ま~ 大変ったら ありゃしない! ひとつ作るだけでも かなりの集中力 が必要なのに それを 繋げちゃいました ・・・・ 肩が凝るやら 腕が痛いやら まるで 力仕事をした後みたい ・・・・ 優雅な世界は どこ吹く風 ・・ってな感じです ・・・ 賛否両論 好みは人様々ですけど、・・・ 私的には 綺麗な世界 だと 思うんですよね ・・・
長唄 の 出囃子 の 「 連獅子 」 の舞台を観ているような ・・・・ と言っても どれだけの方が お解りいただけるかは存じませんけど ( 舞台の上で 台の上に 乗った 親子の獅子 ・・ こめかみが お腹位まであって、後ろ髪が引きずるような長い髪の毛をした 獅子が 後ろの毛を 前に垂らして、大きく振ります 踊り なんですけど ) そんな 激しい動きの美しさ の 一瞬 のような ・・ 美しさを感じてしまいます。
13 か 14 の まだ あどけなさの残る 美少年だった私が 当時夢中で 観た 歌舞伎 や 演舞 の中で 強烈に いまだに印象に残る 美しい姿の 一瞬なんですよね ・・・ ( それしても さりげなく さらりと とんでもない事言う 奴 ・・ ですかね・・ 私って ・・・ まあ 今でも 美少年の名残は ありますけど ・・ どこに? )
まあ 冗談では無い事は この位にして、 この タティングレース 規則正しい目数 ながらも 力強い美しさがあって、 決して 細い糸では 描けない世界のような気がしています。 太い糸 ( と言っても 40番ですけど ) では 繊細な美しさは描けない とか 初心者向け みたいに 仰る方が 時々 お出でになりますけど、 この太さの糸で無ければ 描く事の出来ない 美しさはあるように 思っています。
適材適所 「 これでは 出来ない 」 という事は あるかもしれませんが 同時に 「 これでしか 出来ない 」 って 事もあるはずだと思っています。 つまり 「 私には 出来ない 」 という事は 残念ながら あるかもしれない人にとっても 「 私にしか 出来ない 」 ことは 必ず あるはずですから、 私にしか 出来ない事 を 一生懸命 地道に積み重ねる事が とっても 美しい姿に なるんだ ・・・ そんな風に 考えています。
手芸というのは どんな事でも そうだと思いますが、 上手下手 は 誰にでもあるもので 上を見ればきりが無いですけど、 地道に 一緒懸命 積み重ねた時間は とっても美しい 作品を 作りあげるものだと 思っています。 教室で 受講生の方々 の成長ぶり ・・ というのは おこがましいですけど、時間を重ねるごとに 作品がどんどん 美しさを増して行くのを 目の当たりにすると そんな風に感じます。 私のような者が ちょっと アドバイスするだけで とても上手になっていく 姿は 楽しいものです ・・・・
タティングレース は 作れば作るたびに 美しくなって行くものです ・・・ 常に 変化して行く 技術と 作品の 動きこそ 「 ムービング タティング 」 なんですよね ・・・・ ( ムービング タティング という言い方 は 私が勝手に言ってるだけですから 誤解なさらないように ・・・ もちろん お解りでしょうけど ・・・ )