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西日本旅 四国・愛媛編 十二日目。

2011-11-12 20:14:08 | 西日本旅 三重~四国
11月8日(火)

公園の東屋にて起床。

朝からインスタントラーメンを食べるためにお湯を炊き、
同時進行で寝床の片付けをする。

ラーメンを食べながら前日写真が上げれなかったのが何故か探していると、
どうやら上げるサーバーの不具合らしく変えてみたらあげれるようになりました。

片付けを済ませて出発。

55番南光坊まで回り、今治市役所に原付を停めて、
今治城まで歩きます。

街道を歩いて商店街を抜け住宅街に出て方向あってるかな?と思い始めた頃、
今治城が見えました。

外堀を覗いてみると、

(ん?あれはコイじゃなくて、あれってイシダイじゃないのか?)

外堀沿いに歩いて裏門から入って、(この時は大きかったので、正門だと思っていました)
中に入っていくと一画で何かやっているみたいだったので、
その戸を開けると、中に人が居て、券は天守閣で買えますと書いてあったので、
天守閣で券を買うんですか?と聞くと、券が一緒になっているからそれを見せて入るんです。と説明してくれたので、じゃあ天守閣の方に行ってみますと答えると、

「いいよいいよ、せっかく来てくれたんだし先に入って」


「え?いいんですか?」

「うん、券は天守閣に行ったときに買えばいいから」


と言うことでお言葉に甘えて入りました。

当時使われていた皿やツボ、能面、掛け軸、つば、鎧、矢じりなどが展示してありました。

其れから天守閣の方に行く途中の広い敷地に像があったので城主かなと思い見に行くと
『藤堂高虎』と記してありました。

(おぉ?!こんな所に何故!?)

藤堂高虎は三重県の津城の城主でもあって像もあります。

なんでも初めて任されたのがこの今治で、
今から治めるという意味で高虎本人がつけたそうだ、
意外な所縁の地の発見に驚きました。

もしかして藤堂高虎って有名な武将なのかな?

それから、天守閣を見に行くと
丁度天守閣を修理中?で足場を組んでいるところで、
大きなクレーンが足場を吊り上げるところに出くわしたので
それを見届けて、行ってないほうに行って、看板の説明を読むと
どうやらこっちのが正門だったようです。

確かにこっちの綺麗です。

そして外堀の水を海から引いている珍しい造りとも書いてある、
やはり海水だった!

城を後にして、原付で再出発!

してすぐ近くのスーパーで昼御飯を買って進みつつ場所を探す算段です。

56番泰山寺の駐車場に停めて門まで歩いていく途中の商店に、
『アイスクリン』が売っていました。

アイスクリンは四国を回っている途中、何度か見ていて
気にはなっていたのですが、なんとなく停まってまではなぁと食べずにいました。

今回、寺の道沿いにあったので早速帰りに買いました。

何でも、脂肪分を使っていないから太らないんだそうです。

だからアイスクリームじゃなくてアイスクリンなんですよとも言ってました。


食べてみた感想は、バニラ味の氷菓子。

手作りでバニラアイスを作ると、味が片寄って薄くなる部分が出来ますが、
そんな感じです。

食べやすい味でした。

57番栄福寺に向かう途中の川縁で昼御飯を食べてのんびりしていると、
一寝入りしてしまいました。

天気が悪いと動けないし、天気が良いとのんびりして動けないなと思いながら、
57番栄福寺に行って。

58番仙遊寺に行くと納経所の方に、

裏で彫刻の展覧会をしていて本人さんがいらっしゃるのでどうですか?タダですよ。

と言われてタダならと見に行きました。

彫刻と言っても木ではなくブロンズ像が主で、習字などがありました。

一通り見て回って、入り口に居る、近藤哲夫さん本人と話をしました。

三重だったら鳥羽観光ホテルに僕の作品があるね、これがそうですと作品の写真集を見ながらその場にない作品の事も色々教えてもらいました。

その中で、どうやって彫刻のポーズ等を決めるんですか?と聞いたら、

僕はデッサンとか絵を描くのが苦手なので、作りながら頭の中でイメージしていきます。

という答えだった、それは、ためになった。

絵に苦手意識があっても別の何かで自己表現していいと言う思想に触れたことこれは良かったです。

ただ、頭の中のイメージから作品を完成させてくやり方は長くやって来たから出来ることですとも言われました。

ありがとうございました。と頭を下げて、
頑張ってくださいと鼓舞してもらいました。

59番国分寺を回り、この日のお遍路は終わり。

近辺で野宿場所を探すと道の駅があって、
湯ノ浦温泉と書いてあるので、あわよくば温泉に入れるなと意気込んでいくと、
温泉地が近いと言うだけのただの道の駅でした。

一応、温泉の出るスタンドとミストの出るモニュメントがありましたが、
そういうのじゃないんだよーと思いながら、
野宿は出来そうなのでここに決めました。

場所は道の駅の端の東屋ですが。

東屋は二つあって、

一つは駐輪場で囲があって地べたでスペースが広いモノ。
一つは東屋の中を床があげてあって人一人のスペースのモノ。

どっちかなら、テントの張れる広い方を取りたいしかし、
テントダメ、野宿ダメと書いてあるのでそこでは寝れない。

なので諦めて、一人分の方に寝袋で寝ることにして、
荷物を置いて、前のガソリンスタンドに行くと、
愛想の良いお兄さんが、これどうするんですか?とか横峯さん道は大変ですからねーとか
話していて、

「そう言えば、焼豚卵飯は食べました?」


「いえ、なんですか?」

「今治のB級グルメで今治の中華飯店なら大体ありますよ。」


「へぇーそんなのがあるんですか、近くだと何処があります?」

「近くだと○○さんだけど、僕のおすすめは、大黒屋飯店ですね。」


と断言するので興味が沸き、お店の場所を詳しく聞いて、
早速行ってみることにしました。

そして、到着!

席に座り、折角なのでラーメンと焼豚卵飯のセットを注文。

待つこと数分。

先ずはラーメンを食べます。

うん、ラーメンは普通。

続いて焼豚卵飯。

分かりやすく言うとチャーシュー丼に半熟の卵焼きが乗っている。

実食!!

(うん、うまい)

旨いに決まってますね、
半熟卵を崩してチャーシューと一緒にご飯ごと頬張る。

ラーメンも食べきって、ごちそうさまでしたとお店を後にして、

ガソリンスタンドに寄って、美味しかったです、ありがとーと伝えて、
道の駅に戻りました。

それから眠くなるのを待ちつつ前を通りすぎる車とか辺りの情景を見ていると、
トイレに行きたくなって靴を履くと足に何かが当たる。

そのままトイレまで歩いて行ってもやっぱり当たる。

何だろうと、靴を脱いで振って履いてみるとまだ異物感がある。

んんー?と手を突っ込んで出すと、カメムシでした。

ギャーす。カメムシを振り払って手を嗅いでみると臭い、、、。

それからまた寝袋に入っていると眠くなってきて就寝。


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