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日常性を超えていく「驚くべき修行法」2(四度加行、十八道行法他)

2020年11月27日 | 宗教
🌸密教僧(阿閣梨)になるための行法

「四度加行」出家修行者への道
 ☆密教僧となるための必要な修行
 ☆仏教では、出家して僧になることを「得度」という
 *「度を得る」ということ
 *「度」とは、生死を超えた悟りの世界に入ること
 ☆密教では次の順序で僧になる
 ☆1人前の僧となるに4つの加行(準備の行)をマスターする
 ①得度、師となる僧に入門し、剃髪する
 ②誓願、5つの誓いを立てる(5大願を唱える)
 ③受戒、10種の禁止事項を授かる
 ④結縁灌頂、自分の守護仏と縁を結ぶ
 ☆以下の各々の行法を各25日間ずつ実施し、完全に覚える
 *宗派や流派によって修める順序は異なる
 ⑤十八道行法、18種の印と真言の行法
 ⑥金剛界行法、金剛界曼茶羅の行法
 ⑦胎蔵界行法、胎蔵界曼茶羅の行法
 ⑧護摩行法、護摩の変き方と行法
 ☆すべてをマスターし終えた者だけが、最後の段階に進める

 ⑨阿闍梨の位を得て、師僧から秘密の印と真言を授かる
 ☆以上、即身成仏にいたるための9つのステップ

⛳基本の印と真言を学ぶ《十八道行法》
 ☆「十八道行法」
 *基本中の基本18の印と真言の使い方を学ぶ
 *18の印と真言は、本尊を呼び出すための方法
 *本尊は、自分の近くにまで″お迎え″するもの
 ☆やり方は6段階
 *荘厳行者法、行者の身体と心を清浄にする(5つの印と真言)
 *結界法、身の回りに清浄な空間をつくる(2つの印と真言)
 *荘厳道場法、本尊をお迎えする道場をつくる(2つの印と真言)
 *勧請法、本尊をお迎えする(3つの印と真言)
 *結護法、道場の内外を強固なものにする(3つの印と真言)
 *供養法、本尊を供養し、お帰りいただく(3つの印と真言)
 ☆計18の印と真言の所作を、完全無欠に暗記する
 ☆どこでも即座に行なえるようにならなければならない
 ☆これがまた、とてつもなくたいへん

⛳四度加行の最大のヤマ場「両界曼茶羅の行法」
 ☆十八道行法を完全にマスターできたら「曼荼羅の行法」に入る
 ☆密教で最も重要な法具は、曼茶羅である
 *最も重要なものが、金剛界と胎蔵界の両界曼荼羅

 ☆2つの曼茶羅は、「大日如来の悟りの世界」を表現している
 *金剛界はその悟りの時間的な意味
 *胎蔵界は悟りの空間的な意味を示す
 *金剛界は男性原理的であり、胎蔵界は女性原理的である
 *真言系は金剛界行法から入ることが多い
 *天台系は胎蔵界行法から入ることが多い
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『眠れないほどおもしろい「密教」の謎』








日常性を超えていく「驚くべき修行法」2(四度加行、十八道行法他)
(ネットより画像引用)

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