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慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

『君主論』6(生きることを考える)

2020年10月09日 | 政治
🌸『君主論』リアリティに富む助言が現代にも活きる

 ☆冷酷で厳しい現実を直視し
 ☆人の上に立つ者のありようを考える
 ☆著者、マキアヴェリ
 *ルネサンス期を代表する政治思想家
 *フィレンツェで、外交・内政・軍事に従事した官僚政治家

『君主論』とマキアヴェリ
 ☆フィレンツエは富豪メディチ家のもと隆盛を誇った都市共和国
 ☆イタリア全体は分裂状態
 *そこにフランスが侵攻してくるなど混乱を極めていた
 ☆フイレンツエの政変で
 *マキアヴェリは政治の表舞台から追放された
 *その時に書き上げたのが『君主論』である
 ☆君主(人の上に立つ者)のありようを
 *歴史と自らの実体験の分析を通じて論じている

⛳『君主論』で述べている内容(1)
 ☆マキアヴェリの理想が描かれている部分もある
 ☆「目的のためには手段を選ばない」という
 *権謀術数主義の書してとらえられ、非難されることもあった
 ☆現実に即した本書のアドバイスは非常に具体的である
 *今なお一定の説得力を持つ
 ☆へつらう者、おもねる者をいかに避けるアドバイス
 *人間は、自分のこととなると、じつに身びいき
 *この点をつかれると、人にだまされやすい
 *お追従者から身を守る手段
 *真実を告げられても怒らないと人々に知ってもらうこと
 *しかし、誰もがあなたに真実を話して構わないとなると
 *あなたへの尊敬の念が消えてしまう
 *耳に痛い助言も聞き入れる度量が必要だ
 *しかし、なんでも「うんうん」と聞いているようでは、尊敬されない

⛳『君主論』で述べている解決さく(2)
 ☆思慮の深い君主のとるべき態度は、第三の道が必要
 *君主は、国内から幾人かの賢人を選びだす
 *彼らにだけあなたに自由に真実を話すことを許す
 *君主の下問の事がらにかぎつて、ほかの論議を認めない
 ☆君主は諸般の事項について、彼らに訊ね、その意見を聴く
 *自分が独りで思いどおりに決断をくださなくてはいけない
 *そのうえで決断は貫けと説く
 ☆厳しくも示唆に富んだの助言である
 
⛳『君主論』の名言
 ☆天国へ行くのに最も有効な方法は、地獄へ行く道を熟知すること
 *成功事例より、失敗事例を研究するのが、成功への近道である
 *成功には運や縁などの要素が重要になる場合もある
 *失敗にはある程度のパターンがある
 ☆個人の間では法律や契約書や協定が信義を守るのに役立つ
  権力者の間で信義が守られるのは力によってのみである
 ☆自らの安全を自らの力によって守る意思をもたない場合
  いかなる国家といえども、独立と平和を期待することはできない
 *この世界では「力」がとても重要
 *その現実から目をそらしてはいけない
 ☆信義を守ることなど気にしなかった君主のほうが
  偉大な事業を成し遂げている
 *源頼朝や足利尊氏、徳川家康、大久保利通など
 *手段を選ばないことで大きな成果を残したリーダーは多数いる
 ☆加害行為は一気にやってしまわなくてはいけない
  人にそれほど苦汁を舐めさせなければ、
  それだけ人の恨みを買わずにすむ
  恩恵は、人々に長くそれを味わわせるためにも小出しに施すべき
                   (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『世界の古典』『ホンシェルジュ』






『君主論』6(生きることを考える)
(ネットより画像引用)
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地政学1(東南アジア)

