せいかつ創庫

野球・音楽・アート・街の風景など、自分自身のネタ創庫。
野球の楽しみ方、考えてます。自作イラストの展示も。

田村恵という野球人の想い・・・

2013年10月27日 | 大須ボールパーク(野球コラム)
今年は派手さはないものの、どこも満足のいく収穫を感じた今年のドラフト。


大瀬良投手をドラフトで引き当てた広島の田村恵スカウト。
あらためて、いま映像を見て「良かったなぁ~~」と。


僕が球場バイトしていた時代に現役でやっていた方です。


あの顔&体格でキャッチャーだったんですよ。

ちっさくて、細身の身体で眼鏡姿。
しかし、”負けてられない”って気持ちが勝るように、ひたむきなプレーが印象に残る、素晴らしい選手でした。
3シーズンばかりファームで暮らして、1軍出場は多くなかったですが、1試合1試合を全力で闘う姿。
袖をまくり上げて打席に立つ姿が、田村恵の”らしさ”を感じる仕草で、一生懸命な選手が大好きな僕としては、ほんとうに頑張ってほしいと心から思う選手でした。


大瀬良投手のスカウティングを見て、あらためて田村さんの野球に対する姿勢。
そして、
自分が探し当ててきた選手への期待と自信と責任・・・すべてを背負ってクジに手を伸ばした田村さんの心情を思うと、田村さんの万感の想いと、当たりクジを見たときの大瀬良選手の笑顔はほんとうにグッと心にしみる思いです。


引き寄せられて、、、
広島に入るべくして巡り会ったと思わせる不思議な縁と、
ひたむきに、
陰から野球を見つめて追いかけてきた田村さんに、その不思議な縁を結びつけたのではないか・・・と、野球の神様の存在をあらためて感じてしまう。

そんな気持ちに朝からこみ上げる思いになりました。



広島って、
ほんとうに野球の好きな人に愛されている球団だよなぁ~~。

優勝目指して、ほんとうに頑張ってほしい!!


そして、
愛される選手になってほしい!!








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やる気のあるヤツ、待ってるぜ♪

2013年01月22日 | 大須ボールパーク(野球コラム)
横浜DeNAベイスターズ、新卒で職員採用募集(球団の公式ページより)



新卒を公募で取るなんて、初めてのことだと思います!!

これは!
12年早かったら僕も手を挙げたかった!!!


スポーツが、選手だけではなくマネジメントの観点でも、若くてやる気のある人を登用しようとする試みは、とても素晴らしいことだと思います。


スポーツは文化だ!
その文化を、プロのクラブチームで作っていける!!

やる気のある人を求めているぞ!!


スポーツは、プレーする人ばかりが輝くのではないのです。
面白い世界だと思います。


12年前、
かくいう僕もこの世界に身を投じたくて、12球団に片っ端から履歴書と自己PR文を送りつけました。

当然のごとく、
声を掛けてくれるチームはありませんでしたが、丁寧に断りの返事をくれたのが、すでに知り合いの球団職員がいたオリックスと、手紙をよこしてくれたのが横浜ベイスターズでした。



このときの断りの理由も、
「新卒は取れない。申し訳ない」
と言うものでした。


オリックスは、
当時小浜マネを通じて、編成部長の岡田さんからご連絡をいただきましたが、やる気はとても買ってくださいました。


そう
いま就職活動をしているキミ!!

会社の採用は学校の試験とはちょっと違う。

やっぱり社会で一番その仕事の役に立つ。もしくは自分が力を発揮出来るのは、なんといっても熱意ですよ。

その熱意が努力を生むし、意図に意思を伝える力となる。



この当時から振り返っても、情報環境は進歩しているし、運営戦略や経営理念もずっと明確になってきているし、いろんな性格のチームが、真剣に生き残りをかけて取り組んでいる時代になりました。


スポーツをビジネスとして真剣に取り組める環境とチャンスがある!!


オレにも欲しかった!!


でも
この時の気持ちが、いまイラストでスポーツを盛り上げよう。
何かの力になりたい。

その活動に繋がっています。


このチャンス!
ぜひ若い人たちに掴んでもらい、面白くて役に立つ!新しいスポーツの世界を斬り広げてほしい。


応援します☆
この心意気と、そこに集う若い力を!!









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マイナーカテゴリーの明日を考えたいね!!

2011年08月19日 | 大須ボールパーク(野球コラム)
独立リーグ、NPBとの共存共栄 混成球団で参戦プランも


受け皿

若い選手の受け皿・・・


各カテゴリの底上げ。




大事なんだけど、まさしく「体力」の問題なんだよなぁ~~~





この場合の「体力」ってのは、財力の体力ですよ。

当然ですが。




NAGOYA23を見ていても、
ほんとうに若い選手がワラをも掴む思いで、「プロへ!」と夢見て頑張っている。



イースタンでは、すでに「フューチャーズ」ってものができているけど、それは距離的な隔たりがないからできている話だし、まだすべての球団が同調しているわけではありませんからね。





以前
ボクも提唱をしました!


ここをクリック!!




ウエストも地域性をしっかり見据えて、本気で選手育成をやるなら、独立リーグやクラブチームとどんどんネットワークを設けて、賞金とか賭けたガチの試合(大会)をやるべしと。


土台が腐ってしまっては、育つものも育たないですし、頭でっかちになってしまうだけですからね。






現実問題は厳しいと思います。


日本は狭いし、
狭いから、わざわざ近所の弱いチームを応援しなくても、NPBのチームを応援できるモンね。






でも
地産地消の世の中。



何かと便利になってきているから、地域や田舎から発信されるものも中央に十分届く環境が整っているし、
現実”あえて地方に”と拠点を構える団体や個人も少なくない。



スケールは小さいかもしれないけど、長いスパンで見ると、スポーツのあり方も地域重視。
もっと地域が盛り上げて行くべきとも思っています。




Jリーグの下部や、bjでも、成功しているところは成功しているからね。







昨日も、あるイケメンズたちが雁首そろえて”三菱電機コアラーズ”の明日を考えて激論が繰り広げられた。





なんで女子のバスケが盛り上がらないのか





しかし

なでしこリーグだって、ああやって優勝したから注目されてきたんだ。






知名度たるや、もともとマイナーなバスケのリーグ。



どんだけ逆立ちしたって盛り上がる要素は、悲しいかな”ナイ”んだよね・・・


現状は、、、






これは
NAGOYA23だって同じことよ!




