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山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

天狗の里で駅伝大会

2012-01-08 19:56:04 | 行事
 ふだんはひと気の少ない山里で今年で39回目の駅伝大会が行われた。
 地元の32チームを含めた93チームが出場という。

 5区間を走るから選手だけで465人、裏方スタッフは170人、関係者だけで700人近くが参加。
 過疎のまちとしては賑やかな半日だ。

                        

                

 快晴の日和のなか沿道の人も静かな声援を送っている。
 知り合いも何人か参加していた。
 気軽に参加できるゆったりした山里の駅伝大会だった。
 


 
 
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古道はイノシシロードだった

2011-12-11 21:15:14 | 行事
 昨日、来週実施する「森林散策会」の下見兼道路整備を行った。
 かつては集落のメインロードであったが、舗装道路が近くにできて今ではイノシシの高速道路になっている。
 したがって、杉の枝が散乱していて歩きにくい。また、石もごろごろしていて足を挫くおそれもある。
 さらには、台風災害で倒木が道路を何箇所か塞いでいる。

                   

 そんなとき7人のサムライが助っ人に来てくれた。
 倒木はチェンソーで片付け、枝は熊手・レイキでとりのぞき、ごろ石は手で処理。
 片道だけでお昼を過ぎてしまった。

 季節的には花はなかったが、コナラのドングリが見られた。
 薄紫色のキノコを発見したが、ボソボソ折れるいかにも毒キノコらしい。

 昼食は近くのログペンションシンフォニーでイノシシ鍋。
 柔らかくてうまい。
 いい汗をかいたサムライたちは腹をパンパンにして颯爽と山を降りた。
 無償の労働のかっこよさ。
 古道にボランティアの心意気が立ち込もる。 
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「街並みと蔵展」の森町に行く

2011-11-26 17:47:25 | 行事
 トンネルを越えるとそこは森町だった。
 「森の石松」で有名な森町で住民主体のまちづくりのにおいがしてきた。
 秋葉街道として栄えたこの街並みは旧家の片鱗が残されている。
 75のコーナーのうち、骨董や古着の出店が豊富なのが目立った。

                

 主催が「遠州三の里連」「静岡文化芸術大学大学院」というのがいい。
 商工会が前面にたつとつい儲けとか食べ物が主流になってしまう。

                

 地元出身の近代農業の先駆者中村和三郎に関する講演会があるのも素晴らしい。
 17万部を発行していた農業研究雑誌を創刊したり、私立農林学校を設立するなど「報徳」思想を基盤とした開拓者ということだ。

                   

 わが家にもある「次郎柿」の原木も丁重に保存されていた。
 自分たちの街の歩み・歴史を大切にしようとする息吹が感じられる。 

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中山間地の龍山産業まつり

2011-11-13 20:02:26 | 行事
 秋の晴天は気持ちがいい。
 雲も風情がある。
 そんなすがすがしさに誘われて、浜松の龍山町産業まつりにでかけた。
 パソコンがクラッシュしたらしいセニョールさんの髭顔を見るのも楽しみだ。

            

 山里らしい売店が気に入った。
 粗末なダンボールに値段を書き、ガムテープで止めてあるセンスがいい。
 もちろん、売れ行きはやっぱりいいとは言えないが、そこそこのようだ。

 町内の自主的なグループで出店しているのがいい。
 売る・買うの関係で終わらず、人のつながりやまちづくりにつながる仕掛けがあればなおいいのだがね。

 舞台ではスーパーヒーロー「鳥光戦士ジースリー」がやってきた。
 
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尺八秋いっぱいコンサート

2011-11-05 21:14:49 | 行事


 「春野しなんばたコンサート」をわがボラグループ「春野長蔵寺応援団」が主催しました。
 雨を心配していましたが、無事野外ステージを貫徹できました。
 今回のステージは従来のステージではなく、渡し船と火の見櫓だけの舞台でした。
これを使おうという団長の尾上さんの静かな情熱・文化力があってこそです。
 それを快く運んだスタッフの心意気も高いですね。

          

 メインの尺八奏者縄巻修巳さんは牧之原市出身。
 尺八の静と動のアバンギャルドな魅力を堪能できました。
 津軽三味線と同じようなロックができますね。広島の民謡が良かったです。

          

 オカリナの本島さんも秋の背景にぴったりの音色を伝えてくれました。
 趣味でやっているとはいえプロ顔負けの技術です。

                 

 さらに好評だったティータイムのメニュー。
 ワイン煮のイチジク。地元ミココリエさんの黒糖パウンドケーキ。カオリちゃんの栗入りケーキ。会場庭で収穫したギンナンの天ぷら。地元和菓子の青ねり。
 
 スタッフも細かい打合せなしでもそれぞれの特技を生かして当日を迎えたのが素敵です。
 
 残念ながら、その多くは地元の人間ではないというのが今後の大きな課題ですね。

 それにしても、過疎が深刻なこの山里に70人を越えた参加者、30人ほどのスタッフ、計100人以上が参集しているのは、この空間・つながりには希望が満ちているということですね。
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二俣は武者行列だね

