山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

江戸時代に広まった万能調味料「煎り酒」

2015-08-11 20:30:40 | 特産品・モノ
 娘が紹介してくれた古来の万能調味料「煎り酒(イリザケ)」を使う。
 原型は日本酒に梅干しを入れて煮詰めたもので、江戸時代に広まったものという。
 最近は高級料亭にも利用されだして注目されてきた。

                  
 「煎り酒」はふつうの醤油より色合いは薄いが、舐めてみると味もさっぱりしている。
 ふつうの醤油はこってりしすぎている感じがしてくる。
 現在では煮切った日本酒に梅酢・鰹節・昆布だしなどを入れて作っているそうだ。

                                   
 さっそく、カツオの刺身に「煎り酒」を垂らして食べてみる。
 減塩で健康に良さそうなまろやかさがある。
 製造元は、福岡県久山町にある明治26年創業の株式会社「久原本家・茅の舎(カヤノヤ)」だった。

 大手ばっかりの情報ではなく、こうしたローカルな情報をもっと広めたいものだ。
きょうは川内原発再稼働の日。
 原発ゼロを止めてしまった日。
 核のゴミの捨て場所がないとしても、きょうのゼニがほしいといういつもの論理。
 劣化はなはだしい政治家に東芝をはじめとする財界人の劣化。

              
 同時にきょうは「ラブファーマーズ」スタッフの現地視察。
 過疎における有機農法にこだわる少数派メンバーのじつにささやかな取り組みだ。
 こうした取り組みはマスコミはやはり鈍感力を発揮している。
 そのかわり、防災訓練とか交通安全教室とかいつものネタ切れ報道に疑問すら持たない。
 とくにNHK静岡がひどい。
 
 
コメント
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