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山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

春一番のテントウムシ!!じゃなくてー!?

2023-03-17 21:59:52 | 生き物

   春めいてきたこのごろだが、体がついていけない。ウダウダしながら、なんとか畝立てして黒マルチをセットしていくのが日課だ。そんなとき、コンクリートの道にテントウムシが歩いていた。「今年最初に出会ったテントウムシだ」とまずは写真を撮る。しかし、画像を見たらどうも変だ。

        

 近づいたら急に固まって動かない。「擬死」というやつだ。テントウムシの斑紋に似たものがあったが、どうも違う。しかも、「点刻」という凹状のスジが並んでいるのはテントウムシには見られない。そこで、小学生向けの図鑑で調べたら、イタドリを食草とする「イタドリハムシ」(ハムシ科)であることがわかった。

    

 しばらくしたら、擬死から蘇ってノコギリ状の髭が見えてきた。こうなると、テントウムシではないことがわかってくる。テントウムシはアブラムシを食べるが、イタドリハムシはイタドリやギシギシなどを食べ、野菜を食害しないのがいい。平和主義者・イタドリハムシの生き方に共感できるというもんだ。ただし、なぜ点刻があるのか、ノコギリ状の髭がなぜ必要なのか、わからないことだらけだ。人間の生活に大きな影響力がないので研究もされていないらしい。

   そして、ヒメコブシの大木が見事に満開となった。

 

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小さい秋にやってきた小さい虫たち

2022-11-02 21:54:23 | 生き物

 今年の短い秋は昆虫が少ないというのが実感だ。とくにアゲハチョウ類が少ないし、ミツバチはさらに著しい。もちろん、花自体がいつもより少なかったこともある。気候変動のせいか自然界の微妙な感性がうごめいているような気配がある。

 そこへ、わが駐車場のコンクリート面にのそのそと「フクラスズメ」の幼虫が歩いていた。いつもは、イラクサ科の葉に集団でいてモソモソ食べているはずだが。それを邪魔すると体を震わせて威嚇してくる。しかも集団で動くから枝全体が突然揺れ出すから異様だ。人間を恐れず気性が荒い。「そっちにはイラクサも葉っぱ類もないよ」と教えたけど、振り向きもせずまっすぐ歩いていく。

    

 幼虫の顔は黒いヘルメットをしているような頭部が不気味だ。フクラスズメの体はじつにポップな模様がある。幼虫の背中の前方の模様には、いくつかのおじさんの顔を発見できる。お尻の方にはおじさんの顔は一人しか確認できなかった。こんなことは図鑑には載っていない。とは言っても、模様は個体によって多様であるということだね、きっと。

            

 ニンジンの畝に行っていた和宮様が、「キアゲハの幼虫がこんなにいたのじゃ。前回もこのくらい捕まえたばかりなのに」と籠いっぱいのキアゲハの幼虫を捕獲してきて、ため息をつく。約20頭の幼虫がいた。 畝全体に蔽いをしないとニンジンの葉っぱが見事に無くなってしまう。すると、ニンジン本体は成長を止めてしまう。プロ農家はいったいどういう対策をしているのだろうか。

       

 夜には、巨大な蚊の形をした「ガガンポ」らしき虫がわが家に来ていた。足が長く、羽にはまだらな模様があった。この画像と同じものはまだ確認できていない。ガガンポの種類は意外に多いのに、刺されることもないので研究が遅れているようだ。  

 

 同じように、バナナを食らいついている「アメバチ」(ヒメバチ科)もいた。一見、華奢に見えるが親は蛾の幼虫に産卵する。幼虫はそこに寄生するばかりか、宿主を食い尽くしてしまうしたたか者だ。以前、ブログにも紹介したものと種類と同じかどうかはわからないが、飴色のスリムな体は見事だ。

 

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「森の妖精」というより「月の女神」!!

2022-10-19 22:12:03 | 生き物

 「大きな不思議なイモムシが歩いておるぞ」と和宮様がわざわざ教えに来てくださった。さっそく御殿?の庭に参上すると、きれいなアオムシくんがゆったり歩いていた。フムフム、大きいといえばスズメガを想定していたが、これは初めて見たイモムシくんかも。

         

 体はサボテンのような突起がある。毛虫のような針に触ると危険かもしれないと警戒する。さっそく、小学館の『イモムシとケムシ』の児童向け図鑑を開くとすぐ出ていた。ヤママユガ科の「オオミズアオ」だった。そうか、あの幻想的な綺麗な蛾だったんだと感心する。そういえば、しばらく出会っていなかった。8年前ブログに載せて以来かもしれない。

  

