仏教にたくさんの「宗派」があるのはなぜか
日本は、仏教の国です
☆日本の寺院数は約7万1千、神社数は、約8万社
☆どのくらいの人間が寺院や神社に属しているか?
*お寺の僧侶の数が約34万人、神社の神職約2万人
☆世界遺産や国宝・重要文化財の数、神社より、仏教の寺院や仏像のほうが多い
日本の仏教は、宗派別に細かく分かれている
☆大ざつぱな分類
*真言宗(宗祖は空海)(18の宗派に分派)
*天台宗(宗祖は最澄〕(3の宗派に分派)
*浄土宗(宗祖は法然)
*曹洞宗(宗祖は道元)
*臨済宗(宗祖は栄西)(15の宗派に分派)
*日蓮宗(宗祖は日蓮)(法華宗他創価学会等の新宗教があり多数)
*浄土真宗(宗祖は親鸞)(10の宗派に分派)
☆単一宗派としてまとまっているのは、浄土宗と曹洞宗くらい
☆それ以外奈良仏教(律宗、華厳宗、法相等)
☆規模は小さいが伝統宗派は多数ある
*融通念仏宗、時宗、黄檗宗等)
☆有名な寺は1カ寺で独立宗派となっているところもある
*浅草寺聖観音宗、清水寺北法相宗、法隆寺聖徳宗など
☆現在は、さらに無数の分派が誕生しており、全体の数の把握は困難
いったいなぜ、同じ仏教なのに、細分化されているのか
☆理由のひとつは、各宗派が信奉する経典の違いにある
☆仏教の経典はなんと6000巻もあり、それぞれ異なる教えが書かれている
☆そのうちのどれを重視するかによって宗派が決まつてくる
☆こんなに「聖典」の数が多い宗教は、仏教以外に他にはない
「大乗仏教」が残ったのは日本とチベットだけ
☆お釈迦様は、シャーキャ族の聖者という意味で「釈迦牟尼」「釈尊」とも呼ばれた
☆ブツダとは「悟りを開いた人」意味の言葉
*中国で漢字に直されて「仏陀」となり、略して「仏」という
☆仏教の意味は、「仏陀に成る」こと
*「成仏」を目指す教え「成仏陀教」それを略して「仏教」
☆ブッダの死後、教団は大きくなっていった
*指導者が不在で、100年後位に戒律や修行の基準をめぐって分裂する
*大きく2つのグループに分かれる
*数百年後に20くらいの部派にまで分裂
☆ブツダの言葉を記録に残そうということで経典もつくられる
*それぞれの部派がそれぞれの解釈で編纂していった
☆上座部と大乗仏教に分かれる
*戒律や修行の厳しさを重視する「上座部」系
*厳格さよりも人々の救済を重視する「大乗」系
☆インドでは、イスラム勢力の侵入によって寺院や仏像が破壊される
*12世紀ごろにはインド仏教は、ほぼ滅亡した
☆「上座部」系の仏教は、スリランカなどに流れていく
*タイやミャンマーなどの東南アジアヘと伝わる(南伝仏教)
☆「大乗」系の仏教は、中国、チベット、朝鮮、日本に伝わる
*中国では弾圧されてほぼ衰減
*朝鮮でも、李氏朝鮮に弾圧されて小規模化した
☆大乗仏教は日本で受け入れられて大きく花開く
☆秘境チベットでも弾圧の波を逃れて奇跡的に仏教が残った
「ブツダの教え」と「原始経典」とは
☆上座部仏教(南伝仏教)
*ブッダの仏教に近いのは、圧倒的に上座部仏教
*上座部仏教で使われる経典は、ごく初期に成立した原始経典
*”ブツダの生の言葉″と思われるものが非常に多く収録されている
*初期教団以来の厳格な戒律が伝えられている
☆大乗仏教(北伝仏教)
☆大乗経典は、インドで成立した時点で、ブッダ以外の多様な仏尊を信仰する内容
*それが中国で漢訳された段階でさらなる変容をとげる
*日本にいたって究極の進化をとげたともいえる
☆タイやスリランカの僧が来日するとあまりの違いに驚く
*日本仏教はとても仏教とはいえない、という感想を抱く
*彼らの国の僧侶は、今もブッダの時代と同じように肉食や妻帯が禁止されている
*寺にはブッダと仏弟子以外の像などなく、菩薩や明王や天部の仏像などはない
☆上座部の仏教徒たちも日本で活動をする
*彼らは、『般若心経』や『観音経』など、日本ではポピユラーなお経は
(ブッダの教えとは認めがたい内容)
*不動明王などを寺で祀っているのを見ると、悪魔の像を拝んでいるようにも思えるらしい
本来の仏教は非常にシンプルなものだった
☆煩悩にとらわれるから悩みや苦し´をていねいに論理的に解きほぐしていく
☆そうすれば、悟りにいたれるとブッダは説いていたのである
☆日本の仏教は、なぜこうまでも多岐に分かれ、複雑なことになってしまったのか?