2020年10月09日 | 国際情勢
🌸東南アジア各国の戦略と今後の展望

 ☆数々の小国と、世界に台頭する大国が存在するアジア

海洋国家と大陸国家の間で翻弄される地域
 ☆中国とインドに挟まれる位置
 *ベトナム、タイ等の国土の小さな国がひしめき合うアジア
 ☆地政学的には、アジアの沿岸地帯はリムランド
 *歴史的に見てもランドパワーとシーパワーの衝突が絶えない地域
 ☆大陸国家中国による、南シナ海での勢力拡大の行動が目立つ
 ☆海洋国家のアメリカは、軍艦を派遣し、中国をけん制
 ☆東南アジア諸国は、国力が高くない
 *経済面では中国に、安全保障面ではアメリカに依存
 *両国を天秤にかけている

東南アジアは、大国を天秤にかける小国が集まる
 ☆面積のほとんどを海洋が占め、主に小さな島々で成り立っている
 ☆東南アジアは、古くから1つの国で大きな力を持つことが難い
 ☆周辺の強国に大きく影響を受けてきたた

東アジアは、3文化圏に分かれている
 ☆インド文化圏
 *タイやカンボジア、マレーシアなど
 *文字、語、宗教などの面で、インドの影響が強い
 ☆中華文化圏
 *ベトナム南部は、古くから中国の影響を強く受けてきた
 ☆ペルシャ文化圏
 *イスラム教の信者が多く、ベルシャの影響が大きい
                   (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
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 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『地政学』



東南アジア各国の戦略と今後の展望
(『地政学』記事より画像引用)
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セブンと武田薬品のM&A事業

2020年10月09日 | 企業
🌸セブンと武田薬品の海外M&Aが日本経済に与える効果

 ☆グローバル戦略を加速する企業が増えている
 *セブン&アイ・ホールディングスや武田薬品工業など
 ☆日本は人口減少から市場縮小が不可避
 *海外の稼げる市場に注力するのは企業として正しい選択だ
 ☆日本経済は今後、経常収支の赤字転落の可能性が高まっている
 ☆海外から得られる投資収益を強化、経常収支の安定化にもつながる
 ☆思い切った決断ができる企業が増えれば、日本の将来もは明るくなる

⛳セブン&アイ・ホールディングス経営戦略
 ☆イトーヨーカ堂は、以前に米国のセブン-イレブンを買収した
 *同社のコンビニ事業、セブン&アイ・ホールディングスの傘下にある 
 *米国のセブン-イレブンは米国ではトップシェア
 ☆イトーヨーカ堂、米国のコンビニ「スピードウェイ」を買収
 ☆日本と米国ではコンビニの位置付けが大きく異なる
 *米国の場合、多くの中規模チェーンがひしめく状況となっている
 *企業やブランドの集約化があまり進んでいない
 ☆現在、米国セブン-イレブンの店舗数は約9千店舗だ
 *スピードウェイ約4千店舗をを買収した
 *米国市場でのシェアは1割に近づき、他社を大きく引き離す
 ☆セブンが巨額買収を決断したことには大きな意味がある

⛳海外M&Aが日本経済に与えるメリット
 ☆セブンが思い切った海外M&Aに乗り出した理由
 *国内市場が飽和状態で、持続的な成長が見込めないから
 *米国は、今後、数十年人口増加が見込める巨大な成長市場
 ☆縮小が確実視される国内市場に代わって
 *米国市場を攻略するのは企業としては正しい判断だ
 ☆海外で安定的に成長できる企業を買収すること
 *日本経済にとっても大きな効果がある
 ☆日本の自動車産業の実情
 *輸出によって直接、外貨を受け取るのではない
 *現地法人が代金を受け取る
 *本社はそこから利子や配当を受け取っている
 *これが今の所得収支の実態

日本企業の経常収支の赤字転落
 ☆日本の所得収支は減少し、経常収支が赤字転落する可能性高い
 ☆輸出主導型の産業構造を残したまま、経常収支が赤字になる
 ☆こうした状況を回避するために必要なこと
 *日本国内の産業構造を内需主導型に転換する
 *海外M&Aを進め、所得収支を維持するための努力
 *日本経済は今後、衰退が加速する可能性が高い
 *巨額の海外M&Aを実施できるのは、今が最後のチャンスかも