 体の横の気門の「サイドライン」(気門線)が橙色も特徴らしい。オオミズアオ(大水青)は、「森の妖精」と言われるほどの人気者だが、英語では「月の女神」という。こちらのほうが成虫の雰囲気にはぴったりだ。最近では住宅地などの乱開発などで数が減ってきている。以前、夜の公衆トイレの灯りにやってきたオオミズアオに何回かあったことがある。

          

 幼虫の顔はアザラシのようでいかつい。前方にある4つの突起は褐色だが、これが黒っぽいと「オナガミズアオ」という準絶滅危惧種の珍しい蛾となる。これから蛹へとなるのだろうが安全な場所はあるのだろうか、と心配になる。成虫になると口器が退化して食事をしなくなる。そのうちに、子孫を残すだけとなった成虫はまもなく短い命を閉じる。女神のあでやかさは幼虫の時から美しい。   

 

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トンボの逆立ち

2022-10-03 22:50:02 | 生き物

 酷暑のとある日、「天」をながめているうち、いつもは野鳥がくつろいでいるはずの電線に2頭のトンボがいた。2頭とも逆立ちしているではないか。逆立ちはときたま見かけることはあったが、複数で見たのは初めてだった。この形は「オベリスク姿勢」というらしい。神殿前の石尖塔の姿に似ているというわけだ。この姿勢は、トンボの熱中症対策で太陽に当たる部分を少なくしているというが、日陰に移動した方が涼しいと思うが、どうだろうトンボ君。余計なお世話だと返信してきたようだがね。

  

 「天・地・人」ではないが、今度は視点を下の「地」に移したら、足元に小さなアリが集会を開いていた。いつも作業をするコンクリートの場所だが、こんなにアリが集まるとはこれも初めて。その種類も見かけない。獲物があったかどうか、女王ありはいたかと探してみたが動きが激しくて見つからない。女王様の就任パーティーなのか、国葬儀式なのか!??

  

   忙しく動いているので、カメラのピントも合わない。頭部は四角っぽく触覚がU字型のようだ。お尻の腹部には白い毛が生えている。このコンクリートの下に営巣しているかもしれない。

      

 ネットで確認したら、どうやら「トビイロシワアリ」のようだ。webの「気ままに自然観察」のブログにわかりやすい画像を発見した。アリの種類は同じように見えてしまうから同定が難しい。女王が複数同居しているらしいので、数万匹の大集落を形成しているかもしれない。

  

 こんどは「人」の目線で畑の周りを見たら、「アサマイチモンジ」(タテハチョウ科)が止まっていた。だいぶ翅が切れているのでオイラと同じ後期高齢者を迎えているのに違いない。都内では絶滅種、神奈川・千葉では絶滅危惧種2類となっており、里山の貴重な昆虫ということになる。

    

 浅間山付近で最初に発見されたので名前に「アサマ」がつく。「イチモンジチョウ」にそっくりなのでいつも迷う。一文字の白班が共通しているが、微妙に違う。飛んでいるときはわからないので、いつも画像から同定する。

 急に寒くなってきた。蚊が最後のえさを狙ってやってくる。だからか、食われるといつもよりとびきり痒い。なので、虫さされのかゆみ止め薬と蚊取り線香はまだまだ手放せない。        

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「アオダイショウ」か「シマヘビ」か、迷宮へ

2022-09-07 23:06:46 | 生き物

 先月中旬のこと。地元で河原を整備中、ベニヤをどけたらその下の空間に大きな蛇がいてびっくらする。蛇の色合いや模様から、毒蛇のマムシでもヤマカガシでもないのを確認して近づく。きっと、アオダイショウかシマヘビであると見当をつける。

 今まで、畑でシマヘビによく出会ったが、その特徴は胴体の4本の縞模様がくっきりしていた。しかし、今回は縞模様もあるが不明瞭だった。ここから迷宮が始まった。

    

 シマヘビは、「地上性」で耕地・河川敷・草原を素早く移動する。そのため、交通事故で轢かれる例も多く、都会では出会えないことが多い。模様は4本の縦縞がある。これだと、画像のヘビはシマヘビとなる。全身が黒いのはカラスヘビと言われる。

 アオダイショウは、「樹上性」で森林・農地・屋根裏・下水道など立体的な所にいる。ときに縦縞のラインが見られるときもある。ここが曲者で混乱の原因だ。アルビノの白蛇はアオダイショウだ。

            

 そのうちに、その蛇を近所の人がひょいと手づかみして、「これはアオダイショウのようだね。逃げ出さないのは青い目になって目が見えないようだ。」と言って草むらに解放した。脱皮前のアオダイショウは目が白くなり全身の色味が濃くなり、不明瞭な縦縞もあるらしい。このへんから、アオダイショウ説が有力になってきた。とりあえず、きみは青大将ということにする。

 とにかくも、模様や色味は個体差・地域差もあり、幼蛇と成蛇との変容もはなはだしい。もう少し、蛇さんとお付き合いしなければならないんだろうなー。今年はマムシが異常に多い年だったこともあるしー。   

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わが家の居候は飛翔体!?

