山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

黄檗宗の温泉寺

2010-01-04 15:11:36 | 旅行・散策
 有馬温泉にはコンパクトな寺社が軒を連ねています。
 724年に行基が建立したという、「温泉寺」を拝観しました。
 阿弥陀仏かと思いきや、薬壺を持っていたので、薬師如来のようです。
 昔は真言宗だったのですが、現在は黄檗宗(オウバクシュウ)ということで、窓は禅寺らしい様式が見られました。黄檗宗のお寺に会えるのは久しぶりかも知りません。
 黄檗宗は、明の黄檗山の禅僧だった隠元が長崎に招聘され、以後幕府の庇護の下で広まった宗派です。明様式を体現した勤行や料理や文化に特徴があり、その影響がいまもあるということですが、よくわかりません。インゲンマメを持ち込んだと言われた隠元ですが、真偽は定かではないようです。
コメント (3)
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