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山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

にぎやかにいのしし汁試食会

2011-02-27 20:40:09 | 野外活動

 昨日のいのしし汁試食会をやったわが道草庵庭は、16人の参加者で満杯だった。 ふだんは人間の存在すら確認できないほどの中山間地であるので、さぞやイノシシはびっくりしたにちがいない。

           

 この町で捕れたイノシシ肉をはじめ豊富な具材を竹筒に入れ、焚火や七輪に載せる。 煮えるまでの間、餅が焼かれたり、ドリンバー!?で飲んだり、たかちゃんが釣ってきた川魚や生落花生が焼かれたり、和宮様が作った松前漬けやチンジャオロース、団長が作ってきた漬物などで、もうすでに、お腹は満杯になっている。

                      

 この試食会は、4月にやる地域コンサートの昼食のメインメニューとなっている。 具材を自分で竹の器に入れて、炭のあるU字溝の上に載せて食べてもらうという趣向である。

       

 試食してみて参加者からはなかなか好評だった。 イノシシ肉が柔らかくてうまい、豆腐や汁が美味いということだった。 「当日はこれでいこう」とみんなで決定した。

 

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道草山のほだ木づくりに助っ人現る

2011-02-26 20:28:36 | 野外活動

 伐採しておいたコナラの木を玉切りにしてきのこのほだ木作りをしました。 道草山の斜面はかなり急なので作業は危険が伴います。ロープを使わないと下の小屋や人間に被害が出そうです。 助っ人に来ていただいたまちづくりの達人も必死に大汗をかきながら張りついています。

                           

 チェンソーのマロンさんの手馴れた手さばきでつぎつぎほだ木ができていきます。 そのほだ木を転がさないように降ろす作業はロープによって少しづつ安全に下まで降ろすことができました。

                           

 かなり太いほだ木もあり、おとな一人では持てないくらいのものもありました。 総勢16人の助っ人軍団で無事ほだ木ができあがりました。 持つべきは人のつながりですね。 そんな賜物がこの山です。 とても一人ではこの斜面では難しいです。  脱帽!! 感謝!!

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薪割りが忙しくなった!

2011-01-29 17:51:06 | 野外活動

 火の利用は人間の発達を驚異的に促した。 体を暖め、調理を飛躍させ、人間が動物界を君臨する一つの大きな梃子になったのは言うまでもない。

 冬の寒さをしのぐ大変さを日々感じているが、薪を燃やして暖をとることは、心の安定を保つ効用がある。 ダルマストーブの利用で部屋全体が暖まるまでにはいかないが、なんとか10度近くいけばラッキーだ。

 石油ストーブでさえも、10度を越えるにはかなり時間をかけなければならない。 それほどに、昔の民家は寒かったんだ。

 知り合いの製材所から杉の端材を大量にもらってきているので、薪にはこまらない。 ただし、広葉樹じゃないのですぐ燃え尽きてしまう。30分もすれば補給しなければならない。 一晩でダンボール2箱くらいは消費してしまう。 

 それでも、薪割りは魅力的だ。 マサカリの力の入れ方も薪の状態にあわせなければならない。 節がしっかりあるとなかなか手ごわくなる。 精神修業のような境地で丸太に向かう。 

 妊婦にも薪割りはいいそうだ。 足をしっかり開いて腰を入れてマサカリを打ち落とすという動作がいいらしい。 これは妊婦に限らず、だれでも心身の健康に良い。 薪割りできる幸せを共有してみませんか。

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滝にも顔がある

2010-12-19 21:59:42 | 野外活動

 地元の近くにある「ログペンション・シンフォニー」を起点とした「森林散策会」の運営を行った。
 ペンションから岩岳山登山口まで約8kmの往復コースに約30人が参加。
 歩数を測ったところ約15000歩で、ほどよい距離だ。
 復路は緩やかな坂の連続で多くの人がいい汗をかいていた。
 季節が冬なので、枯葉・滝・風景・岩肌・樹木・カンバンをキーワードに歩いてもらった。
 枯葉はコナラ・スギが圧倒的。
 目立った枯葉は、ダンコウバイ・タカノツメ・モミジ・コシアブラ。
 日向が好きな「ヒカゲノカヅラ」。 リスの巣が落ちていたのも大発見だった。

 この林道にはいくつかの滝があり、それぞれに表情があって、その違いを比較するのも面白かった。
 ちなみに、二段滝・伏流滝・削岩滝と、とりあえずわかりやすい命名をしてみた。

  滝の周りには、「オオバイノモトソウ」「マメヅタ」「ハコネシダ」などのシダや、「フウトウカヅラ」(風藤葛)などの草が岩周辺に張り付いていた。

 
         

                 

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焼きカボチャはいけますぜよ

2010-12-10 21:00:40 | 野外活動
 焚火が絵になる季節ですね。
 ただ火を燃やすのはもったいないので、和宮様提案の「焼きカボチャ」をやってみました。
 夏に収穫したカボチャも甘味が出てきて、これはいけますね。
 中途半端に収穫したカボチャがこれで活きるかもね。
 収穫した最後のサツマイモも「ヤキイモ」がうまい。

 朝は霜が降りていましたが、天空はまさしく紺碧の空。
 そんななか、8時から3時まで集落あげて水源への道に生コンを敷いて道作り。
 都会にはない時間と空間が穏やかに山里を包みます。
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コナラの伐採

2010-11-29 17:27:23 | 野外活動
 わが道草山のコナラが伸びすぎたので、森林コーディネーターらの仲間と伐採することになりました。
 しかしながら、2台のチェンソーはしばらくお蔵入りしていたので、なんとチェンソーの修理・点検から始まりました。
 さいわい、林業講習を受けて最近伐採をやってきた「隊長」がいたので、経験の浅い顔ぶれの中でも目的は果たすことができました。

 

 しっかり腰を入れた隊長の頼もしい姿はまるで森林組合のプロのようにてきぱきと動き回ります。
 ロープを使いながら直径15~20cmのやや太り気味のコナラをほぼ思った方向に倒すことができました。
 おかげで小さな森も明るくなりました。めでたし、めでたし。
 伐ったコナラは2月にシイタケ菌を打つ予定です。

               

そしてもちろん伐採のあとは、焚火を囲んで次々と胃袋を満タンにしていったのは言うまでもありません。
 手製のサンマの開き、採りたてシイタケ、神津島のクサヤ、栗おこわ、渋皮煮、芋汁、炒り落花生、ヤキイモ、ゆず大根、上九一色村のサクラシメジなど等が出てきました。

                  

 その臭いを嗅いでか、途中から元大学生ボランティアや「お茶の水博士」ら大勢の闖入者が突如あったり、面識ないのに近所の個人所有のお堂に突然お邪魔して家族の前でお経をあげてしまう俄か坊主をやってしまうメンバーもいたりして、ハプニングとドラマチックな一日となりました。
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