畑で発見した黒い仮面の幼虫を発見。
尻尾の感じはどこかで見ていた気がしたが、顔面がブラックとは。
一体何者だろうか。
成虫は、木陰でときどき見られる地味な「コノマチョウ」だった。
「翅の先端がかっこいいな」とかねがね思っていたが、オイラと同じようにとてもシャイなのだ。(成虫画像はweb「昆虫エクスプローラ」より)
また、どぎつい色と棘を持つ「ツマグロヒョウモン」の幼虫は、毎年のように出会えるのがうれしい。(成虫画像はweb「昆虫エクスプローラ」より)
シジミチョウくらいの小ささだけど、模様が斬新な蛾を発見。
よく見ると女王様が踊っているような姿だ。
名前は「シロオビノメイガ」(ツトガ科)というが、ホウレンソウの好きな害虫でもある。畑にはほうれん草は今はないが、雑草のアカザを食べているようだ。
畑と雑草の世界は、こんなにも豊かな昆虫がいつの間にか生息している。
生産だけの農家だとこんな多様な世界を見る余裕がなくなってしまうに違いない。