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イスラムの世界化とアジア&日本(1)

2022年02月11日 | 宗教
🌸イスラムの世界化とアジア&日本(1)

 ☆ムハンマドが神の啓示を受けてから100年
 *イスラムは「大征服」といわれる展開を見せた
 *ユーラシア大陸の下腹部に張り付いたイスラム
 ☆イスラム教は、巨大な宗教圏を形成し
 *8世紀以降の世界史の重心となった
 ☆中東一神教として同根のキリスト教との激突
 *世界を突き動かしてきた最初の衝突
 (ピレネーを越えたイスラムとフランク王国の対決)

世界史でのイスラムの役割(十字軍)
 ☆イスラムとキリスト教の第2の衝突
 *200年に及ぶ十字軍との対決だった
 ☆トルコの脅威に対して
 ☆ビザンツ皇帝の救援要請を受けたローマ教皇「聖地回復の義務」宣言
 *キリスト教側の価値に立てば崇高な使命に基づく進軍であった
 *十字軍は、ローマ教皇の権威をもって
 *「野蛮で残忍なイスラム」を排除する意図であった
 ☆欧州の「無知」対イスラムの「文化」
 *十字軍は、欧州にとりイスラムの優れた文化力を確認する展開になった
 ☆イスラムはヘレニズム文明の継承者となり
 *バグダツドに「知恵の館」という学術機関を作り
 *ギリシャの哲学、文学、医学、天文学、数学、化学などの文献を集積
 *欧州では消失した文献のアラビア語からの再翻訳した

世界史でのイスラムの役割(ルネサンスへの契機)
 ☆十字軍兵士が、教皇や皇帝の権威を相対的に認識する機会となった
 ☆16世紀の宗教改革の伏線ともなった

世界史でのイスラムの役割(モンゴル帝国)
 ☆十字軍の時代と重なり合うのがモンゴル帝国
 ☆チンギスーハンの孫が、西アジアに侵攻しイル・ハン国を建てる
 *三代目の王となったテグデルがイスラムに改宗
 *五代目からはシーア派イスラムを国教とする国になった
 *「モンゴルのイスラム化」
 ☆中国を支配した元王朝
 *「漢文明」と馴化し変異するモンゴル国(元)
 ☆十字軍への対抗意識を内在させて台頭したオスマン帝国
 *十字軍遠征は終焉を迎える
 *ビザンツ帝国はコンスタンティノポリスを征服されて減亡する

世界史でのイスラムの役割(大航海時代)
 ☆欧州がオスマン帝国の攻勢に震え上がる
 ☆3度にわたるオスマン帝国によるウイーン包囲
 *欧州の中核たるハプスブルク帝国は風前の灯となる
 ☆このトラウマが、欧州の人々の潜在意識に
 *トルコヘの恐怖感となって今日も続いている
 ☆「大航海時代」は、欧州がオスマン帝国を回避して
 *アジアに接近する試みであった
 ☆オスマン帝国は、第一次世界大戦まで700年間も世界史の重心

中東を動かした欧米列強による「大国の横暴」
 ☆オスマン帝国の解体から100年が経過
 ☆英仏間のサイクス=ピコ協定に象徴されるごとく
 *列強の思惑で中東に国境線が引かれてきた
 *イランのホメイニ革命以降、湾岸戦争、イラク戦争を経て
 *米国の中東からの後退が続く
 ☆中東で進行しているのは
 *「シーア派イランとトルコの台頭」している
                     (敬称略)                                     
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⛳出典、『人間と宗教』








イスラムの世界化とアジア&日本(1)
(ネットより画像引用)

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