
☆これまでに報告されていない新型コロナウイルスの呼吸器感染症
☆症状は、発熱、せきなどの呼吸器症状が報告されてる
☆感染経路
*飛沫感染(患者と濃厚に接触することによる感染)
*接触感染(ウイルスに汚染された環境にふれることによる感染)
*ヒトからヒトへの感染は認められている
☆潜伏期間は、最大14日程度と考えられている
☆コロナウイルスは、「飛沫感染」&「接触感染」での感染と考えらる
☆個人対策の感染予防方法での留意点は、インフルエンザ予防と同様と思われる


☆日常的な感染症で「空気感染」するのは、結核、麻疹、水痘の3つだけ
☆咳等で、口から飛び出たウイルスの病原体が、空中にフワフワと長く浮遊する
*インフルエンザは「空気感染」の感染症ではない
*同じ電車の車両にいるだけで、インフルに感染しない
☆インフル感染では、距離がポイント
*インフルエンザは「飛沫(ひまつ)感染」でうつる
*「空気感染」と比べて大きくて、水分を含んだ重い粒
*口から飛び出しても、水分含み重くて通常は1~2m以内で地上に落ちる
*くしゃみや咳をする人がいたら、少し離れるだけでも感染の機会を減らせる

☆インフルを発症している人が、自分の口や鼻に触れると、その手にウイルスがつく
☆ウイルスのついた手で、ドアノブ・手すりなどの様々な場所に触れると、環境が汚染される
☆その場所に触れた別の人が、手で口や鼻に触れる、感染は人から人へ広がる
*「感染した人の口や鼻→手→環境→他の人の手→口や鼻」
*「手洗い」は大切な予防策のひとつ、インフル予防の「一丁目一番地」

☆マスクは、感染を防ぐために、ある程度の効果はある
*小さなウイルスを完全にブロックするわけではない
☆予防のために着けるマスクより、感染した人が着けるマスクが効果的
*咳をする人がつけていれば、飛沫はマスクでブロックされやすい

☆「うがい」の効果は限定的です
☆鼻や口の粘膜についたウイルスは、ごく短時間で感染してしまいます

☆ワクチンを打っても、インフルにかかることはあります
☆「打ったから、かからない」その効果を過信しすぎないこと

☆手洗いの有効性は明らかですが、水道があるところも限られる
*日常生活の中で、それほど頻回に繰り返すことはできない
☆優先すべき手洗いのタイミングも考えるのも必要
*環境に頻回に触れる場合、マスクを取る時などが効果的
☆口や手に触れる指先、手のひらを中心に洗う
*市販されているアルコール製の手指衛生剤も有効


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コロナウイルス~原因から考える予防法~
(「都立駒込病院スタッフコラム」記事、ネットより画像引用)