和宮様のご令嬢からウナギが届いた。なにしろ、ウナギというものを買うほどの資産がないのでつい和宮さまのご相伴にあずかる。和宮様の誕生日祝いに送られたものだった。「土用丑の日」は、だいたい7月19日から8月7日ごろだが、それを提案したのは平賀源内という説がある。俗説で真偽は定かではない。
まずはシンプルにご飯の上に乗せてタレをかけて食べてみた。最近は養殖が出回り値段は少し下がったものの国産はまだ2千円台だ。モンドセレクション最高金賞を受賞した静岡の大五うなぎ工房からの出荷だった。さっそくいただいて日本の食文化の極みを堪能することができた。とくに秘伝のタレはウナギがなくても旨かったと思われた。姫君さまに会ってお礼の言葉を捧げたいがコロナの壁がざっくりとあるのが残念だ。