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島根旅【二日目】

2010-09-21 16:52:20 | 旅行
18日は移動のみだったので加筆することはないです。


9月19日 

朝起きてまずは、『足立美術館』に行きます。

『足立美術館』に着いたのが9時開館の少し前。

人が入っていっていたので付いていって受付で聞くと
開館時間前なので掃除をしていますが入館できます
ということなので入館。 ¥2200

『足立美術館』は庭園が有名は場所。

建物内の展示物と
外に見える庭園を楽しみながら回れます。

庭園を映えさせるため屋敷の模型があります。

模型といっても実物大で
家の一部が切り取ってある形です。
風景としては縁側から眺める庭園という感じです。

展覧会の方は『横山大観』をしていました。

絵は墨絵と風景画が基本で
その他にも屏風に描かれたものなど
『横山大観』の作品がたくさんありました。

大展覧会と言っているだけあって相当の数があったので
『横山大観』に興味がある人は必見です。

『足立美術館』を出てすぐの所で
期間限定ということで梨ソフト(¥350)を買いました。

ちゃんと梨味のソフトですが量の割りに高めでした。
地域限定とはそういうものですが。

所要時間は2時間半程でした。

次に目指すは『奥出雲たたらと刀剣館』

『足立美術館』から下にひたすら山間を進んでいきます。

『ジュンテンドー』というホームセンターを過ぎて
すぐを曲がった所にあります。

ヤマタノオロチを模した大きなモニュメントがありました。

入館¥510。


奥出雲は唯一、玉鋼が精製される場所。

玉鋼は日本刀を精製するために必要な鉄で
『奥出雲たたらと刀剣館』では
玉鋼の精製方法が学べます。

少し説明すると、
玉鋼は砂鉄から出来ます。
たたら炉に砂鉄と木炭を交互に入れて
約70時間熱し続けると底に砂鉄が溶けたものが
溜まって巨大な塊になります。

この時不純物は炉に使われている粘土や木炭で
取り除かれます。

やがて出来た鉄の塊の中でも内側底のほうに出来るのが
一級玉鋼です。
そこから二級三級など段階的に質が分かれていきます。

相当ざっくばらんに説明するとこんな感じですが
刀剣館では実際に使用していた道具や実物のたたら炉、
ビデオなどを見ながら詳しく知ることが出来ます。

日によっては精錬を公開してるようです。

所要時間は1時間程。

さて次に向かうのは世界遺産『石見銀山』

の予定でしたが宍道湖まで上がってきたところで
時間がないことが分かり米子にある『水木しげるロード』を
見に行くとこにしました。

というのも『石見銀山』は山というだけあってそれ自体が
観光対象で堪能するのに数時間かかるためです。

正確には山から港までの行程全てが世界遺産ですが
それだと1泊2日になるようなので銀山中心で行きます
それでも数時間。

この時15時頃

到着予定は16時頃

閉山は17時。

ということで明日にまわして『水木しげるロード』に向かいます。

宍道湖の下側を通り松江市を斜めに進んで中海を通って米子へ。

この道のり、相当綺麗でした。

とくに中海を通る道は、
水位が上がらないのか水面近くを道が通っているので
水の上の走っているかのような感覚でした。

そして次は中海から米子に入るためにひたすら登って降りる坂。

おそらく大きな船が通るためにそういった形になっているだろう思いますが
すごく登ります、高さにして50mぐらい。

角度も結構あるので登りは空に向かって走っているような感覚
上のほうまで来ると景色が綺麗、そこからジェットコースターばりに下っていきます。

米子に入って境港の方に行くと『水木しげるロード』があります。

到着するとすごい人にびっくり。

『水木しげるロード』はその名の通り
水木しげるの特にゲゲゲの鬼太郎をテーマにした道です。

境港駅から商店街までの片道800mに鬼太郎関係のものがたくさんあります。

まずは妖怪の銅像。

