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16日付のmetro(メトロ紙)です。松坂投手の移籍を紹介する記事ですが、その独占交渉権を獲得したレッドソックスの入札額の大きさから、フランスでもニュースになったようです。なお、野球はフランス語でもBase-ballでいいみたいですね。もちろん発音は違いますが。
フランスと野球。あまりしっくりと来ない関係ですね。フランスでスポーツといえば、サッカー、ラグビー、自転車、テニス、クルマ、スキー、柔道・・・でも、野球をやっている人たちも少数ながらいるそうです。
野球を通した日仏交流もあります。特に有名なのは、元阪神タイガースの名選手で監督も務めた吉田義男さん。1989年から95年までフランスで野球を教えるとともに、ナショナル・チームの監督も務めました。現役時代はその華麗な守備ぶりと、軽い身のこなし、盗塁の多さから「牛若丸」という異名をとっていた吉田さん。フランスへの思い入れから、今では「ムッシュー」と呼ばれているそうです。吉田さんの蒔いた種が少しでも芽吹き、花を咲かせてくれればと思います。
ところで、フランスの野球ですが、手伝ったことのある人の話だと、やはり体と頭ではなく、口でやるものだそうです。カラダよりも、まず口が動く。また、個性を大切にするので、犠牲バントとか犠牲フライ、あるいは走者を進める打撃とかは嫌いだそうです。敬遠なんていうのもしないのでしょうね。やはり、野球もスポーツ、国民性が如実に現れるようです。もちろん、違いがあるだけで、いい悪い、優劣があるわけではないのは、いうまでもありません。それぞれの個性を生かすやり方をすればいいのだと思います。
ところで、私の大好きなサッカー。日本人にあったサッカーとは? 少なくともブラジルサッカーではないですね。また、出る杭は打たれる、目立つより協調性、個より集団が大事・・・こうした社会からはゴールゲッターは生まれてこないと思います。シュートチャンスにシュートを打たずパスをだすフォワードはいくらでもでてきそうですが。社会の価値観が変わらない限り、得点難という問題は解消されそうにないと思っています、残念ですが。
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多様化社会多様化した価値観或いは目まぐるしい社会の変化などと言った言葉をよく耳にしますが、日本人の根底に流れているものは何も変わっていないのでは?人生を折り返した私が生きている間は変わる事も無いのでは?・・・と最近実感しています。生まれてから狩猟民族の様に色々なところに移り住み自分の意見を持ち長いものに巻かれろ・・・・とは別世界で生きてきた者には現在まさに村社会のど真ん中の住民となって初めて味わう戸惑いです。
見ざる、言わざる、聞かざるを頭の片隅にジーと黙って長い者に巻かれて・・・・これができたらこれからの私の人生ハッピー!!
ところで、野球の場合は、打撃だけでなく投球、守備、走塁などで評価されるので、ホームランバッターだけにスポットが集中することはないのでまだ4番打者を目指す人も自由にやれると思うのですが(でも高校野球でエース・4番だと目立ちすぎ、周囲と軋轢もあるようです、例えば江川の高校時代)、サッカーの場合、マスコミを中心に日本では得点だけに注目が集まるので、得点した人が大喜びすると、周囲から浮いてしまう。もちろん一人では得点できないので周囲に感謝するのは当然ですが、得点して喜びを表せず、得点がないと非難される。これではやってられない。だから、フォワードより中盤に人気があり、フォワードもシュートチャンスでパスを出したりするのでしょう。
こうした社会にあったサッカーは、守りに守って0対0か、運がよければ1対0。つまらないサッカーですね。自由にできない、攻めない・・・つまらない社会です。何とか、変われないものでしょうか。時間がかかるんでしょうね。長~い時間かかって構築されたシステムですから。