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西日本旅 四国・高知ー愛媛編 七日目 前編。

2011-11-06 21:18:52 | 西日本旅 三重~四国
11月3日(木)

岩本寺さんの車庫で寝ていた僕は深夜に
雨音で目が覚めて、また雨降ってると思いながら
また深い眠りに入りました。

そして早朝、目が覚め外を確認すると、
まぁまぁの天気。

曇り空に霧雨程度。

それも片付けをしている間に止みました。

岩本寺を出発してすぐ雨が降りだし多少ならと進んでいくと
雨足がどんどん強くなり、ついにどしゃ降りになりそしてびしょ濡れになり。

なんとか小屋タイプのバス停を見つけて雨宿りしました。

すぐさまリュックを下ろしジャンパーを脱いで被害確認。

体は最悪濡れても乾くのでいいですが、一番心配なのが納経帳です。

納経は和紙に朱印と墨で書かれるので水に濡れたら元に戻りません。

でも納経帳も濡れていなかったのでひとまず安心。

次にいつバスが来るか確認してその時間まで居ようと思い時刻表をみると、
下の方に月水金のみ運行と書いてある。

(今日運休やん、これで止むまで居れるな)

ということで、雨が止むまでそこで待機。

している間にお腹が減ってきました、しかしここはバス停
ラーメンは作れても洗えない。

ならそのまま食べれば良いんじゃね?


ということで、誰でも出来る簡単料理教室開講です!

用意するのはインスタントラーメンの袋適量です。

1.ラーメンの袋を閉じたまま麺を好みのサイズに手で崩します。

完成です!

あとはスープの粉を適量かけて振ればその味風味になります。

手早く出来てスナック感覚で行ける、その後水を飲めば胃の中で膨らんで
満腹中枢を刺激するわけサァ!

素敵ねマイケル!

と気分が落ちてるときほど、脳内劇で何とかするものです。

そんな感じで空腹を満たした僕は空模様を見ながら時間が経つのを待ちます。

止んだところで出発!

流れた雲が進行方向ではないことを祈りつつも、
期待に反しまた雨は降りだしたので目についた遍路小屋にて雨宿り。

遍路小屋に居る間も雨は降り続け、腕時計を見てあることが脳裏を過りました。

(今10時30分か・・・あれ?行ける?)

実は37番岩本寺と38番金剛福寺の間には、
『いろりや』といううどん屋さんがあって兼ねてから行きたかった
しかし遍路を優先したかったことと岩本寺さんからの出発ということで

開店時間の11時には通りすぎていて食べれないと諦めていました。

しかし不安定な天候と長時間降る雨に足止めを食った結果。

いろりやさんの開店時間に食い込むことが出来ました。

即行でいろりやさんに行きました、なかに入ると、大きな囲炉裏があって周りに座って食べられるとおもうのですが、一人ではそこに座るのは恥ずかしくテーブル席につきました。

そして温おろしうどん(682円)を食べて冷えた体を暖めました。

美味しいのは言わずもがななので言及しません!

諦めていたいろりやさんにも行けて気力の復活した僕は
レインコートを着て出発しました。

最初から着ろと思う人も居ると思いますが、
レインコート・レインカバーは奥の手、突然振りだした雨に対応するためのもので
雨宿りができるならそちらを優先した方がいい。

理由は視界が悪くなるし路面も滑りやすくなる
荷物もカバーでは完全に防げないので徐々に濡れるし
不安で精神がすり減る等々無理進んで良いことがない。

でも、いろりやさんで気力を回復して小雨にもなっていたので
レインコートで進むことにしました。

金剛福寺に着く間に雨は止みかけになり
濡れたレインコートを乾かすのに好都合な天気になりました。

そして、36番金剛福寺に到着し納経を済ませ、足摺岬を見に行きました。

足摺岬の灯台への道は、軽くジャングルみたいになっていて
しかも分岐したりぐねぐね曲がったりと冒険心を擽る場所で

実際、携帯で話ている人とすれ違うときに聞こえた内容から
前にすれ違った人ぽっかったので、携帯を切って呆然としていた所に、
あの道を行った先に居ましたよと教える場面もあったりしました。

道を歩いているとカサカサと木の方に逃げていくものがあります。

良く見ると、いや良く見ないでも、フナムシでした。

しかも三重のよりでかい、いっぱいいる、僕が歩くと周りで落ち葉がガサガサいう

(これは不味い、ゴキブリはまだ良い見馴れてるから、でも奴等はいけねぇ)

そして僕は威嚇のつもりで足音をわざと響かせながら歩きました

(おぉこれならフナムシがはやい段階で退いていくぞ、モーゼじゃモーゼじゃ
でも人も引くじゃないか?大丈夫今は見当たらない)

等自問自答しながらジャングル(心の中では)を行きます。

ジャングル(心の中では)の中には七不思議なるものがあって、

例をあげると、地獄穴という賽銭を投げ入れると地獄まで届くと云われる穴があります。
見に行ってみると15cm程の穴があり覗きこむと・・・

ふさがってる。

地獄に届くぐらい深いのかと思いきや浅いところで、
落ち葉や土によって埋まっていました。

もとい、ゲヘナゲートは閉じられていました。

そん感じのが点在してます。

しかし、見甲斐の有るものもありますそれが『白山神社』『白山洞門』。

『白山洞門』は日本一の海蝕洞で、そこは特にいいんですが
波が岩に打ち付けられる迫力が凄い。

そしてその上にあるのが『白山神社』、
日本一の海蝕洞の上にあるだけあって急な岩肌で近くまで行かないと道が判らない、
しかも登る手前の鳥居に、

この先に本宮がありますが道が険しく縄や階段はないためここからの参拝にして下さい。と書いてある。

それって登るしかないってことじゃない?

ということで本宮を見に行きました。

本宮までは10分かからないぐらいで短いですが
絶壁を斜めに歩く感じで、踏み外したら死ぬかな、いや死ぬなという感じでした。

僕は先に本宮に登ってから洞門の方に下りてみていたのですが誰も来ない。

灯台よりもこっちのが見甲斐あるんだけどなーと思いつつ階段を上がり駐車場へ戻りました。


後編に続く>>>

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すいませんがまた前後編に分ける事になりました。

今日(11月6日)も同じドミトリーのホテルに泊まっています。

明日は良い天気の予報だったのでやっと動くことが出来そうです。

流石に二日も何もしないと思考が腐りますので。


では、おやすみなさい。


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