山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

地味過ぎる蛾にスポットを

2024-07-31 23:55:15 | 生き物

 酷暑の夜にわが部屋の貧しい灯火にやってくる蛾が元気がいい。比較的大き目の「ウスバミスジエダシャク」が灯火を賛美する踊りを繰り広げる。夕飯時にゴミを散らすこともあるのでははなはだ迷惑になる。それで捕縛の対象ともなる。似た仲間に、「オオバナミガタエダシャク」というものもあり、同定が難しい。個体差も多いようでここではまずは総合的に「ウスバミスジエダシャク」ということにしてもらう。

 

 こちらも、模様がわかりにくい。とりあえず、「ミスジツマキリエダシャク」だろうとしておく。厳密にこだわる人にはとんでもないだろうが、オラは専門家ではないのでこんな蛾が迷いこんできたぞなーということで勘弁してもらいたい。短時間にもかかわらず、シャクガ科以外の蛾もわが灯火に来ていたが、体操やバスケットなどのパリオリンピック関係で時間がとれず、いずれデビューしてもらうつもりだ。

 

 エダシャクの仲間が多く飛来してくる。こちらの「マダラシロエダシャク」の模様ははっきりしているので同定はやりやすい。ただし、仲間にはこれに黄色が混じっていたりして多彩なのだ。それにしても、シャクトリムシにもお洒落な美系ファッションの仲間もいるが、じつに多様であるのがわかった。

 先日、近くのハンターの話によれば、最近は蛾が少なくなってきたという。昆虫の中で多数派の蛾は絶好の餌ともなっているので、その現象は自然のサイクルに開発の瑕疵ができてきたとも言える。その意味でも、地味で目立たない蛾であっても存在の意味があるというものだ。

 なお、上記の蛾の同定に不正確さや間違いがあると思えますので、素人向けにゆるりとコメントしていただければ幸いです。

  

 

 

 

 

 

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