知って得する!トリビアの泉
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 日本で、ホッキョクグマの生の姿を見るのに適している場所は、北海道の旭日山動物園であると思う。ホッキョクグマが水槽の中をダイビングする姿を、迫力あるシーンで見れるからである。水槽の内部を見るガラスがのぞき窓のように、小さいものではなく、見るものの前面に広がるのである。クマが水中に飛び込む姿が、ダイナミックに目前に広がるのである。そのホッキョクグマが、昨日、テレビのニュースを見ていると、絶滅危惧種に指定されていた。地球温暖化のために、クマが生息する氷が、どんどん解けてしまうのである。今世紀末までに97%の氷が消滅してしまうのである。その上で、生活しているホッキョクグマは絶滅するしかないのである。

 日本では、現在、佐渡で繁殖中のトキが絶滅した鳥である。なぜ、絶滅したかを考えると、数十年前の日本の農村には、必ずいたトキは、田んぼで新鮮などじょうを食べて大きく成長していた。農薬なしのそのどじょうは、トキの繁殖にとって、もってこいの食材であった。それが戦後は、農薬を使用して米の生産をするようになった。田んぼに生息していたどじょうは、激減し、姿を消してしまった。必然的に食べるものが無くなったトキは、絶滅の道をたどるのである。
 ホッキョクグマはトキが絶滅したように、食べ物が、汚染されて絶滅するのではなく、地球温暖化により、生息地である氷が溶けるために住む場所自体が、なくなるのである。このように温暖化により絶滅危惧種になるのは、これが始めてのケースである。




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