toast日記

朝食べるパンはおいしいものに限る。それを楽しみに毎朝頑張って起きるのですから。

9月の通勤読書 海辺のカフカ

2009-10-30 22:43:41 | ○月の通勤読書
村上春樹さん、最新作「1Q84」は読まずに
旧作「海辺のカフカ」を読んでみました。

結構描写がきついですね。
昔読んだ他の作品の印象があまりないのだけど
こんな思春期の悩みっぽいことをひっぱる作家だったかなぁと、
読みづらいのをこらえて上巻を読み終える。

が、下巻で引き込まれる。
どこまでが妄想で、どこからが真実か
読めば読むほどわからないようになっているのがすごいですね。

「メタファー」の意味を思い出せず、
読んでたら文脈からわかるかと思い放置するも、
いつまでたってもわからなかったので途中で検索。

「隠喩」間接的な例え、だそうです。
と言われても自分ではいまいち使い方がわからない。
ぼんやり受け止めることにする。

◆今回の本(★3つで最高点)
「海辺のカフカ」村上春樹著
・所要時間 通勤と休日あわせて3週間
・思春期の葛藤 ★★★