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一か月。

2017-10-14 11:05:48 | 日常
一か月記念で彼女が前から行ってみたいと言っていた水族館へ行ってきました。

合わせたわけでもなくちょうど一か月後に同じ夜勤からの休みで良い感じで、
今週にしても仕事場を数えるなら五日間一緒に居る時間がありました。

そんな最終日の今日がデートで締まるわけです、いい流れです。

朝彼女の子どもが登校する時間に、いつもの待ち合わせ場所に行き、いつきてもいい状態で待っていると、
いつもより準備時間が長めで来ました。

見て納得、いつもよりおしゃれしていて、髪型も普段恥ずかしいと言っているおでこだしでした。
おでこ出てるやんというと、デートやからねと笑顔、かわいい。

水族館へ向けて出発し、運転中も雑談、
お互い子どものころどんなだったとか、親がどんな感じとか、職場の話とか適当にしてました。

10時ぐらいに到着し早速水族館へ行くと、他の施設をみる事が出来る券もあるみたいで、
南極探索船が気になるというのでそれを買おうとなり受付で並んでいると、
彼女がお金を取り出し、ここは私が払うから他は払ってと券を二人分買いました。

家ひもじいでいいのにと言うと、ひもじいけどいつもお金出してもらってるからこれは出させてと言われました。

入るとイルカの水槽があって、すごーいと駆け寄っていく彼女、数年前にイルカを見るならこの水族館と教えてもらって以来ずっと来たかったと喜んでいました。

イルカの水槽を見ながら歩いているとひときわ大きな水槽があって、どうやらショーをするための水槽みたいで、
その奥にシャチの水槽があるのですが、鉄格子で分けられているだけで向こう側が見えるので、
イルカが泳ぐ姿を、じーと見ているシャチが何気に怖いです。

あいつずっとイルカ見てて怖いんだけどと二人で笑っていると、ショーが始まるようなので見に行くことにしました。

イルカショーは水がかかるエリアがあるのですが、どうせなら近くで見ようと注意エリアで見ることにしました、
前に園児がいっぱいいて、子どもが濡れるのを見ながらイルカが見れるなとか黒い部分を見せる彼女。

やがてショーが始まると、僕たちもおーとかすごーいとかいうのですがそれ以上に子どもたちがはしゃぐので、
めっちゃはしゃいでてかわいいと笑ってました。

その後シャチの公開トレーニングがあるのというので見ていたのですが、
イルカに比べて俊敏さがなくジャンプも上半身が出る程度で、二人でゆるいなーと笑ってみてました。

二匹の方なんて、魚もらって水槽回ってるだけやしとツッコミを入れてました。

ショーが終わり昼頃だったので売店で食べ物を買って、ショーが終わり好きなように泳いでいるイルカを見ながら食べていました。

買ったのが、中華風ハンバーガーとやきそばで、物珍しさで買ったのですが味は肉まんに近いような感じ、
半分食べてから彼女と交換したらこれはからしがいると言ってからしをかけに行きました、
これは合うはず食べてみてと差し出してきたのでからしのかかっている部分を全部食べて、確かにおいしいというと、
彼女が全部食べたーとまたからしをかけに行きました。

めっちゃからし好きな人みたいやん変な人やと思われたと言いながら帰ってきてので、実際そうやんと言って残りを食べてました。

食べ終わった後、シャチを上から見に行ってもう一つのエリアに向かいました。

そちらではちょうど彼女が好きなクラゲの展示をやっていて、クラゲかわいいと言いながら眺めていました、
同じようなクラゲがいて、同じやんというといやこっちのが足が内またで、こっちが外股とか、
こっちは傘のところに光る点がついているのとついていないのととか二人で相違点を探しながら見ました。

南国の魚がいる水槽や、マイワシが大量にいる水槽、チンアナゴなどを見て回っていると、
途中で時間が押してきている事に気づいて、これ他のところ回れなくない?となり急ぎ足で見ることにしました、
熱帯エリアでスコールの再現があるみたいなのでその時間まで先に進み見てから戻ってくると、
ごく一部にシャワーが降るという光景に二人して苦笑いで見つめあって、利用者の切れの悪い尿みたいと笑いあいまいました。

あれ時間指定してするほどのことなのかなと二人で疑問に思いながら進み、亀やらかにやらを見てこれで全部回ったかなと地図を確認すると、
ゴマアザラシがいるみたいでまだ見ていなかったのでそっちに行ってみると緑地公園になっていました。

そこにはゴマフアザラシとペンギンがいましたが、ゴマフアザラシがずっと水槽で泳いでいて見えないので、
全然見えないねと言って公園の方に行きました。

そこで少し座ってひと気もないのでイチャイチャしていると30分過ぎていて、
ゴマフアザラシのショーが始まったようなので見に行きました。

時間がないからショーは見れないねと話していたのに、時間が過ぎるのが早いーと彼女が笑う。

ショーではしっかりと全身も見えて芸をこなしていました、
ショーが終わって観客の大体が帰っても、飼育員さんがまだ餌をあげて芸の練習をしていたので、
眺めていたら、僕たちの前まで連れてきて芸をしてくれました。