でも
注目されなかったら、支援してくれる人もいなくなる。




ファンがわめくだけでチームが成り立つような甘いもんじゃない。








まだ三菱には”三菱”というバックボーンがあるからいいけど、クラブチームは切実なモンです。





三菱をはじめJBLの、とくにまだ実業団色の濃い方々の考え方では、どだいこうした問題を乗り越えることは出来ないかもしれない。

いや、考えようがないもの。


危機感の持ち方が違う。



プライド高い人も多いから。




そう
プライド高い人たちって、権威も振りかざして来たら最悪。


社会人クラブチームだって、とっても肩身が狭いもの。






でも
同じ土俵に立てば、お金のあるチームもないチームも同じところで闘うことになる。




格差も出てくるかもしれないけど、秘めたポテンシャルもあるわけだから。





だから
なでしこジャパンのように、チャンスをつかんで大きく発展する可能性も秘めている。





あとは、
一過性に終わらないことを祈るのみだね。



オリンピックでも、
メダルを取った選手って、必ず言うよね。


「環境改善」



スポーツ選手って、けっこう地味で健気な努力をしてるんです。



NPBプロ野球選手なんて、贅沢至極ですよ。








とにかく
チーム発展のためには、

強い戦力はもちろんのこと、その”強い”を作り出すいくつかの要素が大事になってくる。





大きくは”資本”



実業団だって、決して親会社は楽じゃない。




でも、実業団は
企業が”やめ”といったら瞬く間に「ゼロ」です。





選手は路頭に迷うことになる。






それではダメなんです!!







資本を動かすために何が出来るか。




ターゲットは”地域”そして”人”



資本に限っては決して一極集中でもなく、人に対しては力を持っている人に限らず。




広い”理解と支持”が、土台を強くしていくんだよなぁ。




だから
”枠”を決めてかかるより、可能性を秘めているものはどんどん口に出して、行動してくのも有意義な方策だと思います。







人の心を掴むには、人の熱意ですよ。





そう思う。


選手もファンも。



プライドを捨ててさ。




選手育成の動きだって、マイナーカテゴリの脱皮だって、

資本=支援の輪を広げるには、その可能性と楽しさを伝えなきゃ!!





3軍構想、社会人クラブチームとの対抗戦。

独立リーグへの相乗効果。


やってほしいなぁ。




そして
バスケでもサッカーでも、
地域を揺るがすムーブメントを。



bjだのJBLだのって言わないで。

ほんとうは、楽しいものはトコトン楽しい方向へ。



そうすれば、
お客さんもついてくると思うし。











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「応援」の原点を考える。素晴らしさ再確認

2011年07月04日 | 大須ボールパーク(野球コラム)
クラブ選手権

敗退しましたが、
いままで以上に、精いっぱいの応援が出来たと自負してます。



いちおう

ボクは”NAGOYA23公認私設応援団”の団長ですから(笑)。



胸張って言います!







副団長のともちんが、某竹村(爆)から感謝の言葉をもらったと教えてくれました。



いままでになく”声”が心に届いたんだと。


それを聞いて、

「ぜったいゼロに抑えてやるっ」って思ったんだって。





嬉しいですね。



ほんとうに、嬉しいです。




NAGOYA23の応援団は


団長ボク(Rd,Tp,Dr)
副団長ともちん(Rd,Tp,Dr)
HIROSHIさん(Rd,Tp,Dr)
Kさん(Tp,Tb)
ヤスくん(Tp)
NA☆BEちゃん(Tp)

そして
非常勤顧問のMタヤン(Rd,Tp)
広島行っちゃったけど、おこのみさん(Dr)

さらに
がったん


だけです!


(笑)。
バンドみたいに担当パートを()してみたけど。。。


Rd=リード
Tp=トランペット
Dr=ドラム
Tb=トロンボーン

ですね(爆)!!




そこに
常連客といえば、小島ファミリーとTファミリーくらい。



ね!
10人も集まれば上等な応援団です。




え?
10人もいない!?



いないです(爆)。







なにしろ、社会人野球のクラブチームなんて、一部のチームを除いて注目度はほぼ皆無です。





でも
応援することの原点、応援の価値ってモノはなにか

ってのを、
あらためて喜びながらやらせてもらってます。






応援で大事なことは「気持ち」なんです。
驕らず、素直に、選手に勝利を引き寄せる後押しをすること。



とくに、
人の少ない応援団なんで、気持ちを伝える一番の手段は精いっぱいを伝えることだと思っています。



だから、
応援のテクニックに凝るつもりはないんだよね。



プロの球団とは違うからさ。



何千人がスタンドいっぱいに繰り広げるパフォーマンスよりも、

5人10人の「1人あたり」の声の「価値」を高めてあげたい。





選手のみんなの精いっぱいのプレーを感じられて、僕たちも精いっぱいの気持ちを届けられれば何より。






それが
NAGOYA23応援団のスタンスです。








その「声」が、選手に届いていたのは、嬉しいね。





応援の原点は、声を出して伝えること。




そして、
NAGOYA23のように小さなチームは、選手にしっかり声が届くんです。




いつかみんなと歓喜の場へ。
一丸になって盛り上げたい。。



モチベーションはあがりますよ。




応援する「甲斐:がそこにある。






パ・リーグの不人気時代に、
自由に、純粋に試合や球場の雰囲気を楽しんでいた時代を思い出すんです。








GS神戸で、藤井寺で、
応援団も入れて30人くらいが声を揃えて声援を送っていた時代。




そんな時代に、
ボクは応援団をやってました。






そこで
見ていたのは、Mタヤンはじめ応援団の先輩たちの背中。



怖い人も、アツい人もいたけれど、

どうやったらお客さんが楽しんで、野球(チーム)を見ることを好きになってくれるか。
そんな人もいたし、


お客さんも、試合や球場の雰囲気を純粋に楽しむって気持ちがあふれてる!





