児玉 弘義 （こだま ひろよし）
所属／近鉄バファローズ
背番号／６１－２４－７６
ポジション／捕手
出身／兵庫県津名市
出身校／県立津名高－近鉄(’60～72)-近鉄コーチ、職員
生年月日／1942年3月13日
身長、体重／172センチ76キロ
通算成績／647試合 1084打数 78得点 221安打 16本塁打 79打点 12盗塁 打率.204
昨日、脳梗塞でお亡くなりになられました。
６６歳です。
ほんとうに悲しいです。
まだお若いです。
今日の新聞は、一面に山内和弘氏の訃報が記されましたが、児玉さんはひっそりと掲載されておりました。
児玉さん
近鉄の選手だった方ですよ。
それこそ近鉄ファンでも知る人は少ないかもしれない。
ボクが
ファームを見に行くようになって、この方もまたファームという世界を広げてくださったお一人なんです。
淡路島の津名高校から近鉄に入った児玉さんは、大輪を咲かせることはありませんでした。
それでも、努力が実り、
三原脩監督時代に一時期は正捕手として97試合も出場したこともある方でした。
児玉さんは現役を退いたあと、近鉄のコーチとなられるのですが、
ここからの野球人「児玉弘義」にはほんとうに拍手を送りたいばかりの人生を送られます。
現役を引退されてから、じつに30年にわたってファームのコーチ、寮長を続けられたのです！
ボクは、そんなファームのブルペンコーチを務められた時に、ナゴヤ球場で児玉さんを知りました。
弟が近鉄ファンでしたから。
ナゴヤで、阿久比で、ブルペンのフェンス越しにいろいろなことを教えてくれました。
無類の人好きで、野球の好きな方。
趣味は、少年野球の指導。
あぁ！
世の中にはこんな人もいるんだ！！
と、
心から感動しました。
ボクら一般のファンの方にもとてもやさしくて律儀な方。
ゆえに、
ボクら兄弟はもちろん、野球場に連れてってくれたウチの父親まで、児玉さんのファンになってしまい、近鉄戦にもよく足を運びました。
近鉄ファームを応援していた正一氏や、ええじゃないか普及委員会の小池会長もこの頃からのお付き合いで、やはり児玉さんが好きでした。
最後にお目にかかったのは、寮長をされていた2002年頃。
藤井寺に行った際、寮によらせてもらったときです。
よし
せっかく来たんや、
何か持ってくか？
と仰って、中村ノリの直筆のサインボールを弟にくださった。
たぶん、他に頼まれたボールだったことでしょう。
また貰えるからといって、惜しげもなくボクらにくださいました。
コーチ時代にも、顔なじみになったよしみで練習着を頂いたこともありました。
近鉄をお辞めになり、球団がなくなり、、児玉さんもとても寂しい日々をお過ごしかと思っていたら、
オリックスになってからも１～２年、少年野球教室（バルボン校長の）の講師も務められ、また地元津名でも野球指導に尽力。
そして、
最後の職場となったのが、今年もお務めになる予定だったはずの、関西メディカルスポーツ学園のコーチでした。
プロアマとわず、じつに４０年以上も野球の現場に携わり、たくさんの若い野球選手のタマゴたちを温め続けた児玉弘義さん。
華やかなプロ野球の世界の中で、こんな日陰をずーーっと支えてきた人もいる。
しかも
ファーム、アマチュア、、
決して恵まれた環境ではありません。
熱い夏の日も、寒い冬の日も、
誰よりも野球に生きた方。
ほんとうに純粋に野球が好きで、野球に生きてきた人は他に知りません。
児玉さんは、数多くの野球選手を育ててきた。
その姿は、また数多くの野球ファンも育ててきた。
ボクは、そのうちの一人と思っています。
毎年、
今年こそは、ぜひお会いしたいと思っていました。
年賀状は、毎年送って下さっていました。
一介のファンにも、ちゃんと毎年いま携わっておいでの野球チームのことを書いてくださっていました。
今年も、もちろん。
それが、
脳梗塞でお亡くなりになるなんて、、、
おそらく、お倒れになる直前まではお元気だったと思います。
あまりにも急な報せに、ボクもただただ胸が痛い朝です。
あした
BW仲間の新年会があるので、大阪に行く予定がありました。
葬儀に参列したいと思います。
最後に、もう一度”縁”がありました。
ついでじゃなくても当然参列に行きましたが、偶然大阪にいる日に葬儀というのは、縁かもしれないと思います。
生前にお会いできなくて、ほんとうにごめんなさい。。。
お亡くなりになったことに次いで、悔しいばかりです。
ファームの、野球の大恩人、児玉弘義さんのご冥福をお祈りし、ブログにも紹介させていただくことで、ボクも恩返しできればと思います。
そして、
ファームのすばらしさ。
若い選手を応援する気持ち、人を敬う気持ち。
野球を愛する気持ち。
ボクも持ち続けていきたいと思います。
