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山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

「線状降水帯」がズレてくれた

2019-07-04 21:24:58 | できごと・事件

 朝起きても強い大雨は止まない。そのうちに、小学校の通学が自宅待機になったという放送もあり、近くの県道も通行止めとなった。

 お昼過ぎには出かける予定もあった。予報を見ても、いま九州を襲っている「線状降水帯」の記録的な大雨が近づいてくる。すると、10時すぎに雨の音が静かになる。どうやら、線状降水帯が太平洋側にズレてくれたようだ。

 天竜奥にある秋葉ダムを見る機会があった。すべての放水門6門が明け放されていた。ふだんは1門か閉鎖かが通常だ。

 

 全門が開門していると迫力がある。自動車が翻弄されるおもちゃのようにさえ見える。いつもなら川の両側に砂利が見えるのにきょうは全く見えない。「線状降水帯」の連続する積乱雲がわが地方を直撃したら被害ははかりしれない。それほどに、日本は自然災害列島でもある。先人はそんな自然と共に共存してきた。

 そういえば、林業の最盛期には、丸太1本3万円だったものが今は4tで25000円しかならないという。したがって、農業も林業も一次産業の衰退ぶりは甚だしい。言うまでもないが、企業や市民の自然への社会貢献を推進する仕組みや世論が必要だ。選挙前のいま、政治家や有権者の姿勢も問われるがこれについては沈黙が蔓延している。

 

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