Mタヤンは、
そこに、ヤジとかネタとか、”面白がる”ことも手段のひとつとやっておられた。




それもひとつ。




応援ってのは、野球を楽しむ手段のひとつ。


それぞれの楽しみ方に価値がある。



だったら、
ボクに何が出来るか。



応援という手段を通じて



☆選手を盛り上げて、


☆球場に来る皆さんの、選手へ思いを伝えるお手伝いが出来て、


☆球場の雰囲気を楽しいものに出来れば、





応援団の時のノウハウを、いま一度立ち直って考えてみて、
なによりも選手に、そしてお客さんに伝わる応援をやっていきたい。




そう思った次第です。





ボクたちの思いが、
選手に伝わっていたのなら、それが何よりの言葉です。








昨年から、

NAGOYA23でそんなことを考えていた同じ時期に
三菱ドルフィンズを盛り上げたいと、真剣な顔して相談に来てくれた「ほっしぃさん」という方がいる。





この人は、
三菱を盛り上げたいと言う気持ちで言えば、たぶん日本一の人だ。





そのほっしぃさんも、
試行錯誤し、自問自答をくり返し、




とむさんやコバちゃんや、いろんな人が力を合わせて、気づいたらスタンドを水色一色に染めることに成功した。





これは
ほっしぃさんの努力ばかりではなく、みんなが盛り上げた結果のことだ。




でも
ほっしぃさんの「気持ち」はがっちり選手にも、ファンにも届いている。


その「気持ち」は少しも曇っておらず、純粋だ。



だから
みんなが価値感を理解できて共感し、
良いアイデアも出し合えて、感動がある。






こんな情熱的な応援の姿を、ボクも見て感動している。









いまのプロ野球しかりサッカーにしても


情報や交通手段が便利になって、足を運ぶお客さんも増えているし、
より楽しく、アツい応援にしようと、応援団も球団も努力している。





しかし
人が増えれば価値観も増える。


十人十色が、千色にも万色にもなる。



かならず
価値観の相違がほころびも生むし、守る側がブレてくることだってある。





烏合の衆だからね。




もしくは
姿の見えない「鵺」のようなものかもしれない。







素直に、
野球(サッカーでも何でも)を楽しみに来ていたはずだったのが、



「なんかギスギスしている」



感じる常連ファンの知り合いの声を最近はよく聞く。






おなじファンなんだから、

みんながそれぞれに、平等に価値を高めて楽しんでほしい。




それが、
ピースなスポーツの場なんだから。








ひと昔前のパ・リーグファンには、

たとえば



「助け合い」、「お互い様」




ってモノがあったと思う。


セ・リーグに隠れても、根強く応援しているファンには、何か不思議な連帯感があった。



人もいないから、
ちょっと常連になっちゃえば、すぐに隣の見ず知らずの常連とも友達になれちゃうからね(笑)。






だから
いまでも、パ・リーグファンって、横の繋がりが強い。


セ・リーグや他のスポーツでは考えられないかもしれないけど、

パ・リーグファンは、球団を越えて常連ファンの付き合いが多い。




それは
パ・リーグを応援したいと言うパ・リーグファンの価値観が揃っていたから、気が合うし連帯感もあったのだと思う。





いまはなかなかそうはいかないと思うけど。










ボクが伝えたかったこと。





ファンが楽しみに足を運ぶ会場なんだから。


みんなが純粋に、素直に根底にある「愛着」とか「価値」とかを共有できて、
そんな1人1人の力が大きなムーブメントになれれば!!




それが
応援の姿だと思う。






NAGOYA23も、
もっとたくさんの人に応援に来てほしい。




だから
そんなときこそ、応援団がブレずにみんなの価値を高められえるような応援をしていきたい。





それが
「気持ちを伝える」応援ということ。



精いっぱい選手に、ファンに響く「血の通った」応援を目指したい。






ファンが少ないいまだからこそ!

NAGOYA23の魅力をしっかりと引き出して、伝えなきゃ!



そのためには、
応援するみんなで一丸になって、選手の精いっぱいに応えること!!



これが
たくさんの人に伝わることを楽しみに、また応援に足を運ぶと思う。









一昨日は
いっぱい声が出ていた。


トランペットもみんな頑張ったけど、それを生かすのもファンの気持ちと声援だ。





それが出来たことは、
ボクは胸を張って誇ります。





一昨日ご参加された皆さん、ほんとうにありがとうございました。







そして
さすがはボクの師匠。



エイデンベンチを黙らせた(爆)Mタヤンのヤジは、百戦錬磨のホンモノでした(笑)。











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震災復興とスポーツ界のあり方について

2011年03月14日 | 大須ボールパーク(野球コラム)
今日は、巨人がオープン戦を行なったんですね。


岐阜の長良川での開催でしたが、半旗+応援自粛という体勢。
それでも、多くのお客さんが入ってきています。



この週末、
スポーツ界も大きく衝撃を受けています。


プロ野球、サッカー、バスケ・・・

すべて中止になりました。

そして、日記のとおり、bjリーグではいち早くチームをあげた義援イベントを展開しました。


こういうとき、
コミッショナーの判断力と回転の速い組織はいい動きが出来ると思います。

Jリーグしかりbjも・・・


と、
言いたいところですが、bjは前日夜まで「試合決行」を謳っていたので、反感を買った部分もじつはあります。。。






安否情報もままならぬまま、
あまりの被害の大きさに手がつけられない実態と、未だ緊張感を切らせられない余震への不安で、いまは何も出来ないことは、いたし方ないです。


その分、
bjチームがいち早く義援イベントに打ち出せた決断は良かったと思います。






さて
この自粛と義援の動きがどこまで続くのか・・・





それに、
オープン戦時期だからいいものの、これから「試合」をどうやってやっていくのか。




オープン戦を中止にしても、練習試合をやっているのは、一緒ではないのか?