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
出典内容の知識共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介しました
☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
出典、『日本の仏さま』
仏教にたくさんの「宗派」があるのはなぜか
(『日本の仏さま』記事より画像引用)
日本は、仏教の国です
☆日本の寺院数は約7万1千、神社数は、約8万社
☆どのくらいの人間が寺院や神社に属しているか?
*お寺の僧侶の数が約34万人、神社の神職約2万人
☆世界遺産や国宝・重要文化財の数、神社より、仏教の寺院や仏像のほうが多い
日本の仏教は、宗派別に細かく分かれている
☆大ざつぱな分類
*真言宗(宗祖は空海)(18の宗派に分派)
*天台宗(宗祖は最澄〕(3の宗派に分派)
*浄土宗(宗祖は法然)
*曹洞宗(宗祖は道元)
*臨済宗(宗祖は栄西)(15の宗派に分派)
*日蓮宗(宗祖は日蓮)(法華宗他創価学会等の新宗教があり多数)
*浄土真宗(宗祖は親鸞)(10の宗派に分派)
☆単一宗派としてまとまっているのは、浄土宗と曹洞宗くらい
☆それ以外奈良仏教(律宗、華厳宗、法相等)
☆規模は小さいが伝統宗派は多数ある
*融通念仏宗、時宗、黄檗宗等)
☆有名な寺は1カ寺で独立宗派となっているところもある
*浅草寺聖観音宗、清水寺北法相宗、法隆寺聖徳宗など
☆現在は、さらに無数の分派が誕生しており、全体の数の把握は困難
いったいなぜ、同じ仏教なのに、細分化されているのか
☆理由のひとつは、各宗派が信奉する経典の違いにある
☆仏教の経典はなんと6000巻もあり、それぞれ異なる教えが書かれている
☆そのうちのどれを重視するかによって宗派が決まつてくる
☆こんなに「聖典」の数が多い宗教は、仏教以外に他にはない
「大乗仏教」が残ったのは日本とチベットだけ
☆お釈迦様は、シャーキャ族の聖者という意味で「釈迦牟尼」「釈尊」とも呼ばれた
☆ブツダとは「悟りを開いた人」意味の言葉
*中国で漢字に直されて「仏陀」となり、略して「仏」という
☆仏教の意味は、「仏陀に成る」こと
*「成仏」を目指す教え「成仏陀教」それを略して「仏教」
☆ブッダの死後、教団は大きくなっていった
*指導者が不在で、100年後位に戒律や修行の基準をめぐって分裂する
*大きく2つのグループに分かれる
*数百年後に20くらいの部派にまで分裂
☆ブツダの言葉を記録に残そうということで経典もつくられる
*それぞれの部派がそれぞれの解釈で編纂していった
☆上座部と大乗仏教に分かれる
*戒律や修行の厳しさを重視する「上座部」系
*厳格さよりも人々の救済を重視する「大乗」系
☆インドでは、イスラム勢力の侵入によって寺院や仏像が破壊される
*12世紀ごろにはインド仏教は、ほぼ滅亡した
☆「上座部」系の仏教は、スリランカなどに流れていく
*タイやミャンマーなどの東南アジアヘと伝わる(南伝仏教)
☆「大乗」系の仏教は、中国、チベット、朝鮮、日本に伝わる
*中国では弾圧されてほぼ衰減
*朝鮮でも、李氏朝鮮に弾圧されて小規模化した
☆大乗仏教は日本で受け入れられて大きく花開く
☆秘境チベットでも弾圧の波を逃れて奇跡的に仏教が残った
「ブツダの教え」と「原始経典」とは
☆上座部仏教(南伝仏教)
*ブッダの仏教に近いのは、圧倒的に上座部仏教
*上座部仏教で使われる経典は、ごく初期に成立した原始経典
*”ブツダの生の言葉″と思われるものが非常に多く収録されている
*初期教団以来の厳格な戒律が伝えられている
☆大乗仏教(北伝仏教)
☆大乗経典は、インドで成立した時点で、ブッダ以外の多様な仏尊を信仰する内容
*それが中国で漢訳された段階でさらなる変容をとげる
*日本にいたって究極の進化をとげたともいえる
☆タイやスリランカの僧が来日するとあまりの違いに驚く
*日本仏教はとても仏教とはいえない、という感想を抱く
*彼らの国の僧侶は、今もブッダの時代と同じように肉食や妻帯が禁止されている
*寺にはブッダと仏弟子以外の像などなく、菩薩や明王や天部の仏像などはない
☆上座部の仏教徒たちも日本で活動をする
*彼らは、『般若心経』や『観音経』など、日本ではポピユラーなお経は
(ブッダの教えとは認めがたい内容)
*不動明王などを寺で祀っているのを見ると、悪魔の像を拝んでいるようにも思えるらしい
本来の仏教は非常にシンプルなものだった
☆煩悩にとらわれるから悩みや苦し´をていねいに論理的に解きほぐしていく
☆そうすれば、悟りにいたれるとブッダは説いていたのである
☆日本の仏教は、なぜこうまでも多岐に分かれ、複雑なことになってしまったのか?
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出典内容の知識共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介しました
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私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
出典、『日本の仏さま』
仏教にたくさんの「宗派」があるのはなぜか
(『日本の仏さま』記事より画像引用)
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