toast日記

朝食べるパンはおいしいものに限る。それを楽しみに毎朝頑張って起きるのですから。

通勤読書 8月その2

2004-08-31 22:22:51 | ○月の通勤読書
今回の本は、川上弘美の「センセイの鞄」

奥さんに出て行かれたお年寄りの「センセイ」と37歳で彼氏ナシ「ツキコさん」のおつきあいの話。

おつきあいといっても、最初は大人同士ある程度の距離を保った関係です。
途中からその関係が、ちょっとずつ崩れてやらしくなっていくのだね。
念のため言っておくと、やらしいといっても露骨なやらしさじゃないです。
センセイは結構上品な元国語教師なので、語り口調が硬派で、その禁欲的な感じがなんだか含みになってやらしさを醸しだす感じ。

全体的には物静かな内容です。他の読者の感想も聞いてみたいところです。


★今回の本(5段階評価)
センセイの鞄 川上弘美著(平凡社)

所要時間  通勤5往復
読みやすさ 5
やらしさ  4

寝ることのないセミナー

2004-08-24 21:32:51 | 今日のできごと
外部の環境関連のセミナーのタダ券が当たったのではりきって行ってきた。
午後1時~6時30分までの長丁場。大体会議とか寝てしまう人だからすごく心配だったけどポケットにフリスクを忍ばせて臨んだ。

ふたを開けてみたら、かなり面白いセミナーで、全く寝なかった。
私だけではなく、今回は誰一人として寝ていなかった。これは環境系では珍しいことかも。
いいセミナーって寝ないどころか、「ああ、環境のシゴトってまだ試行錯誤し甲斐があるのね、私もあれしなきゃ、これもしなきゃっ」てどんどん自分がすべき仕事のビジョンが見えてくるもので。

だいたい大学の教授とかおえらい人の話って、総話的で聞いてても実際にどうしろっちゅーの、とかそんなこと知ってるとか思って寝ちゃうんだけど、やはり実務をしている人の考え方とか苦労話ってのは私も身に覚えのあることだったりして打開策を考える参考になるし、同じことをやっている人が他の会社にもいるんだって心強くなったりもする。

環境関連の話は、「環境保護=いいこと」みたいに決め付けてそれだけの視点で話をする人よりは、企業としてどこにメリットがあってどこまでできるか、という経済的視点とか、わりきり(悪く言えば切り捨て)まで視野にいれている人のほうが、信憑性ある気がする。

どんなにきれいごと言ったって、結局はそういうものだから。それでも代案なり話術なりでどうにか切り崩していけるスキルというのが大事なのだと思う。

岡本太郎痛快語録

2004-08-18 21:08:23 | ○月の通勤読書
岡本太郎さんはすごいよ。

浦沢直樹の「20世紀少年」(太陽の塔もどきが頻出)とほぼ日刊イトイ新聞(Tシャツ作ってる)でちょっと気になっていた矢先、行きつけの図書館で本をみつけた。

読んで「そうだよなー」って思ったのは、アートは誰しもができることで、それができないってのは人間でないってことだ(あ、ちょっとニュアンス違うかも)とか、あと、教育ってのは一緒くたに考えられてるけど教えることと育てることは違うんだとか、

太陽の塔を指して「みろよ、このだんごっぱな」とか言ったりしておかしな人ですが、
人間が人間らしく生きていくことを大事にしてて、私たちが普段あたりまえに感覚がズレてしまっている部分をガツンと否定します。ほんとーにいろんな分野についていろんなことを断定的に言うのだけど、そのパワーが凄いし、視野も広くて言うこと鋭いと思いました。
岡本太郎美術館と記念館、行ってみたい。


★今回の本(5段階評価)
「芸術は爆発だ! 岡本太郎痛快語録」岡本敏子編著

所要時間  通勤3往復
読みやすさ 4
太郎さん度 5


ソノタ始めます

2004-08-16 20:38:02 | ○月の通勤読書
やはりシゴトだけで書いてたら辛くなってきちゃったのでソノタも書くことにしました。

とりあえず通勤中に読む本についてから始めます。ま、シゴトがらみの本も時にはあるかもしれないし、
あながち関係ないとはいえないわよね。

今読んでる本は、岡本敏子「芸術は爆発だ!岡本太郎痛快語録」

環境報告書が完成したよ

2004-08-13 22:08:03 | 今日のできごと
環境報告書が完成しました。
最後の最後にデザインも落ち着き、私的にはやや満足。
気が向いたらこのブログでもちょい見せしたいと思います。