チームに偏りができないか。


という関係者の声も聞きます。





ダルビッシュのように、

「投げたり打ったりしている場合じゃない」

と、
野球をすることすらやるべきではないと、試合続行論に異論を唱える人もいます。




受け止め方はそれぞれです。

明らかに楽天のように「野球どころではない」チームもいます。



家族の安否が不明な選手もいます。




選手も、チームも、けっして安心してプレーをしていないと思います。






でも
スポーツ選手は、ファンに希望の光を差してあげるのが商売。




ボクらでも
いつまでもニュース速報をかじりついていても仕方がない。



ありふれた日常が送れることのありがたさってのが、よくよく分かりましたからね。




準備の整っている試合やイベントについては、少しずつでも行なっていくのも、ボクは現地の方々への励ましになると思います。




「がんばろうTOHOKU」って、右袖につけてプレーすればいいじゃないですか。




そして
収益で何か起こしてあげたり、イベントを起こしてあげればいいじゃないですか。







とくに
不安なのが子供たちだと思います。



週末を、休みなく報じた各メディア。



息のつまるような、目を覆いたくなるようなニュースの繰り返し。



さすがのオトナも疲れてしまいます。






阪神大震災のとき、
階段どのだったかな・・・神戸の知り合いから聞いたことがあります。

最初に「ホッと」したことが、ず~~と地震関係のテレビ番組で力を落としていたときに、ふと「水戸黄門」の再放送が流れたんだそうです。

べつに普段は見ない時代劇なんだけど、当たり前の日常が戻ってきた気がして、嬉しかったんだそうです。




各局どこかで何かを報じていないといけないかもしれないけど、それぞれが協力して「娯楽番組」を流す時間帯を設けたり。

そういうのも、現地の皆さんの精神的な緩和になると思います。




自粛のうごき、

不謹慎


という言葉も、日本人的には隣りあわせかもしれないが、娯楽としてのスポーツのあるべき任務ってのもあると思う。



現地の方々を励ますためにも、スポーツ界も前向きに、それぞれが出来る復興への導きを、頑張って欲しいと思います。













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ふたりの「酒井#18番」

2011年03月08日 | 大須ボールパーク(野球コラム)
更新が滞ってスミマセン。


いままで「毎日更新」していたのが、どーしたんだっ!?とばかりのペースですが・・・



しっかり生きてますよ♪



ただ、
カゼによる咳がず~~ッと続いております。



皆さんも気をつけてね。








今日は、、、
じつは出し損ねたネタの引っ張り出しなんですが、とっても奇遇な、野球がつなげた”人”のお話です。






結婚したときに起きたできごと。。


ほんとうに不思議な”ご縁”のハナシ、、、












酒井勉

酒井弘樹





ご存知ですか?

同じ18番という背番号を背負い、同じ時期にプレーをされていた投手です。






しかも、チームは

オリックスブルーウエーブと、近鉄バファローズ。








酒井勉さんは、ボクの尊敬する野球人として、以前よりご紹介してましたね。

現在もオリックスの投手コーチとしてご活躍されている方です。




酒井勉さんはボクがファームの試合を見るようになった頃、難病を患い、病気のリハビリと野球の両方と闘っていた方。

華やかなプロ野球のかげで、ファームには若手、ベテランそれぞれにいろんなモノを抱えていて、
一握りのスター選手よりも複雑な、そのヒューマニズムに魅力を感じてファームを見るようになったキッカケの一人でもあります。



酒井さんはすぐに現役を引退されましたが、ファームのマネージャー、スカウト、そして社会人の監督も経験し、いまもファームでピッチングコーチを務められている。

ずっと現場でたくさんの選手を見つめ、支えておられる方。




ファームの場で、
酒井さんとは顔見知りとなり、いつも声をかけてくださって、可愛がって頂いている尊敬する方です。





おかげさまで
その酒井さんにも結婚の報告をしたとき、ボクたちのために色紙も書いてくださいました!!






誰よりも強い!
野球を愛する酒井勉さんが、ボクたちのために送ってくださったメッセージ。



大変感動しました。














そして酒井弘樹さん。


酒井弘樹選手のことは初めてお話ししますが、
なんとボクたちの結婚式で、酒井弘樹さんによってひとつの驚くべき”縁”を感じる偶然が生まれました。



酒井さんは、近鉄でプレー。
しばらくはローテの一角を担っておられましたが、怪我に悩まされ先発と中継ぎを行き来するようになり、阪神へトレードに出されたのち、引退をされました。


ひとつ酒井弘樹さんを忘れられないエピソードがあって、
わが弟ちゃん(近鉄ファン)が近鉄ファンになって初めて貰った近鉄選手のサインが酒井さんでした。
(これは、生まれて初めて藤井寺球場に行った時に参加したイベントで貰ったのが酒井さんだったのです)



引退後は一般企業に就職されたようで、
所在を知る由もなく、ボクたちも名前と当時の活躍を覚えている程度の記憶しかなかったのですよ。



ところが
最近になって、名古屋で高校の野球部の監督になったというウワサを弟が知り、話題をしていたところでした。











そこにきて、ボクたちの結婚式。

式を司ってくださる牧師さんはこの日が初対面。



ボクたちの緊張を紛らわすためにいろいろ話を聞いてくれました。










「バファローズファンで知り合った」と話をしたときに、牧師さんの目の色が変わる。












「バファローズ?」
「昔、バファローズのピッチャーだった酒井さんって方をご存知ですか?」





『え?酒井弘樹さんですか?』





「ワァオ!そうです!ワタシは酒井先生にお世話になってます!!」












なんという偶然!

