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『現代のヒューマニ一ズム』12(世の中の仕組みを俯瞰する)

2020年11月28日 | 哲学
🌸『現代のヒューマニ一ズム』12(世の中の仕組みを俯瞰する)

 ☆私自身、すぐ忘れますが,書いている時
 *間違かも知れませんが、それなりに少し理解出来ているつもりです?
 ☆個人主義的ヒューマニ一ズムの克服を煽る
 *『現代のヒューマニ一ズム』は、60年代のベストセラー
 ☆意識と行動の統合を説き、闘争による人間解放を追究
 *60年安保後、左翼運動のバイブルに
 ☆ヒューマニズムは光を失った過去の思想
 *破綻したのは、個人主義的ヒューマニズムにすぎない
 *人間疎外が極点に達している現代
 *人間性回復の転機をふくむものであると主張してる
 ☆ヒューマニズム思想を歴史的より
 *現代社会のヒューマニズムの意義とあるべき姿を説く
 ☆著者、務台理作

⛳『現代のヒューマニ一ズム』著者、務台のプロフィール
 ☆務台は京都学派を代表する哲学者
 ☆社会構造を実存論として考察した丸山真男から激賞された
 ☆終戦後政府の教育刷新委員に任命された
 *文部省教育研究所長で、教育基本法や六三制など教育改革を推進する
 ☆50年代以降、務台はファシズムを批判
 *その克服をめざす「第三ヒューマニズム」を提唱
 ☆『第三ヒウマニズムと平和』へとヒューマニズム論を発展させた
 *一般向けに啓蒙した内容
 *60年安保闘争後の運動の理論的背景としてベストトセラーになった

⛳『現代のヒューマニ一ズム』概要
 ☆務台は、ヒューマニズムを規定した
 *「人間的なことがらに共感する精神」を否定
 *ムード的なものがそれだけで終わらずに一定の思想にまで昇華する
 *思想と行動とが綜合されるとき
 *『思想としてのヒューマニズム』が成立するとした
 ☆務台は、思想を説く場合
 *その中に行動への可能性を含むとした
 *非人間的・反人間的なもへ、対決しうる力を持った思想とした
 ☆人間は、歴史状況や環境で変わりやすい存在
 *世界と一体となった「全体的人間」を実現しなければならない
 *未達成だった戦前期の人間のあり方を、実存主義の立場から批判した

⛳『現代のヒューマニ一ズム』の疑問点
 ☆務台は高度資本主義における人間の商品化、疎外化に対抗
 *闘争によって生まれるのが「人間ヒューマニズム」とした
 *未来の歴史の担い手はブルジョワではなく
 *物質的・知的労働者すなわち生産的人間の手に移ると書いた
 ☆反戦、反核運動や労働運動など闘争行為の正当性を主張した
 *それは武装革命の肯定も含んでおり
 *そこから派生した70年代左翼運動の悲劇を予見できず
 ☆「第三ヒューマニズム」の限界が感じられる
                     (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『世界の古典』


『現代のヒューマニ一ズム』12(世の中の仕組みを俯瞰する)
(ネットより画像引用)

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