高速道路を遡上して川崎宿に向かう。
しかし、二つの事故のためにしっかり渋滞にはまる。
富士山もうつろな表情しか見せない。
何十年ぶりだろうか、8時間ほど缶詰にされる。
暇なので、興味のない自動車だがそのロゴマークを改めて見ることにする。
圧倒的に7割は「トヨタ」車だった。
目撃した 「トヨタ」「ホンダ」「スズキ」「マツダ」は、みんな創立者の名前にちなんだ頭文字のロゴマーク。
目撃した外国車は、「アウディ」「BMW」「フォルクスワーゲン」「メルセデスベンツ」のドイツ車が圧倒的だった。
「アウディ」の4つの輪は、4者が合体して創立した姿を表現。
「BMW」は、「バイエルン地方のエンジン工場」という意味の頭文字。バイエルン州の青い空と白い雲のカラーと、回転する飛行機のプロペラとを表現しているという。
「フォルクスワーゲン」の頭文字「V」と「W」は、「国民の車」の意味。
「メルセデスベンツ」の名前の由来は、同社の富豪ディーラーの娘の名前で、星マークの三つは陸海空を示すという。
というわけで、渋滞の中で見られた狭い空間ながら、外国車はドイツが圧倒的だった。
ただし、1台だけイタリアのフィアットに買収された「アバルト」社の車を発見。
サソリマークが忘れられない。
これで今後、渋滞に出くわしても楽しく過ごすことができそうな気がする。