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山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

フェンスを倒して進軍かー!!

2022-08-06 19:44:33 | できごと・事件

 ついにその時が来た。せっかく作った防獣フェンスを倒してシカが許可もなくバタフライガーデンに侵入したのだった。以前は小さな穴をかみ切った所から侵入があったので、シカというよりアナグマではないかと当局は推測していたところだった。今回は支柱が古い竹だったせいか折れていた。力による現状変更は許さないというのが我が国に立場だが、わが家もそれに沿っている。

           

 さいわいなことに大きな被害はなかった。自然に生えてきた何本かの「ノリウツギ」の葉が食べられていた。イノシシのように破壊的な現状変更はなかったのでホッとしている。とはいえ、購入した大切な樹木や草本への被害も今後考えられるので、フェンスの修復を急いだ。やるべきことが山ほどあるのに、なんてこった、予定していたスケジュールがまたまた遅れてしまった。

        

 画像ではわかりにくいが、けっこう急斜面で地盤も軟弱だった。とりあえず、ポールを4本持ってきて補強する。さらに、「未来プラン社」が扱っている害獣忌避剤「撃退パンチ」を二か所縛り付ける。侵入場所はいちばん奥の暗い所だった。犯人の心理としては人目のつかない所を狙ったのかもしれない。

      

 今思えば、前兆があった。フェンスを越してはみ出た冬瓜の葉をことごとく食べられていたし、大事にしている桜の若葉も食べられていた。前から付けておいた忌避剤「撃退パンチ」は最初とても効果あったが、ひと月以上経っていた現在効き目がなくなっていたようだった。そのためすぐ、新しいのに取り換える。

          

 同時に、ブルーベリーの若葉も食べられるので「撃退パンチ」を設置する。ただし、カラスか野鳥だろうか、その忌避剤を突っつく輩がいる。好んで食べた形跡はないが、突っつかれたことで中身が半分くらいこぼれてしまったのが15件中3件くらいあった。高さ的にはタヌキなどの小動物はその犯人とは考えられない。

 いやはや、ロシアの18世紀的なウクライナへの残虐な侵攻からみれば、こんな些事は可愛いもんだ。世界の歴史は後戻りしている実態がある。地球への負荷も限度を超えている。人類は何に向かって協働していくべきか、あらためて歴史から学ばなければならない地点にもどった。

コメント
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