酒井弘樹と言う名前が出てくるだけでも、よっぽどの知り合いかよっぽどのマニアの会話です。



名古屋の高校で教師として、
そして野球部の監督として勤められている酒井「先生」をご存知の牧師さんだったのでした!!









それからは、
むしろ牧師さんのテンションの方がアゲアゲで(笑)

直前のリハーサルから、式中まで(爆)、
ずっと酒井さんのことや、故郷のシアトル(これもまたボクにとっては嬉しい話題)の話をしながらの進行。




おかげで、
牧師さんの温かい心と妙なテンションで、式もとても心に残るセレモニーとなりました。








牧師さん
しっかりボクの連絡先を聞いてきてくれて、


なんと!




酒井「先生」から、当時のバファローズ18番と入ったサインボールを貰ってきてくださって!
すぐに送ってきてくださったのです!!








すごい!




ちゃんと、Buffaloes 18
って入っています。






牧師さんもだけど、このご縁。



酒井勉と酒井弘樹


ともに、
いまのオリックス・バファローズのルーツとなった、BWと近鉄の背番号18番。




このお2人に、
結婚を記念するサインを頂いたなんて。。。







単なる偶然を越えた、不思議な”縁”を感じました。














酒井勉さんは、
ボクにとっては顔なじみの方で、ずっと関係者とファンという関係ですがお付き合いしてくださっている方。



かたや酒井弘樹さんは、
ぜんぜん知ることのない関係だったんですから!









牧師さんが繋げた縁です。




神のお導きでしょうか(爆)?




でも
なんだか出会うべくして出会ったような、そんな不思議なお話です。












ボクは
この人と結婚して、間違っていなかったと。


ノロケじゃなく確信できた、不思議な感動でした。












酒井「先生」も、引退後は苦労されたようです。

一般企業に就職するも、プロ野球選手の生活感が抜けずに派手な生活を重ねて、心配する家族にもあたった時期があったそうです。







今のままじゃいけない!



一念発起で教職を志し、母校国学院大学に再入学。

いま、
名経大高蔵高校の国語の教師として、そして野球部の監督としてのご活躍に至ったわけです。









人に歴史あり。
想いあり。



ファームで苦しい日々を送られ、いまだプロ野球の現場で夢を馳せる酒井勉さんの野球に対する想い。

栄光と転落の狭間で、自分を見つめ直し、新たな世界に飛び込まれた酒井弘樹さんの想い。









野球に生きる人の”情熱”というかなんというか。。。


しかも、
お二人とも、希望の手を導かれたのは、やっぱり”野球”だったわけです。




そんな強い強い心を持った方から励まされるなんて、なんと嬉しいことでしょうか。









強く生きていく。

自分の力で生きていく。



ふたりの「酒井#18番」に恥じない人生を、ボクも頑張らないといけませんね。











あると思うよ!


人のご縁。




やっぱ
自分のために関わっている人たち。


初めて会う人も、付き合い長い人も、、


一期一会じゃないけど、大切にしていかないと。









酒井「先生」
今年の夏の予選に、応援にいこうかなと思っています。




そして
家宝として、おふたりのサインは終生大切に持っていたいと思います。




さっそくケース買ってきちゃいましたよ。








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「対戦相手との私語禁止」これってどぉ?

2011年03月03日 | 大須ボールパーク(野球コラム)
対戦相手との私語禁止=プロ野球実行委員会より

==対戦相手との私語禁止=====

プロ野球の実行委員会が1日、東京都内で開かれ、試合前や試合中の相手チーム選手との私語や談笑を慎むよう申し合わせた。12球団に文書で通達し、徹底を図る。
野球規則は対戦チームとの「親睦的態度」を禁じているが、試合前に選手が相手ベンチにあいさつしたり、塁上の走者が野手と話したりすることが目立ち、不適切と指摘されていた。日本野球機構の下田邦夫事務局長は「球場の開門後、ファンの前ではやるべきではない」と話した。

==========記事抜粋===




よく見る光景ですよね。


試合中、
出塁した打者とベース上で野手が何かしゃべっていたり・・・





試合前に、
練習中などに相手チーム同士で個人的に話をしている姿。






ボクは、
べつにどーでもいいコトと思うんですけどねぇ。




たしかに
真剣勝負の場でヘラヘラしている選手の表情はどうかと思いますが・・・


ただ
勝負の世界であると同時に、同じ穴の狢とでも言いますか、選手たちもプロ野球のひとつの世界のなかで共存共栄している関係ですから、ちょっとしたコミュニケーションはまたお互いを刺激する良い部分でもあると思います。







ていうか
あれですってね。


どうも今回の厳禁化は相撲の八百長問題を受け、


”(野球も)疑われたくない”

という、ひとつの徹底化という一面もあるようです。




”疑われたくない”


って部分だけですよね。
これでもし厳禁化だったら。






それでひとつ思うこと。

最近の風潮って、臭いものには蓋ではないけれど、どうも極端に制度化して押さえつけて、やりにくい世の中を自分達が造っていっているような部分が多分にあります。


モラルやマナーの底辺で弁えきれない人が増えているってコトでしょうか。





いままでは何ら問題のなかったことが、一回事故が起きたり、ちょっと要領を履き違えて問題になったことが、

そうならないように”禁止”にしました。

ってこと、わりと多くありません?



話ぶっ飛ぶけど、
以前にこちらでも紹介した、
ファウルボールが当たって球場を提訴したお客さんの話。


あれ
お客さん側の敗訴だったそうですね。



当然ですわ。

お客=偉い
被害者=かわいそう
という一方的な主張であって、


それ以前に
「球場へ行ったらボールが飛んでくる可能性があるもの」

という、
野球のルールや野球場でのルールが主張されるべきではないでしょうか。



そう考えれば、
ケガは気の毒だけど、中止していないお客さんは、ボクたちから言わせればルール違反です。




でも、
これも、現代人のあり方として似たような一例かなぁって。





だって
このお客さんの主張がもし認められていたら・・・



打球が飛んできても危なくないように、球場のフェンスが強化ガラスになるかもしれない。

お客さんが酔っ払って試合に集中できなくならないように、球場でビール(お酒)の販売が禁止になるかもしれない。

万が一当たっても怪我をしないように、野球のボールが安全なものに変えられるかもしれない。




考えすぎ?

