ユーロが欧州のデモクラシーを破壊する（２）

🌸ユーロが欧州のデモクラシーを破壊する（２）

⛳「産業」や「雇用」より「単一通貨」を死守
　☆単一通貨ユーロを無理に導入し起こった事
　＊ユーロ圏には、産業力の強い国もあれば、弱い国もある

　☆ユーロ導入以前、弱い国

　＊自国通貨の価値を下げることで競争力を得て生き延びていた
　☆ユーロ導入によって、それが不可能になった
　☆ユーロ圏で産業力が強いのはドイツ

　＊ドイツが、フランス、イタリア、スペインの産業を破壊した

　＊ドイツ以外の各国の産業破壊と失業率上昇

　☆ヨーロッパの各国政府

　＊犠牲を払ってでもユーロの安定を維持しようとした結果

　＊ヨーロッパ経済はマヒ状態に陥った

　☆各国は、自国の「産業」や「雇用」を犠牲にしてまで

　＊「単一通貨」を優先する愚かな政策を取り続けている

⛳ユーロで独り勝ちしたドイツ
　☆ユーロ導入で、ヨーロツパの域内の間で、経済競争が生じた

　☆ドイツが競争力で優位に立ったのは

　＊中国に対してではなく、ユーロ圏内の他国に対してだった
　☆ユーロ圏は、ドイツの輸出だけが増大する空間となる

　＊ドイツが最大の貿易黒字を引き出しているのは

　＊ユーロ圏外ではなくユーロ圏内から

　☆ドイツ経済界のトップ

　＊「ユーロの死」は、ドイツの天下を脅かすことを理解している

　☆若し「ユーロ上手く行っている」と思う日本人がいるなら

　＊「日本と中国が単一通貨すくれば上手く行く」と考えるのと同じ
　☆今日、ヨーロッパでの「ユーロ通貨」

　＊「宗教」となり「神」となっている

⛳高齢者に支えられたマクロン仏大統領
　☆政治に新風を吹き込むと期待されたマクロン大統領

　＊マクロンは、見かけ倒しの人物
　＊マクロンの政策は、サルコジとあまり変わらない

　（緊縮財政は従来の政策の継続）

　☆マクロンの特徴をあえて挙げれば彼が若いこと

　＊高齢の有権者ほど、若い政治家に魅惑される

　＊若者は、高齢者の政治家に喝采を送っている
　（米国のサンダース等）

　＊マクロンも高齢の有権者の意向を反映している

　☆「ヨーロッパ統合」プロジエクト

　＊ヨーロツパの人々の相互の敵対感情を生み出すものに変質した

　☆通貨統合の産物が、極右やポピュリズム

　＊単一通貨で、人々の精神までも不安定になった

　☆フランスのどの政治勢力

　＊「ユーロの存続可能性」という問題すら本気で提起していない
　＊ユーロは、フランスの政治家たちが中心となって考案したものだが

　☆ユーロ創設「フランスの政治家が犯した史上最悪の失敗」だ

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⛳出典、『老人支配国家日本の危機』

ユーロが欧州のデモクラシーを破壊する（２）

（ネットより画像引用）