全部で134体が800m間に並んでいます今も段々増えていってるようです。

次にショップ。

至る所で鬼太郎のグッズが売っています
特に目玉の親父の饅頭が人気のようです。

皮が目玉の親父になっていてそれを串に刺して売っているんですが
どうみてもただの目玉です。

目玉の親父は目玉に体が付いているからマスコットになるのであって
目玉だけならそれはただの目玉です。

とか思いながら商店街を歩いて行きます。

気になる事がありました、
鬼太郎には主要のメンバーが居ます。

鬼太郎とねずみ男は大きい銅像でありましたが
他のメンバーは他の妖怪と一緒でした
しかも一反木綿が見当たりませんでした。

好きな妖怪だったので残念です。

好きな理由は、
ひらひらなのに巻きつきが攻撃なので
やぶられそうでハラハラするところです。

銅像の他にも妖怪ポストがあってそこから手紙を出すと
特別の消印を押してくれたり銅像のほかにも鬼太郎の世界の建物があったり
商店街全体が鬼太郎ワールドになっているのですごく楽しめました。

みるだけならタダだしね。

時間は往復で1時間半ぐらいでした。
ただ記念館に行っていないので+30分ぐらいでしょうか。

そのとき18時ぐらいでとりあえずは次の目的地『出雲大社』に向かいます。

今度は米子の上のほうから中海を渡ります、ここにも例の橋がありました。

そのまま中海の上側を通り宍道湖の上を通り『出雲大社』へ

既に暗くなってましたが、とりあえず参拝しに行きます。

近くの駐車場に停めて歩いていくとすぐに『出雲大社』がありました。

『出雲大社』の前には有名な巨大な注連縄(10m程)があります。

近くまで行くと縄に向かって何か投げている人達が居ました。

縄を見てみると、どうやら縄の間にお金を挿そうとしているようで
実際に縄には、たくさんのお金が刺さってました。

とりあえず僕もやってみることに。

何度かやってやっと刺さりました。

縄がちゃんと締まっているのでなかなか刺さりません
それぐらいじゃないとお金が固定されないんでしょう
多分、願掛けのためにお金を挿すんでしょうが
挿すのに必死で忘れてました、
願いといえば刺されと思ってた事ぐらいです。

それから『出雲大社』を後にして寝床を探している途中
大雨に降られました、通り雨だったので
すぐに止みましたが地面が濡れてしまったので
寝れる範囲が狭まってしまいました
そこでホテルを取ろうと思ったんですがその時にはノートのバッテリーが切れていたので
まずは公園を探して○○しました。

○○をしながらホテルを見つけて予約が出来たので行ってみると。

今日は満室ですと言われました、予約できたんですがと言うと
インターネットは切ったはずでしたがすいませんということで
ホテルを後にしました。

駐車場でどうするか考えていたら、ホテルのおばさんが来て
聞き覚えのある名前だったから探してみたら明日の予約で入ってますよ
と言う。

どうやら日付を間違えてたようです、そうでしたかすいません。
という会話をしてその場を後に。

その時、21時程。

野宿色が高くなってきたので先ずはコンビ二に行って飯を調達
公園に戻ってまた探す事にしました。

が、

公園まで戻ってくると駐車場が閉鎖されている。。。

公園を出てからおそらく1時間ぐらいしか経ってなかったはずです
タイミング的にもしかしてばれてたかなとも思いましたが
とりあえず頼みの綱の公園に入れなかったので道端で飯を食べました。

(出雲大社からテンポが悪いな~この流れだとネット喫茶も閉まってるんじゃ)

というこで前もって調べてあったネット喫茶に行きました。

ネット喫茶はちゃんと24時間でした
ノートを○○しつつパソコンでめぼしいホテルを探して
店を後に。

その時22時半。

もうダメ元で電話してみたら
なんと一発目で見つかりました。

当日キャンセルがあって一室開いてるということ
なんという幸運。

即効でホテルに向かいます。

出雲駅近くのα-1。

鍵を渡せれエレベーターで階数を確認すると
10階中10階。

(おやおや?)