いやっ
んなこたぁないっ!!


いまの世の中、ありえない話でもない!!

そーやって考える人もいるかもしれないし、一人でも強調する人が出てくると、主張に屈して制度が変わるかもしれないs。



でも、
もしそれで、野球観戦そのものが面白くなくなったら、本末転倒じゃありません?







極端で一方的な”制限”が、
個々の表現の自由を奪っていったり、”融通が利く”部分を抑えていたり・・・。

それによって、
より人間が知恵を働かせて人に配慮したり、人に対して自己表現することの抑制になって、頭の悪い人たちが増えていくんじゃないかなぁ~~。



人間って完璧なものじゃないから、最低限守るものは大事だけど、
逆に押さえつけることより、遊びがあるからイイと思うんです。



こういうの見ても、そう思ってならない今日この頃です。



まぁ
とにかく、ちょっとくだらない厳禁化かなぁ・・・と思いました。









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独立リーグにノスタルジア?

2010年11月08日 | 大須ボールパーク(野球コラム)
昨日の日本シリーズで、ロッテの岡田選手の株が急上昇でしょうね。



彼はクラブチーム”全足利クラブ”から育成上がりでの1軍登用。

そして決勝打を放つ活躍・・・!




こういう選手は、誰よりも強い!







今年のドラフトでも、育成枠を拡充する球団も多く見られるようになってきました。

お金をかけず、無駄なく目的意識をしっかり絞った育成環境の整備が、NPB球団の課題となってくるでしょう。






1軍選手を育て上げたい育成選手。

そして
育成選手に育て上げたいのが、独立リーグやクラブチームといった”マイナー組織”です。







関西独立リーグ。
JFBLとともに関西を拠点に活動する独立リーグですが、、、




来期から参戦するチームが




兵庫ブルーサンダース

大阪ホークスドリーム




おっとぉ
ネーミングが(笑)。




狙ってない?



狙ってるよね!?




これはぁ~~~
確実に流れるファンいてそう(笑)。







ブルーサンダースは、「三田」が本拠地になるということで”かけて”るんでしょうが、
当然ながらプロ野球ファン、もといパ・リーグファンとしては、神戸の誇り「ブルーサンダー」を結びつけずにはいられない。





そして
ホークスドリームは名前のとおり。



門田博光氏がプロデュースするチームゆえ、間違いなく往年の”難波のチーム”を彷彿するネーミングです。







奈良あたりにチームが出来んやろか(笑)



鹿じゃなく”牛”で。




尼崎の球場をよく利用しているんだし、

尼崎・西宮あたりを本拠地にする”勇者”なチームがあってもいいんじゃ。。。



いかんいかんっ
調子に乗っちゃう(笑)。






しかし、
いずれも往年の関西のパ・リーグファンとしては、根強いファンが未だ多いわけです。

いまのチームカラーを認めないファンもいるくらいなんで、、、




ファンの”夢を預ける”独立リーグとしては、
スケールは違えど、こんな”入りやすい”ネーミングが生きてくると、ついつい足を運んでみたくって・・・、ついつい応援したくなるのではないでしょうか??


ついつい応援したくなるようになると、しめたものだと思うんです。



ボクもファームからNAGOYA23へと、マイナー路線を突っ走って見ていますが、
弱くて、未熟だけど、夢を持ってプレーしている若い選手を見ていると、感情が入ります。

まるで弟とか、近所の兄ちゃんがプロ野球目指しているような親近感があります。



また
”未熟”だから余計にカワイイところがあるんです。


アマチュアでも、
企業チームは”王道”ですが、クラブチームだの育成上がりだのって道は、”泥の道”ですよ。

そんな企業チームだって淘汰の一途をたどっています。。。




あふれた選手を救済して、夢を育てる道を応援したい。

マイナー組織からの、野球界の底上げについてはボクは賛成なんですが・・・


あとは、、
もう少し本当に資金とか組織さえしっかりしていれば、本気で野球やろうという人も応援支援する人もいると思うんだけどなぁ~~。



慢性的な資金難であり、
なかなか資金や広告を出す企業もいなければ、お客さんも入らないし選手も育たないし。




まだまだ
経営面での目算も甘いところが多いように感じられます。






でも!
巨人戦が”飽きられている”こんな世の中なんだから!


間近でアツいプレーが繰り広げられているマイナーリーグ。
クラブチーム。



見てみると、けっこう面白いですよ!

そして
遠く、みんなが憧れた夢を、目の前の選手が追っている”生き様”を見てあげてほしい。





そうすると、
巨人の”すごさ”も再確認できるし、

野球を見る楽しみが一気に膨らむと思います!





マイナーベースボールを楽しく見るコツかもしれません。




足を運ぶところから、ついつい応援したくなるような観戦動機。

引き込まれていくと、どんどん面白くなると思います。




そして
こんな世界もあるんだ!
と、何かを感じてみてください。



単に、
ヘタクソやなぁ~~。


で終わらずに、
もう一歩踏み込んで選手の呼吸を感じてほしい。






来期はいちど
足を運んでみてください。



選手の夢を育てる前に、選手を守ることができないとね。。。












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「湘南」消滅を惜しむファンと地域密着の意義

2010年09月20日 | 大須ボールパーク(野球コラム)
湘南シーレックスが本拠地最終戦。地元ファンが「別れ」惜しむ


==記事全文===


 プロ野球・横浜ベイスターズの2軍「湘南シーレックス」の本拠地最終戦が19日、横須賀スタジアムで行われた。球団は今季終了後にチーム名とユニホームを1軍と同じ横浜ベイスターズに統一することを決めており、地元ファンが「湘南」との別れを惜しんだ。