今後はできた報告書を活用してわが社の環境情報の知名度をアップさせる方法を考えなければなりません。
あと社内外から感想をもらう方法も。

とりあえず同じフロアの人に感想をきいてみているのですが、
専門用語が多くて一般人には難しい、とか文字が小さくて読みづらい、とか
どこでもよく聞くダメだしが出ています・・・ふー。
担当者としては「そんなこと言ったてさー」と思う反面、文系の頭をもつ人間としては「わからないでもない。」と思ったりして。
実際私も他社のを読んでて途中で飽きて眠気と戦うことはよくあるしね。

まだ数名しか聞いていないので、もう少し粘り強く聞いてみることにします。

皆様からのお土産

2004-08-12 00:04:38 | 今日のできごと
職場にカフェコーナーがあって、よくコーヒーを淹れるのですが
マレーシアへ旅行に行った方がお土産にコーヒー豆を買ってきてくださいました。
苦めの豆でなかなかいい感じ。
でも「PACK IN SINGAPORE」らしい。
ハワイ行って「MADE IN CHINA」のお土産買ってきちゃう人とかはよく見ますよね。

茨城に行った友達が偕楽園のお土産を買ってきてくれたのですが
これが梅風味のカスタードの入った饅頭。
梅とカスタードの香、二つの風味がどちらも主張しあっていつまでたっても混じらなかった。
まーおいしいんだけど梅ジャム入れといたほうがいいのではないかな。

私は尾瀬いったときにアラジンという変わった形のカボチャをお土産に買った。
生で食べても天ぷらにしても炒めてもいいと言われて、とりあえず生でマヨネーズとか醤油とかつけて食べた。
雰囲気的には水ナスみたいな感じで、ジューシーで特に癖はない。
ガラスの器に盛り付けたら見た目も夏っぽくて、結構おいしかったです。
一度おためしあれ。

打ち水大作戦

2004-08-10 21:44:45 | 今日のできごと
最近はみんな休みをとって会社に来ている人はあんまりいないですね。
おかげで電車はすいてるし、上司はいないし、お気楽に出社するにはいい時期です。
そんな中、打ち水大作戦というちょっと風流なイベントがあります。

江戸時代の庶民文化である打ち水を、地球温暖化防止のためにおこなうこのプロジェクト。
昨年度は全国の会社、家の前、商店街などで賛同者たちが各自打ち水を行い、実際に気温が1℃下がったそうです。

今年の目標は2℃下げることらしい。
浴衣を着る口実に、地球温暖化防止のアピールに、そしてなんと言っても街に涼しさをとりもどすために、たらいとひしゃくを持った人々が立ち上がるわけです。
夏のアスファルトは本当に地獄ですものね。

こないだ急に思い出したのですが、うちの会社の入っているビルに銭湯があるので、
ここと交渉すれば残り湯がもらえるかもしれませんね。
会社として参加するには今からじゃ広報の時間がなさすぎるので、せめて部として参加・・・んーどうしよう・・・
まー会社でできなかったら土日に個人でぱしゃぱしゃします。(1人だと盛り上がりに欠けてちょっとさみしい気もするが)


◆決行日は、来週8月18日(水)から8月25日(水)の一週間。

参加者がいっせいに打ち水するのは下記水の日の正午。
8月18日(水)正午:開幕打ち水 ※晴れなければ翌日に順延
8月25日(水)正午:閉幕打ち水 ※晴れなければ中止

打ち水大作戦ホームページ
http://www.uchimizu.jp/

尾瀬と東京電力

2004-08-03 21:00:51 | 今日のできごと
夏休みの季節ですねー
私も仕事が一段落したのをいいことに、休みをちょぼちょぼとって遊んでいます。
で、先週末行ってきたのが尾瀬。

尾瀬といえば東京電力ですよね。尾瀬全体の7割を所有していて、一時期は荒廃して荒れ地と化した尾瀬の湿原を回復させ、木道の設置、環境負荷の小さいトイレの設置などなど、自然とハイカーが共生するための考えうる全ての配慮をを社会貢献活動として行っているわけです。すごい!

尾瀬ヶ原の木道には東京電力のマークが焼印されていましたし、東京電力のワッペンをつけた現地ガイドがちらほらいましたよ。ここまでくるとすっかりクリーンなイメージのとりこ。

どこかで耳にしたのですが、企業が利益を追求するのは会社を存続させるための方法にすぎず、最終目的ではない。という言葉を思い出しました。
こういった自然保護などの社会貢献活動など、より多くの人を幸せにすることが企業の本来の最終目的なんだということでしたが。まさにその通り!尾瀬を回復してくれてありがとう東電!

でも今年のニッコウキスゲは霜にやられてほぼ壊滅状態。とほほ

ちなみに私は東京電力の関係者ではありませんヨ。


★「尾瀬と東京電力」の詳細
http://www.tepco.co.jp/env/land-right/oze/index-j.html