エレベーターを出て部屋番の方に行きます。
一番端。

(ほうほう。)

ドアを開けると中々の広さ。
いや広いです。

まずはカーテンを開けて風景を確認。

出雲の一部が一望できます。

(このためだったんだな・・・。)

夜も遅いので早々に良い感じのベットで就寝です。

島根旅【三日目】

2010-09-21 16:51:45 | 旅行
9月20日

朝、8時起床。
先ずは風呂に入ってスッキリします

朝ごはんを食べて出発です。

実は金曜のランニングの筋肉痛が
土日とほとんど同じ体勢だったのが祟ってまだ治ってなかったんですが
なんとか間に合いました。

まずは世界遺産センターに行ってルートを確認します。

『石見銀山』にはいくつかの回り方があって
どこまで見るかでコースが変わってきます。

スタンダードが町並みと間歩(坑道)を見るコース

がっつり動く気なら仙の山を登ってのコース

あとは海まで続く道を行くコースですが、
これは行ってないのでなんとも言えません。

今回、僕がとったコースは、

世界遺産センター -バス→ 大森 -徒歩・銀山公園経由→ 龍源寺間歩
-徒歩→ 石銀集落 -徒歩・展望台経由→世界遺産センター

です。

世界遺産センターからバスに乗って数分で銀山公園近くまで行きます。

銀山公園から遊歩道を通り40分程で龍源寺間歩に到着します。

その間、結構遅めで時には立ち止まりながらだったので
早い人ならもっと早くなると思います。
道も土の道ではありますが、よく踏み均されていて
特に急な坂や狭い道幅もないので楽に進めます。

土が嫌なら並列して道路も通ってますし
下で自転車も借りれるようです。

龍源寺間歩は、全長600mぐらいあるらしいですが
歩けるのは200mぐらいです。

間歩というのは坑道のことで昔掘られた坑道を
実際に見て歩く事が出来ます。

龍源寺間歩¥400

入り口から寒いですが、そのうち馴れるので夏は半そででも平気です。

道の広さは、まちまちですが高さ165cm程、幅は1m程で
多少狭いです。

その道からいくつも横に掘られた穴がありますが
鉄格子があって入れないか人が入れないぐらい狭いかで
まっすぐにしか進めません。

進んでいくと広いスペースにでます、
そこからL字に曲がって登っていくと出口です。

時間は大体10分ぐらい。
これでも長いほうだと思います
何人も抜かしていったので。

出口から左に進んでいき佐毘売山神社の脇から仙の山を登り
石銀集落に向かいます。

『石銀集落跡まで通れます』という看板がありますが
実際は大久保間歩・世界遺産センター・銀山公園どこにでも
降りれます。

表札によると頂上にある石銀集落まで1.2km。

山道は大体が笹で覆われていて滑りやすいです
最初は急ですが残り300mの標識辺りからは
平坦になるのでそこまで登れば大丈夫です。

あと僕は出会いませんでしたが、マムシやハチがでるようなので
長ズボンで行ったほうが得策だと思います。

途中、通り雨で竹やぶで雨宿りして
30分程で石銀集落に到着です。

すると丁度、がっつり登山装備の二人組みが来たので
話を聞いてみると
世界遺産センターから大久保間歩経由で来たらしい
あとどれぐらいですかと聞かれたので、もう下るだけなので
10分少しで降りれると思いますよみたいな会話して別れました。