二人でおーとなってから僕たちも行くことにしました。

終盤速足で見て全体を見てまわったら、六時間経っていて、他の施設の営業時間があと一時間だったので、
彼女がみたいと言っていた南極調査船だけ見に行くことにしました。

受付に行くと、最終入場16:30になっていて、他の施設も一緒だろうから、ここを急いでみても他は無理っぽいねと話しながら、
受付の人の券を渡すと、この券は有効期限がないので、入っていなければ後日でもいいとのことでした、
ただこの船はここで通すと次は入れないですがと言われ、どれぐらいか聞くと一時間ぐらいと言われたので、じゃあ見ますと言って入りました。

しかし安定の二人、気になるところをマジマジと見て、二人で何でこうなっているんだろうなと思案しながら進むので時間がかかる、
やがて1フロアごとに僕らが通り過ぎるたびに職員が電気を落としていくという感じになって最後のフロアで閉館時間になり、
職員からすいませんがと退館することにしました。

結局すべてを見ることが出来ず微妙に時間が足りなかったなー、あの公園でイチャイチャしていたからだねー、大体見れたしいいかーと二人で話しながら波止場の方に向かうと、
少し人だかりが出来ていて、どうやら撮影をしているみたいでした。

ADぽい人がいたので話しかけてみると、とある事で有名になった女優が主演で来年の夏頃に公開するとのこと、
他にも二人して気になったことを気にいたのですがNGがなく教えてくれるので、
ありがとうございましたと別れてから、二人であんなに教えてくれて良かったのかなと心配になりました。

撮影まで一時間ぐらいあるということなので夜ご飯を食べる為適当に歩いていると、
そういえばアイスを食べていない、僕はスケジュールがあるとそっちを優先して食べ物も与えてくれないと前に洞窟に行った時の話をネタにしてきたので、
アイス売ってなかったやん、あそこにミニストップあるでいこというと、なにあのミニストップおしゃれな形してる流石名古屋と興味がそっちに移ったようです。
しかしミニストップの交差点のわき目にお店が並んでいるエリアがあって、えびせん館あるよとそちらに歩いていくので、
言っとくけど食べれてないのあなたの性やから、僕はちゃんと提示してるからなと言うと笑ってました。

えびせん館でえびせんの試食を食べて、美味しいけど喉が渇くと言って出て、
キャットカフェでパフェが大きいところだこのパフェがいいかなーと言ってきたので、こんなに食べれやんやんと言うと、
僕は私の食べたいというものを食べさせてくれないよねとまた拗ねる。
他にもあるし見に行こうと言って建物内に入っていくとフードコートがあってそれぞれ好きな物が食べれるからここでいいじゃんとここになりました。

ジェラートがあって彼女が興味を示したのですが、先にメインを食べようと言って選んだ結果ふたりとも同じお店のものになりました。

注文を待っている間に、男性2から彼女へ来月の勤務表が送られてきて、二人で夜勤とかを確認していると、夜勤はかぶっておらず休みも一回しかかぶっていないという感じでした、
一応来月は彼女を含んだ同僚で旅行に行くのでそれを含めると三回かぶっているのですが二人きりとなると一回だけでしかも一か月先でした。

これまた偶然に一か月記念の頃に、別フロア同日の夜勤になっているので休みもおのずとかぶり二か月記念は出来そうですが、それ以外が一日丸っと会える日がなさそうで、やっぱり今月が特殊だったんだなと再確認。

ここから終わりの時間が近づいているのと、来月の勤務の事で少しテンションが落ちつつも平静を装ってやりすごしてました。

ご飯を食べ終わった後、ジェラートを食べるか聞くと、もっとチョコレート!って感じの甘いものがいいという謎理論でなくなり、
ガチャガチャミュージアムなるものがあるみたいなので見に行きました。

昔のものから今のものまでキャラクターだけではなくいろいろなものが多数あって無料で見れるので結構楽しめました、
気づくと日が暮れていたので撮影現場を見に行こうと外に出ると、イルミネーションがついていて、もうイルミネーションやってるんだねー綺麗ーと話してました。

撮影現場に行くともう始まっていたので眺めていました。

40分ぐらい見ていたのですが、同じシーンをカメラの位置や照明の位置を変えたりしながらずっと撮っていて、
シーンとしては一動作あるだけで実際に見たら何気ないシーンなのに、こんなに時間がかかるんだなと感心しました。

話しかけた人は他のADが走り回る中、主演の女優と話したりしていたし意外に偉い方の人だったのだろうか。

撮影現場がどんな感じか分かったので波止場を二人で歩くことにしました。

時間的に今から帰っても、何時に帰らないといけいないと言っていた時間には間に合わないなと思いながら歩いて、
向こうも何も言ってこないしそのまま雑談をしていましたが、ひと月というのもあって思っていたの事を吐露しました。

それは会っても会っても会い足りないという事で、子どもと彼女には幸せに暮らしてほしいのに、
その子供がいつ頃電話してくるかもわかっているのにその時間までに彼女を帰せない自分が情けないという話でした。

