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西日本旅 四国・香川編 十八日目。

2011-11-16 13:03:57 | 西日本旅 三重~四国
11月14日(月)

高松市内見晴台にて起床。

やはりテントのが安心して寝れることを実感しつつ、
朝パスタをしたら水が多くて本当のスープパスタみたいになってしまい、
適量が課題だなと思いつつ平らげ、片付けをして、待機!

何故かと言うと、昨日食べれなかった『ちくせい』さんに開店に合わせて行くためです。

見晴台に居ると、散歩の方が通るので、見晴台に休憩をしに来た人や、
僕に興味を持った人が話しかけてくれるので時間はすぐにすぎました。

あと、昨日見晴台を紹介してくれたおじさんも掃除のために来たみたいで、
「ここで寝たんかぁ。」「はい、良く寝れましたぁ」と話をしました。

そんな感じで開店時間になったので店前に行ってみるとすでにそこまで並んでいる、、。

(え?平日、開店直後でこれなの?)

店近くまで行くと、いらっしゃいと昨日の黄縁眼鏡の人。

「すごい人ですね!」

「えぇ。昨日は彼処まで並んでましたよ」


10m先ぐらいを指差してました。

「えぇ!?それは凄いな。じゃあこれで少ないんですね」

「ですねー。たぶんもう少し伸びると思いますよ。」

でですね、玉子、げそ、ちくわは注文を受けてから揚げるので
先に聞いています!と言われ思わず全部で!と答えてしまいました。

やがて店内に入ると、全貌が明らかに。

左側で麺を受け取り、自分で薬味、汁をかけるセルフスタイル。

このセルフスタイルは自分で好みの量薬味をかけれるのが魅力。

『ちくせい』さんは、ごま・ネギ・しょうが・てんかす。

そしておろし!

おろしかけ放題は良いですね!

等遠目に流れを見ていると、僕の名前を呼ばれました。

揚げ物の注文したときに名前を聞かれたのですが、

出来たでここ!置いとくよ!と立ち席の一画に僕の揚げ物の皿が置かれました。

すごい、壁の無い人だなとか内心思っていると、
今度は脇腹をつんとされ、何!?と振り替えると、
ぼくの横にあった皿を整えたかったらしくおばぁちゃんが後ろに立っていました。

(何なんここ、楽しすぎる!)

とかまた一人でテンションを上げていよいよ僕の注文の番、
麺の入った丼をもらい、お金も払って薬味をかけて、
先ほど指定(?)された場所に行きいざ実食!

麺は太めでしかも思ったより長い!

(うぐ、あれ?長い。もう吸えん)

と一旦噛みきる。

うん、コシが凄い、弾力があって噛みごたえがあります。

そして、うまい!

やっぱうまいわーと思いながら食べていると、
やがてくる満腹感。

(あれ?まだちくわとゲソ、麺も残っているのに腹が・・・あ、そうか。)


トラップカード発動!!

"香川うどんの魅力"!!

香川うどんの魅力は味やアットホームな雰囲気だけではない!
それは価格!

香川のうどんは安い!そしてうまい!
故に、せっかく来たんだからと二玉(200円)を頼んでしまう!

しかしそこはうどん!しかも太い!気付いたときにはもう遅い!!

(うぐぐ、多いしかしうまい)

全てかっこみ、ごちそうさまーと店を出ました。

今日の教訓、

食べたいなら朝から動くべし!!

値段や味の魅力に負けず最善の量を選ぶべし!!

押忍ッ!!



腹を満たし、84番屋島寺に向かいます。


標記に従い進んでいくと、料金所が見えてきました。

(これは無理パターンか?)

と近くに停めて料金所に聞きに行くと、やはり無理らしい。

駅からバスが出てるからそれに乗っていくと良いよと言われたので、
そうしますーと原付の方に行くと、登山道もあるけどねぇと続きました。

キュピーン!

早速探します、そして発見。

それは遍路道で、そいえば遍路道があったなと思いつつ、
荷物を整理していざ登山。

といっても、推定30分と書いてあったのでそんなに高くはないです、
ただ所々急なのと、後地面が完全に舗装されている。

歩きの場合、土のが歩きやすいのです。

ゼーハーゼーハーと到着!

と脇にたっている掲示板を見ると、どうやらこのコースの回数をランキングにしているようでした。

(ふむふむ。四位四千、三位四千、二位七千、何千回とか凄いな、で一位は・・・!?)

一万一千。

格が違いますね。

それから、お参り納経をして、源平縁の山らしいので辺りを歩いてみます、
うーんわからん(もはやデフォ)と思いながら看板を見て回って、
来た道を下ります。

85番八栗寺86番志度寺と回り、
87番長尾寺に着いて、トイレに行って出てくると、

(・・・あれ?コレ原付やん、しかも荷台に寝袋巻き付けてある!)

でも荷物少ないな。もうひとつの袋がテントかシートとしても
どっちか足らないし小物類を容れる鞄がない。

どうやって回って来たんだろうというと、
初めて原付遍路に出会ったので興味が沸きましたが、
現在境内に居る人の誰が持ち主か解らない。

なのでとりあえずお参りに行って納経をしてもらって
納経所を出ると車がなくなっていて原付だけになっていたので
おそらくあの人だなと思い、境内の写真を撮っていたので、
近づいていくと、それに気づいた向こうが、こんにちわーと挨拶してくれたので、

こんにちわー、原付ですか?と聞くとそうですよー。と返ってきたので、
おぉー!僕もなんですよ初めて原付に出会ったぁ。と少し話をしました。

なんでも、このD君は大阪の大学四年生で、
卒論のために、遍路道の建築学的解釈をテーマで回っているらしいです。

もう少し細かく説明してもらいましたが、
僕には、?でした、難しいことはわかんねぇ!

それから遍路の話になって、もう終わりますねーと言うと、
いえ実はと、

どうやら今日、神戸から高松にフェリーで来たらしく、
近くの84番屋島寺から回り始めたので今かららしい。

「それで荷物少ないんですねー」

「それにしても凄い量ですね、でもそのテントを置き方良いなぁ」


何でも、初日の夜に、後ろに積んだテントが落ちるか心配でサイドミラーを傾けて走っていたら、
警察に気づかずにスピード違反で捕まったらしい。

僕も最初は後ろに巻き付けていて不安だったので、今のスタイル、
(椅子に紐で固定してまたに挟む)になりました。

後は、原付しかなかったので原付にして、
原付自体乗っていないので、どれぐらい走るかわかってなかったり、
野宿基本と言っている割りに荷物が軽装備だったり、

旅馴れしていないのでー。と色々疑問に答えたり、
体験を話したりして、

本当は最後に原付で一緒に行けたら良いなぁとか考えてたんだけどなぁとか
思いながら、日が暮れてきたので、野宿場所を探さないと行けないのでーと、
お互いに頑張ってくださいと言い合って別れました。

それから、目星をつけた公園に行ってみると、
広くて良い感じなのでそこに決めテントを張り、
パスタを茹でます。

その時には真っ暗で感覚で作ったらまたスープスパが出来てしまいました、
水が、、と思いながら食べて、

後ろの森でガサガサ言うのを、風で揺れた音と言い聞かせて
眠りにつきました。


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