2022-09-02 22:28:49 | 生き物

 梅雨がまた来たかのような、小さい秋がやってきたような、そのうえさらに突然の大雨の日が連続する。そんななか、わが家には断りなしの居候が同居している。小さな部屋にはかわいいバッタが突然水平に飛行するのでびっくりすることしばしば。

  

 飲み干した豆乳ブレンドをぺろぺろ舐めるのは、「ウマオイ」くんの出番。本当は棘のある脚で生き物を捕らえるはずだが。いちばん人懐っこい同居人だ。好奇心が強く、パソコンにしばしば逗留する。逃げないので踏んで潰してしまったこともしばしばあった。

       

 ときどき思い出したように鳴くのは、「エンマコオロギ」だ。クルマのキーに興味があったようでしばらく休憩中。アメリカの法廷闘争の主役にもなった。コオロギの「合唱」に対する損害賠償とその「騒音」差し止め訴訟だ。判事は「彼らはある種の洗練された一面を持ち、疲れを知らない抜群の音楽家である」とし、原告は敗訴した(by森昭彦氏)、という。

   

 靴下にやってきたのは、「セスジツユムシ」のようだ。緑色型と褐色型とがある。背中に一本の筋があり、オスは茶色、メスは黄白色なので、やってきたのはオスのようだ。流線型のかっこいいツユムシだ。

 

 ある時、似ている仲間の「クサキリ」がパソコンの近くにいた。外では「ジーン」と長い鳴き声が聞こえるが、仲間かもしれない。和名は草にいるキリギリスというシンプルな理由からきている。この仲間は、カヤキリとかクビキリギリスとか似ているものが多く、ネットでも間違いが多いというが、当然誤謬を踏まえての本掲載なので…。

 これらの居候が日によって一緒になったり単独だったりして登場する。ほぼ、毎日のようにいるから不思議だ。ときどき、キュウリが食べられて無銭飲食されていることもあるが、他の虫を食べてくれることもあるので良しとする。

    

 そしてときに、自分の髭を口できれいに整えるのを目撃する。これは外ではなかなか見られない光景だ。虫にもきれい好きな紳士がいるもんだなと感心する。いやはや、居候とはいえ身だしなみがこれほどきちんとしていたとは。もちろん、追い出すことはできませんね。ミサイルではなくて良かったー。

 

 

 

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鬼太郎が着た模様か??

2022-08-12 22:24:45 | 生き物

  畑の隣のちょっとしたスペースに背の高い雑草群がはびこっていた。少しづつ草刈りしていったら、黒と黄色のツートンカラーの「コガネグモ」がてっぺんにいた。一時はジョロウグモばかりが勢力を張っていた時もあったが、今は大きな目立つ蜘蛛は少なくなっている。3cm近い大きさの蜘蛛を外で見るのは久しぶりだ。

   

 いつもだと、大きな網を張っているコガネグモだが、網を張らず雑草に乗っているのは珍しいのかもしれない。いや、これから網を張る寸前だったのかもしれない。ゲゲゲの鬼太郎のちゃんちゃんこはこのコガネグモの模様を採用したのかもしれない。

 コガネグモと言えば、鹿児島姶良市(アイラ)の伝統行事「クモ合戦」が有名だが、目の前で動くものは捕食する。場合によっては、気に食わない小さなオス(5mmほど)さえ食べられてしまう。ぞくっ!!

        

 といっても、蜘蛛は基本的に益虫。益虫のランキングでは、①ミツバチ ②カイコ ③ミミズ ④クモ ⑤ゲジゲジ というわけで、蜘蛛は堂々4位に入っている。蜘蛛が糸を吐くのは口からだと思っていたがお尻(クモイボ)からだった。ちょうど、糸を吐いていたところだったらしい。そのため、その周辺は草刈りしないままにした。

            

 以前、コガネグモはふつうに見られた蜘蛛だったが、最近は関東近県では減っている。したがって、自然が豊かな里山周辺でないと会えないので、準絶滅危惧種に指定する県も増えてきた。つまり、言い訳を言えば、わが畑の隅々に君臨する雑草群落はそれなりに意味があるのかもしれない、と居直る。