 「ありがとう」「ずっと応援するから」。試合後に行われたセレモニー。マウンド付近に並んだ選手たちに、温かい声援が降り注いだ。同スタジアムには3千人を超えるファンが詰め掛け、普段は開放していない右翼の芝生席もびっしり埋まった。

 「湘南」を冠したチーム名は、地元ファンの誇りでもあった。藤沢市の会社員浦田求さん(45)は「地元のチームという感じがして愛着があった」と3年間、同スタジアムに通ったという。別の男性ファンは「チーム名もユニホームも、海をイメージできて神奈川らしい」と気に入っていただけに、チーム名変更が残念な様子だ。

 もっとも、本拠地を移転するわけではなく、球団は横須賀市内の小学校訪問や地域イベントへの参加などを引き続き行っていく考え。応援に駆け付けた吉田雄人横須賀市長も「今まで培ってきたきずなをもとに、地域一丸となって応援していきたい」と、変わらぬ支援を約束した。

 試合は2―1で日本ハムを下し、イースタン・リーグの優勝戦線に踏みとどまった。今季は、期待の新人・筒香嘉智選手(横浜高)の活躍など、話題もあった。横浜市青葉区の会社員、葛西一さん(32)は、「湘南の名前を歴史に刻んでほしい」と逆転優勝を願っていた。


=========


いい話だ。
というか、うらやましい話だと感じた。


地域密着と言う新しいスタイルを提唱して10年。
追浜の「湘南」の存在意義を見せつけた結果だと思う。


追浜は「湘南」である程度の独立採算を目指していたものの、さすがに黒字をたたき出すことは出来ず、結局はこうした結果になってしまったわけだが、それでもやはり地元「日産」とのプロアマ戦を確立して独自の話題性を見出したり、独立リーグ立ち上げ→「地域密着のローカルカテゴリづくり」という定義の布石を作り出したのかもしれない。

と思います。


以前
ボクはやはり湘南消滅と言う話を聞いて、これもひとつの進化の一歩。
NPB「湘南」の役割は終わったのかもしれない。

と感想を書きました。


「湘南」の成功は、今後のクラブチームや独立リーグのスキルに生きてくれば、、、




それにしても、
「湘南」消滅の反響の大きさたるや!!



ボクは感動ものです。



やっぱ
応援しているチーム名やチームカラーってものが、地域に根ざすということは、その土地の血となり歴史となり、文化になっていっているんです。



だから
親会社、経営方針など「政治的」な理由で簡単に変えてほしくない。


ファンとしては、
そのカラーを誇りに、励まし、励まされてきたのだから。




そこにきて思えば、、、



「サーパス」



みごとなフェードアウトでした。






オリックスの場合は「ネーミングライツ=(スポンサー)」という観点でチーム名を区別し、独立採算を狙ったにすぎなかった。



ここに、「湘南」と違う大きな”違い”があったと思う。

ボクは、ファンとしてあえて”間違い”と声を大にしていってもいいものかも。。。






前述に触れますが、、、


ネーミングライツでしか成り立ってないチームカラーなんです。


割り切ったもんです。



「湘南」のような「地元の血」になるようなチームカラーとその意図ではなかったということです。





それでも、
2回の契約満了期で、そのたびに穴吹社長の判断でサーパスと言う名前が存続した。


だから、
ボクは穴吹社長のことを悪く言えないんです。



穴吹とオリックスの間には「宣伝と言うビジネス」しかなかったと思いますが、

サーパスを持っているという存在意義と誇りが穴吹社長のなかにあったから、高松ファイブアローズも誕生したとボクは今でも思ってますから。





それはちょっと脱線話として、



要は、
「湘南」消滅も時代なのか、世情なのか、
と、惜しむばかりですが、、、

それでも本当に、何千人と言うファンがそのチームカラーの消滅に「惜しむ」という、この湘南ののこした「軌跡」。




かたや、
サーパスはそんな2度の契約満了も乗り越え、合併しても残ったチーム名だったのに、

最後の消滅の仕方のはかなさ。。。



すでに「存続」を願うファンも、「惜しむ」ファンもフェードアウト気味で、、





オリックス的には「去る者は追わず」

しかも穴吹の情勢がああでしたから、「過去を葬る」かのような仕打ち。




ここだけは声を大にして言わせてください。


珍しくオリックス批判なんですけど、、




オリックスファームに名前が戻ったある試合で、

試合に見に来た人にだけ「抽選会」と称したサーパスグッズの大処分大会があったのです。




これは、
球団公報には一切載っていなかった話で、



しかもそこでは
サーパスのグッズに限らず、実使用のユニフォームやヘルメットまでがファンの手に渡ったという抽選会だったのです。



球団的には
「サーパスの歴史と思い出を、応援に来てくれたファンに大切にしてほしい」
とでも大義名分があったのでしょう。




でも
選手の実使用品を「流出」させるに等しい安売りざま。



しかも

「こっそり」


オークションとか、ホームページなどで大々的に広報したものではないんです。



「サーパス」=商権

の問題で、広報が出来なかったのかもしれません。



だったら、
お蔵入りするべきと思うし。




だから
友人知人から、この抽選会のことは聞いていたのですが、



ボクはそこでグッズをもらう気にはなれなかった!!





サーパスの価値をなんだと思ってるんだ!?


って
腹が立ったんです。




このとき道具をもらった人を悪く言うつもりはないけれど、


ちょっと

「気が知れない」

と思った。





そして
サーパスでやってきた地域密着と言う観点と存在意義って、オリックス的には「その程度」のことだったのか。。


と、
落胆した気持ちになりました。




そういえば、、
さいきん北神戸に行こうとあまり思えなくなってしまったのも、これが大きいのかもしれないなぁ。。



ファームは好きだし、

若手選手のがんばりを応援したいし、

知り合いのコーチや関係者もいっぱいいるのに、





ご周知でしょうが、、、


ボクはサーパス立ち上げのときに新しいファームのあり方として期待し、おぐり君を誘ってサーパス応援団を立ち上げたほどでした。





合併時には


「サーパスもなくなるだろう」

と、
よさこいリーグに乗り込んでサーパスの”最後”の試合を惜しんだ。





よくよく考えれば、

このときの衝動は,今回の湘南最終戦に詰めかけたファンの方と同じだったと思う。





このときは
地元高知新聞にも記事になったんですよ!