武田の部門買収に日本人は手をあげない
 ☆製薬大手の武田薬品工業も、国際戦略を加速させている
 ☆「アリナミン」や「ベンザ」等の国内大衆薬事業
 *2,500億円で売却する方針を固めた
 ☆武田は国内の製薬会社として
 *グローバル市場で戦えるポテンシャルを持つ企業
 *これまでの海外戦略はかなり中途半端なものだった
 *武田は方針を大きく変え海外戦略を加速している
 *製薬大手シャイアーを約6兆円で買収するなど
 ☆武田は、グローバルなメガファーマを目指す
 *国内のみを対象とした大衆薬事業を維持する理由はない
 *武田が抱えたリスクは極めて大きい
 *セブンと同様、取る価値のあるリスクと考えてよい
 
武田の国内大衆薬事業を買収するのが外資系ファンド
 ☆外資系投資ファンドという点である
 ☆日本では何かと海外の投資家を敵視
 *ハゲタカなどと罵倒する傾向が強い
 ☆こうした売却案件に日本人は手を上げないのか
 *オーナーが外資ファンドになっても
 *アリナミンの国内事業は続くので雇用やビジネスは維持される
 *配当など利益の一部は海外に流出してしまう
 ☆海外M&Aを強化して所得収支を拡大しても
 *海外に売却した分だけ金額は相殺されてしまう
 ☆「海外に日本を売り渡すな」と勇ましく叫んだところで
 *日本人自身がお金を出さないのであれば意味がない
 ☆本当の国益とは何なのか、見つめ直す必要がある
                   (敬称略)
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⛳出典、『現代ビジネス』






セブンと武田薬品のM&A事業
(ネットより画像引用)

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菅政権誕生、財務省チャンス、「復讐」開始す(1)

2020年10月09日 | 政治
🌸安倍政権の官邸官僚敗れたり

 ☆財務省は、今井・長谷川ら経産チームを排除
 *矢野主計局長を先頭に官邸包囲
 ☆政治家、経済人、学者、マスコミ人をまるめ込む
 ☆自分たちの省益を守り抜き、権益を拡大しようとしている
 ☆経産内閣への財務省の大復警である

コロナ対策で経産官僚が失敗
 ☆安倍長期政権の本質は、経産省を中心の「官邸官僚」が牛耳る
 ☆官邸の今井首相補佐官、佐伯首相秘書官、長谷川内閣広報官退任
 ☆官邸関係者が語る
 *菅首相『安倍政権を継承』だが、政権のエンジンが経産省でない
 ☆安倍・経産内閣がつぶれたのは新型コロナ対策の失敗
 *アベノマスクや星野源などのアイデアは、経産官僚グループの案
 *失態を横目で見ていてた当時の菅官房長官と二階自民党幹事長
 *主導権を取り戻した

菅首相、矢野主計局長を高評価し抜擢
 ☆今井氏らは「Go Toトラベル」も電通に仕切らせようとした
 *「丸投げ」「中抜き」批判が高まり、叶わなくなった
 ☆菅首相は梶山弘志経産相を留任させた
 *しかし、経産省が先導した「独自ルール」を見直すべく指令した
 *今井氏ら経産省主導の政治を見直すことを意味する
 ☆「チャンス」とばかりに復権を果たそうとする財務省
 *事務次官に太田主計局長を充てたのは既定路線
 *後釜の主計局長に矢野主税局長が就任
 *本命視されていた可部理財局長は、国税庁長官に就任した
 *菅首相は、矢野氏を評価していた
 *菅政権が、退陣に追い込まれない限り『矢野次官』の誕生だ
                   (敬称略)
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⛳出典、『THEMIS10月』

菅政権誕生、財務省チャンス、「復讐」開始す(1)
『THEMIS10月』記事より画像引用)


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