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オープンなホオジロが凛々しい

2022-08-03 23:10:30 | 生き物

 あまりにも暑くて、しっかり昼寝を決め込む。それでも汗が湧いてくる。マスコミはクーラーの利用法を詳しく解説するが、わが家はクーラーがない。畑でちょっと動いては木陰で涼む。しばらく空を見上げると野鳥がフル回転しているのがわかる。しかし、じっとしていないのでどんな鳥かを捕捉できない。

            

 そんなとき、電線に止まっている「ホオジロ」は堂々としている。ふつうはカメラを向けるとすぐに察知して逃げてしまうが、ホオジロはじっとしていて開けた場所がお気に入りだ。電線にゆったり止まっている多くはほぼホオジロだった。ときどき、キジバトやヒヨドリも確認するが短時間だ。

 先月は、敷地内で「イカル」の美声が毎日のように響き渡っていた。口笛で歌うような会話するようなリズムに思わず手を止めて聴きほれる。しかしながら姿は一度も見ていない。ホオジロのように電線に止まってほしいと願うのだが。

    

 ホオジロの鳴き声は「一筆啓上仕り候」とよく表現されるが、とてもそんなふうには聞こえない。字余りしてしまうのではないか。無理にあわせても、「仕り候」が浮いてしまう。

  このくそ暑い大空の下で、凛と居住まいをただしているオープンな姿がかっこいい。都会に媚びず、里山の悠然を謳う生き方が気に入った。

 

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今年もやってきた律義者!?

2022-07-20 23:19:57 | 生き物

 きょうの朝、雨で濡れていた大地から吸水をしにきたのだろうか、「カラスアゲハ」がやってきた。青のメタリックなカラーからしてカラスアゲハらしい。グリーンのメタリックな色だとミヤマカラスアゲハだ。昨日は久しぶりの晴れ間が見えたので急遽、溜まっていた生ごみや雑草を燃やしつつ焚き火を愉しんだところだった。連日の雨模様のせいで木材も湿気があって燃やしていくのが大変だった。そんな匂いを察知したのか、カラスアゲハがドラムカンのカマドの周りをしばらくうろうろしながら吸水行動をしていた。

    

 後ろの翅の赤斑があったのでこれはどうやらメスらしい。体もメスらしいふくよかな体型だ。昨年は5月に来た春型。一昨年は、5・7・9月と3回もやってきた。香川県では環境破壊の進行で個体数が減ってきたので準絶滅危惧種に指定したというほどの貴重種だ。

 30年前だろうか、長野の山奥でミヤマカラスアゲハとカラスアゲハとが集団で吸水にやってきたのを見た。それはじつに幻想的だった。青や緑のメタルカラーが雨上がりの林間に輝き、大型のカラスアゲハが10頭以上もいただろうか、その華麗な乱舞がいまだ忘れられない。カラスアゲハのおかげで桃源郷を見させてもらった思いがした。

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甲虫もやってきたよ

2022-07-08 22:59:29 | 生き物

 先月末以来、甲虫類が灯火を求めてやってきた。そんなとき、ひげが長いが体が小さい「ビロードカミキリ」と思われるカミキリムシを迎える。翅の模様にはいろいろあり、仲間も多く同定には混乱を持ち込むので苦労する。特徴だった模様の「ハ型」は必ずしも特徴ではないようだった。 ひげを真横に広げているのは捕獲したことへの警戒信号かもしれない。

         

 いっぽう、かわいいクワガタも遅れじと参入してきた。しかし、オスだとわかりやすいけどメスは同定がかなり難しいのだ。小さいから「コクワガタ」と思っていたが、似た仲間には、スジクワガタ・ヒラタクワガタ・朝鮮クワガタなどがあった。翅の筋が不明瞭なこと、頭部から胸部にかけての流れなどからやっぱり「コクワガタ」かなと思うが確信はない。ほんに、メスは攪乱がお上手だ。

          

 安倍元総理がきょうのお昼前銃で暗殺された。

 安倍政治は、安定した政権運営の持続はあったものの、アベノミクスの経済優先の失敗、公文書偽造容認、桜を見る会など不明瞭な政治的予算支出はもちろんのこと、それ以上に、日本の将来の戦略という点では遅れに遅れていたのは否めない。目に見えない孤独感・格差拡大・ストレスの蓄積・同調圧力の浸透など、結果的に日本国民の劣化に手を貸してしまった。そのツケが暗殺を招いてしまったのではないかと思えてしまう。プーチンに騙された安倍君もこれで覚醒しただろうか。

 日本の民主主義というものがいかに脆弱なものだったか、今回の暗殺や10日の選挙結果がそれを明らかに示すに違いない。元総理への理不尽な暴力は理由を問わず許せない。やり残したであろう後半の人生を果たせず、悔しさが募るばかりであろう。ご冥福を祈るばかりだ。

 

 

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