2011-11-04 22:31:39 | 行事
 昨日の浜松「二俣産業祭」のにぎわいは大都会並みの混雑だった。
 ただし、飲み食いの店が多くてうんざりだ。
 「産業まつり」だから仕方ないのだろうが、まちづくりへの市民参加の姿がみたいところだ。

       

 秋葉神社の御輿が颯爽と登場し、次に天狗様のお出ましだ。

           

 戦国武将が突然現れた。
 NHKの「タイムスクープハンター」という民衆の視点に立った優れた歴史番組が好きだったが、これは現代にトラベルしたわけだ。

                

                

 おそらく信康の姫と鉄砲隊だろうが、衣装もよくぞ揃えたものだ。
 さすが城下町だ。意気込みがすごい。

 しかしながら、市民活動という視点からみるとこれはキャンペーンで終わり、市民の主体性が育つ仕組みは疑問だ。
 その意味で、となりで実施した「出会いの小径」に注目したい。
 
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ムラのまつりは地域のきずな

2011-10-23 18:21:46 | 行事
 昨日からわが集落のまつりが始まった。
 午前中に集落の小さなお宮を清掃し、午後、神主さんを呼んで五穀豊穣と健康をお願いし、夕方から夜にかけて会食・山車見物・花火(雨のため翌日に延期)・ビンゴゲームと続く。

         

 午後10時過ぎには有志でとなりの集落のまつりに合流。
 帰りは午前2時になってしまった。
 ムラ人どうしの関係は都会とは比べものにならないくらい深い。
 この絆があれば困難を変えていける関係が秘められていると思う。

             

 きょうは地区全体の神社のまつり。
 ふだんは人と会わないのにこんなに人がいるのかと感心する。
 40代の「青年」が運営の中心として屋台やくじ・餅投げなどを担当する。

                   

 てき屋が支配する屋台ではなく、地元が自前で運営しているのがいい。
 集落によってはまつりがなくなってしまったところもあるようだが、
 つつましいムラのまつりにおとなも子どもも心が躍っているのがわかる。

 健全な日本は過疎のムラのまつりにそっと息づいている。

 

 
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集落のまつり準備に総動員

2011-10-14 22:26:42 | 行事
 先日、来週行われる集落の祭礼の準備がありました。
 わが集落の担当は、神社周辺のの清掃と道路への提灯設置でした。
 朝7時集合してお昼までぶっとおしの野外作業は、さすがに疲れました。

         

 素晴らしいと思ったことは、国道の清掃・からんだ草木の伐採を自前でやってしまうことでした。
 都会だったら行政・業者に要求したりするのが一般的ですが、自前の資材・機材・人員を投入して自主的にやってしまうんですね。
「社会貢献」と言う言葉を声高に使わなくても当り前のようにやっていることに頭が下がります。
 集落の中にプロがいたことも大きいのですが、地域のために無償でやってしまうさりげない心意気に感心します。

                    

 忘れられたよき日本の心が健在です。
 集落総出でてきぱき動く共同作業は、地域のつながりの梃子(テコ)にもなっているんですね。
 都会で抹消されたつながりがここではまだまだ健在です。

  
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自然を愛する若者企画スタート!!

2011-07-11 00:11:33 | 行事
 自然豊かな田舎で生活拠点を構えようと模索中の若いガッチャたちがいよいよイベントを企画した。
 過疎の地でこうした企画をすること自体、大冒険だ。それを無謀にもやってしまおうとする心意気が素晴らしい。

 限界集落の深刻さが言われる中で、こうした若い力がこのところポツポツ現れ始めた。この前触れはもう一つの日本を構築するささやかなムーブメントだ。
 このイベントの成功のためのアクションをちょっぴりしていきませんか。
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感動の余韻がさめないコンサート

2011-04-11 18:14:47 | 行事
 コンサートが終わって二日目というのにまだその余韻が醒めない。 応援というピュアな接点だけで動いてきたスタッフだ。 無事終わってホッとひといき。 野外から室内へとめまぐるしく条件が変わったにもかかわらず、大きな混乱もなかった。 川崎からはるばる来た助っ人もその躍動を持ち帰ってくれたようである。

     

 雨にもかかわらず90名近くの参加者があり、「受付」も「売店」もにぎやかだった。

            

 当日いちばん忙しかった厨房スタッフは、さすが鍛え抜かれた主婦パワーが炸裂。味も盛り付けも好評だった。

                   
                     
 しらいみちよさんのサクラの「植樹」も実現。 カメラマンの注文がうるさくて?やらせ写真を強要する場面もあったようだ。 すでにNPO法人「雲を耕す会」のメンバーを中心に数十本のサクラを数日かけてみっちゃんの山に植樹してある。
          
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