結局、登山道であったのはこの二人組みだけでした。

集落跡は、
見た目はただの平原ですが森の中に少し広めの平原っていうのは
周りは高い竹が生えているのにそこだけ平原なので
なかなかに異質な光景でした。

平原(全長200m程)を通って進んでいくと石銀集落の表札と説明がありました。

そこからは大久保間歩に降りる山道と世界遺産センターと銀山公園に下りる遊歩道に
分かれます。

大久保間歩から世界遺産センターに行く事もできますが
僕は展望台経由で行くため銀山公園に方面に下ります。

銀山公園方面といっても
表札は大久保間歩と龍源寺間歩の方向しか書いてないです。

方向としては看板を前に見て右に降りていく道です。

遊歩道は、アスファルトで固められており
乗用車も問題なく通れる道幅かつ状態で
さくさく降りていけます。

30分程で展望台に到着しました。

車は一台も通りませんでした。

ここまで来ると下のほうに世界遺産センターが見えています。

展望台からは山吹城跡・太田町の町並み・三瓶山が見れます。

そこから遊歩道を逸れて山道を降り
10分程で世界遺産センターです。

ということで、

このコースで所要時間は約3時間でした。

展望台に行かず大久保間歩の方に
降りたほうが銀山を堪能できたかと思います。

それと世界遺産センターで20分ほどの石見銀山についての上映をしているので
それを見てから観光すると良いかと思います。

僕は帰ってきてから見ましたが。

『石見銀山』を後にして再度『出雲大社』に向かいます。

昨日は暗くて神楽殿しか見てなかったので他も見て歩くためです。

鳥居を潜り長い参道を歩いていくと本殿が見えました。

その手前には因幡ウサギと幸魂奇魂の銅像があります。

本殿にお参りしてもう一度神楽殿に行き帰路に着きます。

帰る途中、蒜山やきそばを買いました。

蒜山やきそばは味噌ソースがベースの様で
分かりやすく言うとスープのない味噌ラーメンの味でした。
おいしかったです。

それからはひたすら走りました。

すでに出雲→蒜山で結構走ってましたが。

島根旅【まとめ】

2010-09-21 16:51:06 | 旅行
今回の島根県での行動範囲の殆どが山でしたが
信号が少ない、あっても点滅なので止まらず通れる
などで苦なく移動が出来ました。

宍道湖から松江市を挟んだ中海周辺は
湖から望む松江市の町並みや
中海を通るおもしろい道など
感動もできて楽しめる所が
たくさんありました。

僕の旅の楽しみの一つに絵馬を見ることがあります。
見るといっても見えてる範囲で見るだけで触れはしません。

そんな中、今回はベスト絵馬が二枚ありました。

それは、こんな絵馬。

  名前・名前

  一生一緒 ←二文字ずつ二人で書いたっぽい
  
早く苗字ちょうだいな(ハート)

これです微笑ましいです。

もう一枚は

○○校⇔高合格!!

高校の文字が逆で、矢印で逆を直している絵馬。
笑わせてもらいました。


あとはコンビニがローソン・ファミマ・ポプラ
の三種類しかありませんでした。
ポプラは三重にないので聞きなれないですね。

島根では主流のようでたくさんありました。
利用してみましたが特徴的なのがお弁当のシステム。

一部お弁当は容器におかずだけが入っていて
ご飯が入っていません。

どうやら買ったその場であつあつのご飯を入れてくれるみたいです。

ということで島根旅終了です。

日本に数個しかない世界遺産の一つ『石見銀山』
注連縄にお金を挿す願掛けの出来る『出雲大社』
など見所満載の島根県。

行った事のない人は一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

今回は各々居た時間を大体ではありますが
載せてみました。

僕はじっくり見るほうなので普通より遅いと思いますので
最大でこれぐらいかかるだろうという目安になれば幸いです。

と今回はこんなテイストで終わります。



おつかれさまでした。


総移動距離:1169.1km

島根旅【写真】

2010-09-21 16:50:47 | 旅行
今回は人がたくさん居るところが殆どだったので 載せれる写真が少ないです。



足立美術館・庭園。


奥出雲たたらと刀剣館・ヤマタノオロチモニュメント。



水木しげるロード・鬼太郎と目玉の親父



石銀集落。



出雲大社・神楽殿。



注連縄。断面にお金がたくさん刺さってます。アップの写真も撮りましたが、結構グロかったのでやめました。