大きく、記事の読めるサイズをご覧になりたい方はこちら





この年は、
レギュラーシーズンでもサーパスは中日と優勝争いを展開。


忘れもしない2004年9月11日

ナゴヤ球場の中日戦は大勝負の一番!



「宮崎(この年のファーム選手権の会場)に連れてって!」

と横断幕を作って掲げたら、当時の加藤英司監督が、のちの球団広報誌に「あのときのサーパス応援団に感動した!」とコメントも残してくれた。



サーパスファン冥利に尽きる、サーパス愛をさらけだした時期でした。





それが、、
サーパスからBsになったとたんに応援するテンションが変わったのは、サーパス消滅の経緯があまりにも悲しすぎたからでしょう。。。


「湘南」と同じ方向を向いてたら、、、


もし
サーパスではなく「湘南」を応援していたなら、、、


昨日の試合にボクも足を運び、、

大いに消滅を惜しんでいたのだろうな。



そして
来年は「横浜ファーム」になっても、ちゃんと応援できると思う。







ファンを大切にしているよ。

そして、チームを愛してくれているよ。



ずっと支えて来てくれた町なんだもん。



と、
聞こえるような気がする。




本当の地域密着。

マイナーカテゴリに光を差す運営理念。



マネジメントというなかの新しいカタチが、ひとつの役目を終えて、新たに継承されていってほしい。



湘南が、ただの横浜になっても、

追浜の誇りであってほしい。


っていうか
なるでしょ。




いま状態の良くない独立リーグもしかりで、



「球団が大切にすべきもの」

「守るべきもの」


が、
ぶれることなく、間違えることなく



「明確なビジョン」


をもって構えてほしいな。




そう思う一件でした。





チームの「誇り」って何か。

チームの「価値」って何か?


経営者にもファンの方にも、もう一度考えて頂きたいテーマであると思います。






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復刻ユニフォームの着こなし

2010年07月29日 | 大須ボールパーク(野球コラム)
先日
セ・リーグが6球団共同企画で復刻ユニフォームを着るというシリーズを発表しました。


いいことですね。
リーグをあげて、チームが足並みを揃えてイベントを行なう。



メジャーでも
復刻ユニフォームにかぎらず、ユニークなオルタネイトを使用する試合は、たいてい全チームで一色単に展開します。


たとえば
ジャッキー・ロビンソンを讃える記念日に全員が背番号を(ロビンソンの)「42番」にして試合をやったり、、、



こういう企画を全チーム、全選手が意識することで、価値を高め主張を表してるんですね。





西武が太平洋クラブを着てずいぶんと試合を展開してますが、、、

だったら
たとえばロッテ戦なら、ロッテはオリオンズのユニフォーをを着てみたり。。。



楽しいですよね。


先日もいいましたが、伝統が守られているセ・リーグならではの企画でもあります。。











今回の核心なんですが、、、





↑の冒頭の写真。



ズボンの裾が今風なんですよね。


これは!
どうせやるなら、その当時の着こなしを守った方が良い。

いや
昔のユニフォームを現代の選手が着こなしたらどうなるか見てみたい。


両論あると思います。


そしてボクは、

どっちもアリと思います。




当時の着こなしを踏襲することで、やっぱイメージ(伝統)を守ることにもなるとも言えるでしょうし。

着こなしが変われどカッコいいものなら、時代を越えていいデザインだとも、、、これまた言えるんだよなぁ。






でも
前者として、着こなしも含めて踏襲するなら




ストッキングは、これじゃナイでしょー(笑)。



昔のユニフォームと言えば、ストッキングを伸ばしていることも着こなしの重要な要素ですが、、、



このストッキングの伸ばし方、
いわゆるクラシックスタイルというヤツで、イチローをはじめ多くの選手が好むスタイルですが、、、

これも、
どちらかと言えば”今風”のストッキングの出し方と思います。





少なくとも

横浜(大洋)、広島、ヤクルトのユニフォーム、80年代~90年代のユニフォームを踏襲するなら




ストッキングはコレでしょー(爆)。


この
ストッキングの役割を果たしているのか?

と言わんばかりの、カマボコが伸びきったような「ヒモ状」ストッキング。


ボクの子供の頃は、みんなこのストッキングでした。





ちなみに、
この写真の主は、、、




山本昌(爆)。



ぜったい!

ぜったい、この「ヒモ」ストッキングが似合う選手といえば、山本昌でしょー。



現役でこのストッキングを履いていた、今や貴重な選手の一人。

しかも
足長いから、よーに会っていると思っていました。





そんな山本昌でも、いまではズボンを伸ばして投げてるんだから。。。


ぜひ!
山本昌選手には!!

ヒモストッキングを再現してもらおう!!








でも中日は戦後初優勝の時のネイビーのユニフォームなんですよね。




この時代は、、、



逆にクラシックスタイルの時代なんだよなー。。


ユニフォームもズボンもだぼだぼで。
忍者みたいなシルエットです。




う~~ん
着こなしは難しいねぇ(笑)。




ちなみに!
戦後のユニフォームは、現代のように化繊もないし縫製技術も複雑ではありませんから、

ウール製でとっても分厚いユニフォームだったそうですよ。

今のような「猛暑」「酷暑」なんてのもまたない時代でしたが、、

真夏にはさすがにキツいウール製のユニフォームに対して、麻地をユニフォームに使われていたんだそうです。




パリッと気持ちよさそうですね。

てか
オヤジのジャケットと感覚があまり変わりませんね(笑)。




昔はスポーツウエアと言うよりも、やっぱ野球選手にも「紳士」の誇りとこだわりがあったのかもしれません。。。








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