメに、いただいたヤマウドです。

 山菜を食べ過ぎると舌が痺れてくるのです。
 それだけはならないように食材のバランスを考えなくちゃーね。
 
 きょうだけで、ボランティア仲間からのいただきものが集中しました。
 樹木では、クロモジ・サンショウ。山菜では、ヤブレガサ・タケノコ・ヤマウド・オランダガラシ。
 野菜では、サラダ菜・ヤーコン。
 じつに多彩です。豊かです。あらためて、仲間のネットワークのありがたさを痛感しております。
 おかげで、夕飯はとなりの師匠と焚き火を囲みながら、焼酎とともにタケノコ・ヤマウドなどをいただきました。
 仲間に乾杯。感謝。ありがたや、ありがたや。
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なんと高山植物が

2010-04-18 18:46:03 | 植物
 きょう、浜松市内の龍山の森林散策会に参加してきました。
 そこで出会った衝撃の植物は、「イワカガミ」でした。
 名前の通り、岩場にしっかり張り付いていました。
 高山植物として知られるイワカガミにここで出会うとはなんとラッキー。
 しかも、何箇所も群落が見られたのでした。
 セニョール氏によれば、それは「ヤマイワカガミ」という種類だそうな。

 さらにまた、「アマチャ」の群落が豊富でした。葉をしばらく咬んでみると、ステビアの葉と同じような甘さが伝わってきました。なーるほど。
 
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ヤマカンピョウつまりウルイつまり

2010-04-17 21:14:36 | 食彩・山菜・きのこ
 道草山にオオバギボウシ(ユリ科)の若葉が出てきました。
 これは別名「ウルイ」と言われ、スーパーでも売られています。
 とくに、根っこの白い部分がぬめりや甘さがあり、汁物や和え物が美味です。
 生でも食べられると言うので初めて挑戦しましょう。

 また、長野では干して保存食としても活用したそうで、「ヤマカンピョウ」という別名もあるようです。
 高山帯で出会うギボウシの花はとても美しく、食べるのはもったいないですね。
 というより、花を見ればほとんどの人が知っているくらいポピュラーで、「それなら自分の家の庭にあるよ」という代物です。それを食べちゃうというんですから、ねー!!??
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初収穫 アスパラガス

2010-04-16 20:42:32 | 農作業・野菜
 昨年、苗を植えていたアスパラガスがぐーーんと伸びていました。
 初めての収穫です。

 実生のアスパラガスも植えているのですが、細すぎて頼りなく、3年後でないと収穫できないと聞いていたので、アスパラ全体にあまり注意深く見ていなかったのです。
 それがゼンマイ病が直らない和宮が大発見しました。ふだんは、袋に囲われたなかにあるのです。紫色が1本、緑色が2本でした。

 ちなみに、アスパラガスは、ユリ科でした。西欧では紀元前から栽培されていたそうですが、日本には、観賞用として江戸時代に渡来したそうです。

 てっぺんのタラノメも、この三日間でぐーんと伸びてきて、これもきょう初めて収穫となりました。さっそく、天ぷらにして、うどんといっしょにいただきました。うなりながら何本食べたことでしょう。それは秘密だよ。
 近所の製材所にも、オガクズや薪のお礼に袋いっぱいのタラノメを持って行きました。
 側芽のタラノメが出てきたら、タラノメパーティーをやりたいと思っています。
 つまり、焚き火研究会第3弾の例会です。

 
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山を薄紫に咲く

2010-04-15 09:07:00 | 植物
 道草山はうっすらと「ムラサキケマン」(ケマンソウ科)の紫をいっせいに塗りこんでいます。
 よく見るとなかなか華やかな花です。
 しかし、ムラサキケマンは毒草なのです。誤食すると嘔吐・呼吸麻痺にもなるといいます。
 これを食草とするウスバシロチョウがいるそうですが、もちろんこの蝶も有毒ですよ。
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山里を泳ぐ鯉に春の風

2010-04-14 16:51:25 | 風景
 小さな山里に鯉が13匹青空を泳いでいます。
 わが集落で18年ぶりに男の子が生まれたのです。
 男の子の名前を染め抜いた見事なのぼりが2本に、鯉がどんどん増えて13匹になりました。柱は自分の山の杉の木を伐ってきて、近所の人の協力で設営されました。

 集落の存続のためにも子どもの誕生は大きな意味を持ちます。
 あちこちの集落でときおりこの勇壮な鯉幟が茶畑を泳いでいます。
 都会ではなかなかこれほどの規模では見られません。
 いのちの誕生がその家だけでなく、地域からも祝福される、そんなスケールを感じさせてくれます。子どもの虐待や放置が深刻になってきている昨今、この山里の伸びやかな鯉幟から学ぶものがあるように思いました。 
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見っけ !! ヤブレガサ

2010-04-13 19:42:20 | 食彩・山菜・きのこ
 帰りの国道でわずかながら「ヤブレガサ」(キク科)の群落を初めて発見しました。
 この姿を見たら忘れられませんね。
 車から降りてさっそく若葉を少しだけいただきました。
 もちろん、夕飯のうどん汁に入れさせていただきました。
 モミジガサより苦味がソフトな感じがしました。
  山里の恵みはありがたいですね。
  春を胃袋で感じるって、サイコーです。
 会いたかったキミにやっと出会えた今年の春でした。
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ゼンマイ意気盛ん

2010-04-12 08:54:37 | 農作業・野菜
 ゼンマイが再びあちこちで出てきました。
 したがって、ゼンマイ中毒患者の和宮は、山の急斜面や藪に突入してゼンマイ採りに夢中です。
 そして、ゼンマイの綿毛を取り、自分で焚き火をおこして茹で、ござの上に天日干しをしては幾度か揉んでは乾かしと、手を休ませませることはありません。

 地元の人はほとんどゼンマイを採ることはしなくなったそうです。
 今月は山菜と野草のおかげで出費が抑えられそうです。
 収入は年金だけなのでとても助かります。中毒患者に感謝。
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晩春のヤマブキ

2010-04-11 22:53:56 | 植物
 山の国道を車で走っていると、道路のあちこちの側壁や山麓には見事な「ヤマブキ」(バラ科)が目に飛び込んできます。
 ヤマブキ色と言われるくらいの鮮やかな色彩です(画像でははっきり反映されていませんが)。
 花は一重でありながら、この自己主張の強烈さは何なのだろうと思いながら車を運転しています。
 以前庭にあったヤエヤマブキをしのぐ存在感ではないかと、いまにして発見した思いです。

 名前の由来は、しだれた枝が風になびく様子の「山振」がなまって「山吹」となったと言われております。
 この花の原色の鮮やかさは、中国原産と聞いてなるほどと納得してしまいましたが、いかがでしょうか。
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