ご存知の方も多いと思いますが、こちらでの医療についてのご紹介です。
パリで医療といえば、便利なのがアメリカン・ホスピタル。もちろんパリ市内で開業している名医といわれる日本人医師の方々もいらっしゃいますが、総合病院ということでは、アメリカン・ホスピタルになってしまいます。
ご覧になれますか。屋上に三色旗。でも、角度を変えて見上げると・・・
しっかりと星条旗も翻っています。
玄関上にあるバナーですが、“1906年から2006年へ、100年”。実は、1906年、パリに英語で治療を受けられるアメリカン・スタイルの病院を、という要望が高まり、それをきっかけに募金活動を開始。4年後の1910年にパリの西隣、外国人の多く住む高級住宅地・ヌイイ市にオープンしたのがパリ・アメリカン・ホスピタル、というわけで、今年が理念100周年にあたるそうです。
(病院の周囲は、緑の多い高級住宅地)
26人の理事により運営されている非営利団体で、財源は個人の寄付のみだそうです。500人の医師が24時間体制で治療にあたっており、その中には6人のアメリカ人医師、1人の日本人医師もいます。私たちにとっては、日本人医師、日本人看護師、通訳アシスタントの方々が、たいへん心強い存在になっています。
院内はこのように白と青を基調とした清潔な雰囲気で、診察は各医師の個室で行われます。予約が必要ですが、診察は午前午後とも行われていますので、割と受診しやすいです。また、海外旅行保険の請求代行もしてくれますので、病院で支払う必要がなく、たいへん便利。診療科目は歯科も含めほぼ全ての病気をカバーしているようで、また最新の治療器具も整備され、何かと安心です。
病床は187あり、入院体制も万全。なお、名前は「アメリカン・ホスピタル」でも、ここはパリ。入院食がおいしいそうです。
上の写真は、中庭の向こうにある別棟ですが、こうした建物はフランスというよりはアメリカ・東海岸風ですね。こういったところは、さすがアメリカン・ホスピタルです。しかし、患者は65%がフランス人で、アメリカ人は7%。因みに、日本人患者は4%だそうです。
夏風邪がなかなか治らないので診察を仰いだのですが、丁寧な説明があり、最後に処方箋をいただきました。こちらは医薬分業。処方箋を持って街の薬局へ。領収書を保険会社へ送ればOK。後は治癒を待つだけです。
むかし駐在したタイ・中国に比べれば、医療の面でははるかに安心のフランスです。
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パリで医療といえば、便利なのがアメリカン・ホスピタル。もちろんパリ市内で開業している名医といわれる日本人医師の方々もいらっしゃいますが、総合病院ということでは、アメリカン・ホスピタルになってしまいます。
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玄関上にあるバナーですが、“1906年から2006年へ、100年”。実は、1906年、パリに英語で治療を受けられるアメリカン・スタイルの病院を、という要望が高まり、それをきっかけに募金活動を開始。4年後の1910年にパリの西隣、外国人の多く住む高級住宅地・ヌイイ市にオープンしたのがパリ・アメリカン・ホスピタル、というわけで、今年が理念100周年にあたるそうです。
(病院の周囲は、緑の多い高級住宅地)
26人の理事により運営されている非営利団体で、財源は個人の寄付のみだそうです。500人の医師が24時間体制で治療にあたっており、その中には6人のアメリカ人医師、1人の日本人医師もいます。私たちにとっては、日本人医師、日本人看護師、通訳アシスタントの方々が、たいへん心強い存在になっています。
院内はこのように白と青を基調とした清潔な雰囲気で、診察は各医師の個室で行われます。予約が必要ですが、診察は午前午後とも行われていますので、割と受診しやすいです。また、海外旅行保険の請求代行もしてくれますので、病院で支払う必要がなく、たいへん便利。診療科目は歯科も含めほぼ全ての病気をカバーしているようで、また最新の治療器具も整備され、何かと安心です。
病床は187あり、入院体制も万全。なお、名前は「アメリカン・ホスピタル」でも、ここはパリ。入院食がおいしいそうです。
上の写真は、中庭の向こうにある別棟ですが、こうした建物はフランスというよりはアメリカ・東海岸風ですね。こういったところは、さすがアメリカン・ホスピタルです。しかし、患者は65%がフランス人で、アメリカ人は7%。因みに、日本人患者は4%だそうです。
夏風邪がなかなか治らないので診察を仰いだのですが、丁寧な説明があり、最後に処方箋をいただきました。こちらは医薬分業。処方箋を持って街の薬局へ。領収書を保険会社へ送ればOK。後は治癒を待つだけです。
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