いつごろから、危険なウィールスとして、扱われるようになったのであろう。今、北海道のオオハクチョウの数羽がH5N1型の強い毒性を持った、鳥インフルエンザ・ウィールスに犯されている。日本国内に蔓延しようとしている。この鳥インフルエンザ・ウィールスは、家畜のニワトリやカモに伝染することが知られている。いったん伝染してしまうと、鳥が大量死してしまうので、大問題になる。数年前、岡山で発見された鳥インフルエンザが、京都の丹波で大々的に経営する浅田農産を襲った悲劇を、繰り返さないためにも、ウィールスの進行が、これ以上南下することを防ぎたい。そして、最も懸念されているのが、人間への感染である。今のところH5N1型は人間には感染しないらしいが、鳥から鳥へと感染していく過程で突然変異を起こして、人間に猛威を振るうかもしれない。もしこんなことになれば、数十万の人が被害にあうらしい。“獅子身中の虫”といって、百獣の王であるライオンでも自分の身中の虫、すなわち、ウィールスに勝つことは、難しいのである。いわんや人間をやである。
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