２月の通勤読書 絵描きの植田さん

絵描きの植田さん　いしいしんじ著

山での暮らし。
とてもきれいな風景が見えます。
ひんやりとした雪山の静かな風景です。

実在する植田さんという絵描きが
挿絵と装丁画を描いていて、
とてもいいです。

しかも個展が3月に表参道で！
知ったタイミング最高だな。

そもそもいしいしんじさんの本を読んだきっかけは数年前のku:nelの記事で。
そこからこの絵描きさんにたどり着き、
好きなものが長いスパンですが数珠繋ぎに増えていくのは嬉しい。


植田真さんのサイト silentphase.com
http://www.silentphase.com/index.html

★今回の本
『絵描きの植田さん』いしいしんじ
所要時間　　通勤５往復
静かな暮らし　★★★

夜鍋のできごと

明日のパーティー用の腕輪を
夜鍋して作ってたのですが

最後の最後で
最近毎日着てるほどのお気に入りの洋服に
瞬間接着剤アロンアルファがついた！

なんで古ぼけたフリースの上下を通り越して
よりによってそこに着地するのでしょう。

この世には神も仏もないのかっ。

しずく型に白く固まった痕跡を見て
やっぱり手芸用ボンドを買うべきか、
そしてそれならこの事態を回避できたのか。しばし考える。

2月の通勤読書 チームバチスタの栄光

「チームバチスタの栄光」　海堂尊　作

お医者さんの話です。
バチスタ・・うん、語呂がいい。
難しい手術を格好いい先生がチーム組んでやるのです。

作者は現役のお医者さんというだけあって会話が難しいです。
上司や同僚（ともに医者）に対して牽制球を投げたり穴に落とそうとしたりして
結果、自爆したり穴にはまったりしているらしいのですが（一応そう書いてある）
傍目にはいつ牽制球を投げたのかわからなかったり。

裏の裏の裏の裏くらいをかいて会話するデスノートを思い出しました。
でも結論はなんとなくわかったし、テンポはちょうど良かったよ。


◆今回の本　・・星は３つで最高点
「チームバチスタの栄光　上・下」　海堂尊
所要時間　通勤１０往復＋カフェ１時間
メス！　　★★★

オーガニックコットン編み物

先日の編みもの作品。
オーガニックコットンのペットボトルカバー。

環境系でオーガニックコットンを普及する活動があることは知っていたけど
実際に使ってみたのは初めてです。

コットンの収穫の際、通常は薬剤（枯葉剤）を使用し、
コットンの葉を全部枯らしてから収穫するそうです。効率性アップして大量収穫。
でもオーガニックコットンは、そうした薬剤の土壌や作業者への影響を考えて
葉がついたままの状態で収穫。
これはよくあるオーガニックコットンの説明で
世の中にはいろんな立場があるから、これが全てではないとは思うけど。

オーガニックコットンは地味なベージュ系がほとんどなので
色キチガイな私には少し物足りない。
きっとビーズとかリボンとかいっぱいつけたほうが可愛い。

編み図は「クロッシェスタイル」という岩切恵実さんの本に載ってます。
この本いけてるよ。

２月の通勤読書 対岸の彼女

『対岸の彼女』角田光代著

前に似たような名前のドラマがあったような。と自分の中でごっちゃになってましたが違ったようです。

ヒトは高校生の時は同じ制服着ていても
それからいろんな岐路でどんどんみんな分岐してって
気づいたら対岸にいるという。
そして対岸は遠い。

高校の時になぜか一度だけザ・イエローモンキーのライブに誘って行った
コギャルのミキちゃんを思い出した。
あのころから、目立つ子、恋愛一直線の子、グループで行動する子、
やっぱりいろんなジャンルに分かれてた。
解説すると私はコギャルではなかった。

でもあの一瞬だけ２人の人生が交差したんだなと。


エメラルドと青の縞の表紙が素敵。アクリルかな。

・対岸の彼女　角田光代著
所要時間　通勤５往復
制服度　　★★★


今回から★は３つで最高点にしてみました。

手芸の日

みんなで手芸する集まりに参加しました。
みなさま、とても知識が豊富です。
ニードルポイント、糸紡ぎ、編み物、縫いぐるみ。

私はかぎ編みでペットボトルカバーをつくりました。
何にでもカバーをつけると、生活を大切にしてる感じになるなぁと。
今度外出のとき使ってみよう。

底冷えのする暖かい部屋

家にそろそろ十年来の友達が来て参鶏湯を作る。
楽しくってご飯もお酒もおいしく食べる。
そして帰ってく。

翌日は雪が降って、これまであった楽しいことたくさん思い出した。