彼女は僕にそうやって想わている事にありがとうという気持ちしかないし、僕がつらそうにしている方がつらいと言っていました。
どうでもいいやと思って二人のしたいようにしてはいけないと思う、だから私たちが苦しいと思っている今が正常だと言っていました。

そういった話をしていたら、案の定子どもから電話がかかってきて、明日彼女は仕事なので流石に家路につかないといけないなと思いベンチを立ちました。

駐車場まで帰る途中、鈴虫の鳴き声がしてタイルの方から聞こえるのでどこにいるのかと座り込むと、手を握っていた彼女も座って、一緒に探しました。
この辺にいるよという彼女に、本当に?見えてるの?と聞くと何故か無言の彼女、えー?と探す僕と無言でタイルを見つける彼女、
この隙間に居るんじゃないのと、僕が草でつつきましたが鳴き声は止まりましたが出てこず、あきらめて立とうとしましたが、
彼女が中々立たず一旦止めて、また立とうとしてもまだ立たずを繰り返しやっと向こうが立ち上がり、また駐車場へ向かって歩き始めました、

そのころには僕の心は回復しだしてまたテンションが戻ってきたので、17アイスを見つけてアイスあるよ!買おに!と言うと、
そんな気分じゃないからーと彼女。

そのまま最短で駐車場へ向かうのは嫌だったので、違う方向に歩いてまたイルミネーションを見て、
近くに野良猫がいたので、猫がいるとまた二人して座り込んで見てました。

声をかけても寄ってこず、これ逃げないからって近づいたら逃げるパターンの奴やねというとそうそうと笑っていました、
その後眺めていると、後ろの通行人を見つけ、にゃあと鳴いてすり寄っていくのを見て、二人で唖然としてました。

恐ろしいものを見たな、あの変わり様怖いわー、まるでキャバ嬢やわと二人で笑ってまた歩き始めました。

これどの辺かわかる?と聞くと、わからんけど観覧車のある方にいけばいいと思うというので、
観覧車の一本向こうの道を歩いていたら、ビルの隙間から観覧車が見えて、彼女があった!と言うのでそちらに向かうことにしました。

それから車に乗り込み、家路につきました。

帰りの道中、今日の事とか今後のとかを話しをしていたら、また大事な話になっていって、
彼女が一旦別れて、もう一人の方に行ってもいいよと言い出しました。

よくわからなかったので表情を見ながら話したかったのですが、運転していたので聞いていました。

まとめると、

お互い辛い思いをしているし、自分にとってばつと子どもはハンデで、普通の人とならそこを飛び越えて関係を築ける、
深い付き合いになってから好きな人が出来たと言われたら傷つくから、今のうちに別の人にいってもしそれでうまく行ったら、やっぱりなと言ってやると、
うまく行ったら辛いけど、二年もあれば気持ちが落ち着くのを知っているから大丈夫だし、僕が幸せになるなら私以外とでもいいと本気で思っているという事でした。

最近彼女から僕たちの将来について前向きな話が多かったし、今日もそういう話をしていたし、
多分彼女も僕を信頼し始めていたんだと思いますが、それゆえに裏切らた時の反動が不安になってしまってきているんだろうと思いました。

僕が最初に彼女を知り始めた、自己犠牲という名の自己防衛がやはりあるんだなと確信しました、
彼女にとって自分の意思を尊重するという欲求が薄弱で、だからそんなことを悲しそうな顔で話すだろうと思います。

彼女は本来僕みたいに他人が大好きで信じたいのに、彼女の周りにはそのいう人がいなくて、
旦那という一番信頼できる他人に裏切られ、彼女の中で気持ちの整理がつかないまま来ているだろうと思いました。

僕は周りの人に助けられ人のすばらしさに気づいたから人が好きですが、彼女はそうはなれずにいるのだ、
それは彼女の境遇がそうさせているんだと納得できるし、そうなるまでどうにかしなかった彼女にも責任があるのかもしれない、
でも僕がそれでも辛いことから逃げ出さずに頑張っていた彼女が好きだし、彼女以外に惹かれる事もないと断言できる。

それを言葉にしても、将来の事はわからないけど、それでも言うしかなかったですが、彼女は悲しい顔のまま鼻で笑っていました。

それでも最終的には、わからんやつやなーと鼻をつまみ抱き寄せ、彼女もやめてーこわいー、わからんのはそっちやーと笑顔で抵抗していました、
絶対浮気するから一回別れたいのと言ってきて、僕が何も言わないでいたら、
何考えてるのと彼女が聞くので、僕があなた以外を好きになるわけはないし、そんなことを言うのをどうすれば納得するか考えているというと、
わからずやー私はやっぱりなと言いたいんやと言うのでまた鼻をつまんで黙れーと言って、やめてーごめんごめんというを繰り返して、

笑顔も戻ってきたし、彼女も眠いーと言っていたので大丈夫かと思いました、
彼女が帰り際に一旦このことは保留で次会うときに話そうと言って、まだ話すんかいと言って帰っていきました。

僕も家に帰り、帰りが遅くなったし、明日彼女は朝出なのでお休みラインもせずに今日は寝ました、彼女からもありませんでした。