これが、わが家に届いた今月の電気使用量のお知らせ。
去年の同じ月の使用料が408kwhで、今月が175kwhとなり、200kwh以上の節電となっています。
節電といっても発電している電力からお昼の間は全部自家消費に回っている部分があるため、その分少なくなっています。
そしてこちらが売電部分のお知らせです。
売電単価が42円と言う事もあり、かなりの金額になりました。
売電した電気量は451kwhで中国電力の購入金額が18,942円です。
先々月の途中から設置されたので、まるまる一ヶ月の収支はこれがはじめて。
確かに、この売電価格にはみなさんの電気料金にその費用が上乗せされているんだと言う事ですが、中国電力が自社でこの施設を設置して、それをメンテナンスしていたら結局それぐらいの費用が掛かるはずなので、みなさんに転嫁するこのシステムもおかしいなとは思うのですが・・・
お金があるところだけにそういう有利な条件で設置されてはたまらないという人もいるかもしれません。
でも、それほど大変な事ではありませんでした。
実際このシステムがなければ電気料金を1万5千円以上払っている計算になります。
ちょっと電気の使いすぎなので、これまでランプはLEDに変え、今回冷蔵庫も省エネのタイプにしました。
電気代の支出は自家使用の部分があるため月間1/3にまで少なくなりました。
そして売電で今月は18,942円となりました。
ソーラ発電の設置と機器代金は全部ローンで組みました。
10年間毎月15,247円の支払いです。売電だけでローンは今月は払えて使用電力の減でさらにプラスになります。
お金無くても十分に可能な設備です。
ただ、これには屋根が完全な南向きであるというわが家の好立地の条件と、近隣に大きなビルが建たない住宅地であるという条件が合っているからだとは思います。
実際そういう条件を設置会社がコンピュータに入力して地域の日照条件などを含めた事前のシミュレーションで判断をしました。(※この会社のシミュレーションと差が出た時はその保証も付いています)
しかし、条件が合い、そういう立地の家がみんなで太陽光発電にすれば街全体が発電所になり、安全でクリーンなエネルギーが供給が出来るのではないかなと思っています。
ただ、みなさんの電気料金にその費用を乗せている今の制度は自分としても手放しで喜べない部分ですけどね。
自然エネルギーは不安定で頼れないというご意見がありますが、電力のピークは夏の暑い日。しかも、年間数日です。
それは太陽ががんがん照っている時間帯です。その時この太陽光発電は十分機能する施設だと私は考えます。
梅雨時期や曇りの多い時、冬の日照時間の少ない時を全部平均して、ローンが無理なく払えるこのシステムはすごくいい考え方だと思うのですが(確かに先程書きました立地条件など向き不向きがあるのですが)どうでしょうか?
田中優さんの講演会で、売電では完全なエネルギーからの自立ではないと聞き、すでに始めた後なので考えてしまいました。でも、ある時点で本当にこの電力を蓄積する装置を付けて、自然エネルギーだけで自立することが最終目的になりました。
5月で年齢的にもうローンが組めなくなったので、生活設計をじっくり考える事と、自然エネルギーとの向き合い方もしっかり考えていきたいと思いました。
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