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生物の死に方4(昆虫)

2022年03月17日 | 生物
🌸生物の死に方4(昆虫)

昆虫は、もっとも進化した生き物である
 ☆地球には、名前がある生き物約180万種存在する
 *その半分以上の約97万種は昆虫
 ☆動物の系統より
 *無脊椎動物の一番最後に現れたのが節足動物
 *その一つが昆虫でもっとも進化して複雑化した生物

昆虫の死に方2通りある
 ☆「食べられて死ぬタイプ」と「寿命を全うするタイプ」
 ☆昆虫の特徴は、変態する
 *準備期間である幼虫の時期の占める割合が長い
 ☆昆虫を進化の観点から変態の意義を考える
 ☆哺乳動物は、両生類・爬虫類を経て進化した
 *「個体発生は系統発生を繰り返す」す特徴を維持している
 *脊椎動物の体を作り上げていく過程で
 *母親のお腹の中や、卵の中の「守られた環境」で起こるため
 *選択がかかりにくく、先祖様と同じ姿でも特段の問題はなかった
 *初期発生では、個体の基本構造を組み立て変更しにくい
 ☆反復説を無脊椎動物の昆虫にあてはめると
 *幼虫は、祖先センチュウの様な線形動物的な形態を繰り返している

生殖で死ぬのと昆虫的死に方
 ☆カブトムシは、硬い兜に包まれた成虫に比べると
 *幼虫は軟らかいイモムシのようなかなり無防備
 *モグラの大好物で、食べられて死ぬのもこの時期が多い
 *成虫は木の上や、枯葉の下などの浅い地中にいるので
 *食べられるリスクは、幼虫よりずっと低い
 ☆カブトムシ幼虫のまま成虫になると
 *多様性の確保ではには問題が多く
 *硬い体を持った「成虫」になるように進化した

カブトムシ、交尾のために変態する
 ☆最初から成虫の形で生まれてくるものもいる
 *バツタの仲間はそれに近く、幼虫と成虫が似ている
 *しかし何度も脱皮する必要がある
 *そのときに動けない時間があるため捕食されるリスクがある
 ☆カブトムシのような硬い殻を持つ昆虫が脱皮は、現実的に不可能
 *幼虫、蛹(さなぎ)というリスクの高い形態を経る必要がある
 ☆カブトムシ幼虫の時期に大切な意味がある
 *成虫になり、食料やメスを奪い合う戦いに勝つためには
 ☆大きな体と長いツノが有利で必要
 *モグラに食べられるリスクはあっても
 *長期間、幼虫の時期にたくさん食べて体を大きくしている

進化が生物を作った
 ☆このような発生過程をもつ生き物だけが生き残ってこられた
 ☆カブトムシや他の昆虫にとって大きくなれるのは幼虫のときだけ
 *幼虫の仕事は、食つて大きくなることです
 ☆成虫になった昆虫の仕事は、他の生き物同様生殖
 *同種の異性の個体を探して動き回る
 *運動・闘争能力、フェロモンの探知能力は驚異的に発達する

多くの昆虫は、交尾の後バタバタと死んでいく
 ☆カゲロウの成虫の寿命はわずか24時間足らず
 *脱皮して交尾・産卵のあとは急速に老化し死んでいく
 *カゲロウには、口があくものを食べる必要すらない
 ☆成虫の寿命は、子孫を残すためだけに使われるのです
 *無駄に生きないという意味では、積極的な死に方
 *究極に進化したプログラムされた死と言ってもいい
                       (敬称略)                                     
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⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『生き物はなぜ死ぬのか』






生物の死に方4(昆虫)
『生き物はなぜ死ぬのか』記事より画像引用)

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