さようなら児玉さん
所属／近鉄バファローズ
背番号／６１－２４－７６
ポジション／捕手
出身／兵庫県津名市
出身校／県立津名高－近鉄(’60～72)-近鉄コーチ、職員
生年月日／1942年3月13日
身長、体重／172センチ76キロ
通算成績／647試合 1084打数 78得点 221安打 16本塁打 79打点 12盗塁 打率.204
昨日、脳梗塞でお亡くなりになられました。
６６歳です。
ほんとうに悲しいです。
まだお若いです。
今日の新聞は、一面に山内和弘氏の訃報が記されましたが、児玉さんはひっそりと掲載されておりました。
児玉さん
近鉄の選手だった方ですよ。
それこそ近鉄ファンでも知る人は少ないかもしれない。
ボクが
ファームを見に行くようになって、この方もまたファームという世界を広げてくださったお一人なんです。
淡路島の津名高校から近鉄に入った児玉さんは、大輪を咲かせることはありませんでした。
それでも、努力が実り、
三原脩監督時代に一時期は正捕手として97試合も出場したこともある方でした。
児玉さんは現役を退いたあと、近鉄のコーチとなられるのですが、
ここからの野球人「児玉弘義」にはほんとうに拍手を送りたいばかりの人生を送られます。
現役を引退されてから、じつに30年にわたってファームのコーチ、寮長を続けられたのです！
ボクは、そんなファームのブルペンコーチを務められた時に、ナゴヤ球場で児玉さんを知りました。
弟が近鉄ファンでしたから。
ナゴヤで、阿久比で、ブルペンのフェンス越しにいろいろなことを教えてくれました。
無類の人好きで、野球の好きな方。
趣味は、少年野球の指導。
あぁ！
世の中にはこんな人もいるんだ！！
と、
心から感動しました。
ボクら一般のファンの方にもとてもやさしくて律儀な方。
ゆえに、
ボクら兄弟はもちろん、野球場に連れてってくれたウチの父親まで、児玉さんのファンになってしまい、近鉄戦にもよく足を運びました。
近鉄ファームを応援していた正一氏や、ええじゃないか普及委員会の小池会長もこの頃からのお付き合いで、やはり児玉さんが好きでした。
最後にお目にかかったのは、寮長をされていた2002年頃。
藤井寺に行った際、寮によらせてもらったときです。
よし
せっかく来たんや、
何か持ってくか？
と仰って、中村ノリの直筆のサインボールを弟にくださった。
たぶん、他に頼まれたボールだったことでしょう。
また貰えるからといって、惜しげもなくボクらにくださいました。
コーチ時代にも、顔なじみになったよしみで練習着を頂いたこともありました。
近鉄をお辞めになり、球団がなくなり、、児玉さんもとても寂しい日々をお過ごしかと思っていたら、
オリックスになってからも１～２年、少年野球教室（バルボン校長の）の講師も務められ、また地元津名でも野球指導に尽力。
そして、
最後の職場となったのが、今年もお務めになる予定だったはずの、関西メディカルスポーツ学園のコーチでした。
プロアマとわず、じつに４０年以上も野球の現場に携わり、たくさんの若い野球選手のタマゴたちを温め続けた児玉弘義さん。
華やかなプロ野球の世界の中で、こんな日陰をずーーっと支えてきた人もいる。
しかも
ファーム、アマチュア、、
決して恵まれた環境ではありません。
熱い夏の日も、寒い冬の日も、
誰よりも野球に生きた方。
ほんとうに純粋に野球が好きで、野球に生きてきた人は他に知りません。
児玉さんは、数多くの野球選手を育ててきた。
その姿は、また数多くの野球ファンも育ててきた。
ボクは、そのうちの一人と思っています。
毎年、
今年こそは、ぜひお会いしたいと思っていました。
年賀状は、毎年送って下さっていました。
一介のファンにも、ちゃんと毎年いま携わっておいでの野球チームのことを書いてくださっていました。
今年も、もちろん。
それが、
脳梗塞でお亡くなりになるなんて、、、
おそらく、お倒れになる直前まではお元気だったと思います。
あまりにも急な報せに、ボクもただただ胸が痛い朝です。
あした
BW仲間の新年会があるので、大阪に行く予定がありました。
葬儀に参列したいと思います。
最後に、もう一度”縁”がありました。
ついでじゃなくても当然参列に行きましたが、偶然大阪にいる日に葬儀というのは、縁かもしれないと思います。
生前にお会いできなくて、ほんとうにごめんなさい。。。
お亡くなりになったことに次いで、悔しいばかりです。
ファームの、野球の大恩人、児玉弘義さんのご冥福をお祈りし、ブログにも紹介させていただくことで、ボクも恩返しできればと思います。
そして、
ファームのすばらしさ。
若い選手を応援する気持ち、人を敬う気持ち。
野球を愛する気持ち。
ボクも持ち続けていきたいと思います。
さようなら児玉さん